平成から令和へ(天皇の退位・即位)関連する言葉の読み方

2019年5月9日

2019年4月30日 5月9日追加 5月15日追加

平成から令和へ(天皇の退位・即位)

各報道から読み方を拾いました。
報道機関により記載方法が違います。

<特例退位>
天皇の退位等に関する皇室典範特例法
(てんのうのたいいとうにかんするこうしつてんぱんとくれいほう、平成29年法律第63号)
※通称
天皇退位特例法(てんのうたいいとくれいほう)
譲位特例法(じょういとくれいほう)
退位特例法(たいいとくれいほう)

光格天皇(こうかくてんのう)以来202年
今上天皇(きんじょうてんのう)
終身在位(しゅうしんざいい)
生涯天皇(しょうがいてんのう)
象徴天皇制 (しょうちょうてんのうせい)

三種の神器(さんしゅのじんぎ)
剣(つるぎ)、勾玉(まがたま)
*八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)

公務に使う印章の御璽(ぎょじ)
国の印である国璽(こくじ)
国璽と御璽が「案(あん)」と呼ばれる台の上に置かれます

正殿(せいでん)
皇祖神(こうそしん)
皇室の祖神(そしん)天照大神(あまてらすおおみかみ)
宮中三殿. 賢所 (かしこどころ) 皇霊殿 (こうれいでん) 神殿 (しんでん)
退位礼当日賢所大前(たいいれいとうじつ・かしこどころおおまえ)の儀
御告文(おつげぶみ)
黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)
皇霊殿(こうれいでん)

退位礼(たいいれい)
退位礼正殿(たいいれい・せいでん)の儀
宮殿松の間(きゅうでんまつのま)
宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)
御所(ごしょ)
上皇(じょうこう)
上皇后(じょうこうごう)

皇位継承(こういけいしょう)
剣璽(けんじ)等承継の儀
三種の神器は鏡、剣、璽のうちの剣と璽(じ=まがたま)
即位後朝見の儀(そくいごちょうけんのぎ)

侍従長に小田野展丈(おだの のぶたけ)東宮大夫 *NHKでは「とうぐうだいぶ」
上皇侍従長に河相周夫(かわい ちかお)侍従長
皇嗣(こうし)職加地隆治(かち たかはる)宮務主管が新設ポストの皇嗣職大夫

仙洞御所(せんとうごしょ)
御所は天皇、皇后両陛下が上皇、上皇后としてお住まいの間、吹上仙洞(ふきあげせんとう)御所
敬宮(としのみや)愛子さま

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<皇位継承の儀式>

剣璽等承継(けんじとう しょうけい)の儀
即位後朝見(そくいご ちょうけん)の儀
大勲位菊花章頸飾(だいくんい きっかしょうけいしょく)
天皇陛下に付き従う皇族「供奉(ぐぶ)」皇嗣(こうし)となる秋篠宮さまと、常陸宮(ひたちのみや)さま
即位礼正殿(そくいれい せいでん)の儀
重要祭祀(じゅうようさいし)
高御座(たかみくら)
祝賀御列(しゅくが おんれつ)の儀
饗宴(きょうえん)の儀
大嘗祭(だいじょうさい)
大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀
立皇嗣(りっこうし)の礼
期日奉告(きじつほうこく)の儀
有職(ゆうそく)文化研究所
皇后さま大垂髪(おすべらかし)
伝統的装束 大垂髪(おすべらかし)御五衣(おんいつつぎぬ)御小袿(おんこうちぎ)御長袴(おんながばかま)
萌黄色(もえぎいろ)唐衣(からぎぬ)裳(も)三重襷(みえだすき)
勅使発遣(ちょくしはっけん)の儀
斎田点定(さいでんてんてい)の儀
斎舎(さいしゃ)
掌典職(しょうてんしょく)
和琴(わごん)
上溝桜(うわみずざくら)
鼈甲職人(べっこうしょくにん)森田 孝雄(もりた たかお)
亀卜(きぼく)
火鑽具(ひきりぐ)
火炉(かろ)
波波迦木(ははかぎ)
米を収穫する「悠紀(ゆき)」地方と「主基(すき)」地方
御告文(おつげぶみ)を日本古来の大和言葉(やまとことば)
御祭文(ごさいもん)

4月1日 新元号「令和」の発表を大宰府で聞く

2019年4月9日
4月1日に新元号「令和」が発表されました。
そのニュースを私は太宰府天満宮で聞きました。静岡に住みながら太宰府で聞いたのは不思議な気がします。旅行中で少し遅くなりましたが、新元号に関する言葉を記載しておきます。末尾に2日に坂本八幡宮へ行った写真も入れてあります。

<参考にした資料は西日本新聞(にしにっぽんしんぶん)ほか報道より>

新元号 令和(れいわ) 大化(645年)から数えて248番目 音訳の部屋「元号の読み方」→こちら
発表者 菅 義偉(すが よしひで)官房長官
出典
日本最古の歌集「万葉集」の「梅花の歌三十二首の序文」

レファレンス協同データベース
高崎市立中央図書館が2019年04月02日登録で
新元号“令和”の出典となったのは、『万葉集 巻第五』に収録されている“梅花歌卅二首并序(ばいかのうたさんじゅうにしゅあわせてじょ)”の序文の中の“初春令月 気淑風和”です。→こちら

NHKのぺーじより「令和」官房長官会見の中でルビ
新元号の典拠について申し上げます。「令和」は、万葉集の梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文にある、「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑く(きよく)風和ぎ(かぜやわらぎ)、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」から引用したものであります。→こちら

東京新聞
「万葉集」巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首并(うたさんじゅうにしゅあわ)せて序(じょ)→こちら
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万葉集にある歌の序文
<引用文>
初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
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<書き下し文>
「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやわら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」
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<現代語訳>
天平2年の正月の13日、師老(大伴旅人・おおとものたびと)の邸宅(太宰府)に集まって宴会を行った。折しも、初春の佳(よ)き月で、空気は清く澄みわたり、風はやわらかくそよいでいる。梅は佳人の鏡前の白粉(おしろい)のように咲いているし、蘭は貴人の飾り袋の香にように匂っている。「新版 万葉集 一 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 」

宴会 「梅花の宴」(ばいかのえん)西日本新聞4月2日朝刊 「梅花の宴」(うめのはなのうたげ、ばいかのうたげ)Wikipedia
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歌が詠まれたとの説がある大宰府政庁跡(だざいふせいちょうあと)周辺の坂本八幡神社(さかもとはちまんじんじゃ)や大宰府展示館 坂本八幡神社は坂本八幡宮とも
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大宰帥(だざいのそち)古代大宰府長官大伴旅人
山上憶良(やまのうえのおくら)
国際日本文化研究センター名誉教授の中西 進(なかにし すすむ)氏のコメント・・万葉集は「令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点
坂本八幡宮宮司の御田 良知(みた よしとも)さん(59)
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「令和」のアクセント

報道によると取材陣が内閣府に確認したところ次のような回答が得られました。
「『元号法』および『元号の読み方に関する告示』にもとづいて定めているのは、あくまでも漢字とその読み仮名だけであり、アクセント(イントネーション)についての決まりはありません。
ですので、自由に発音していただいて構いません」(引用:J-CAST NEWSより)

菅義偉官房長官は発表時、「れ」にアクセントを置く「頭高型(あたまだかがた)」で発音。
引き続き会見を開いた安倍晋三首相も同様だった。

NHKは1日、アナウンサーが令和を読み上げる際には頭高型の発音に統一することを暫定的に決定。
ラジオ局の文化放送(東京)も「特別にルールづけはしていないが、新元号発表時の菅官房長官の発音に合わせてアナウンスしている」(広報担当者)という。

一方、TBSテレビ(東京)は「平和」などと同様にアクセントのない「平板型(へいばんがた)」の発音を採用。すでに系列局にも通達した。

朝日放送テレビ(大阪市)は「方針は決めておらず、新元号が世の中に広がっていく中で決めていきたい」(広報担当者)と説明。ただ、一人のアナウンサーが出演時に複数の発音をすることがないよう配慮するという。

どう発音するのが正しいのか。内閣府の担当者は「新元号に関する内閣告示は、あくまでも漢字と読みを定めたもの。発音に正解はなく、個人の自由と考えている」とする。

日本語のアクセントに詳しい神戸大の田中 真一(たなか しんいち)教授によると、一般的に、日本語の発音は長音や撥音(はつおん)などの単語の持つリズムと文字の組み合わせに起因する傾向にある。
例えば、「明治」「神戸」のように令和と同じリズムの単語の場合は多くが頭高型アクセントになる。
一方で「和」で終わる2字の漢語の場合は、「平和」や「飽和」などのように平板型になることが多い。 田中教授は「そのため令和は、どちらの発音でも違和感がない」と指摘する。
ただ、アクセントのある単語は声帯に負荷がかかりやすいため、普遍的に使われるようになると、従来は「か」にアクセントがあった「世界史」などのようにアクセントが取れていくケースが多いという。
田中教授は「令和もなじむにつれ、時代とともに平板型の読み方が定着していくのではないか」とみている。
以上報道より引用
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残りの候補
「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の5案は未採用
京都産業大の久禮 旦雄(くれ あさお)准教授(日本法制史)によると「令和」「英弘」「広至」は日本の古典(国書)から採ったもので、いずれも過去の元号で使われていない「令」「英」「広」の文字を含む。

4月2日旅行中に撮影
坂本八幡宮

大宰府政庁跡

大宰府展示館

周辺の満開の桜

新元号発表の日に太宰府天満宮で九州国立博物館の庭の「雲海桜」(うんかいざくら)を見て、翌日坂本八幡宮で満開のソメイヨシノに出会い幸せでした。

インフルエンザ、そして花粉症

2019年2月27日

2019年2月27日
皆様お元気ですか。もうすぐ春です。最近はグーグル等で調べると専門のサイトで読みがすぐに出てくるので、私の役目は少なくなりました。時間と共に消え、後で書籍等に必要になる言葉があった時には付け足していきたいと思います。

今年はインフルエンザが流行しました。患者数は過去最高とのこと。我が家でもインフルエンザに家族が次々に罹患しました。皆、予防注射を受けていましたが。すぐに怪しいと思って診察に行き薬をもらい、私は比較的軽く済みました。

家族の中で最後にひいた者が、大丈夫と検査に行かなかったので初動が遅く重症。微熱が続き体中が痛くなかなか治りませんでした。
雨が降り河津桜が咲いて静岡県もやっとインフルエンザは落ち着いてきました。

静岡県では現在、河津桜が県内いたるところで満開です。
2月20日撮影 安倍川右岸土手添いに咲く美和桜(河津桜)

河津桜が咲くころから、杉の花粉が飛散。マスクで防御する人々、歩いているとクシャミが聞こえてきます。
音訳者にとっては花粉症は大敵ですね。杉以外にも花粉症になる木々は多いので、どうぞお気を付けください。

明けましておめでとうございます。

2019年1月2日

2019年1月元旦
明けましておめでとうございます。
平成最後のお正月です。
災害の少ない、平和な年であるようにと祈ります。

音訳者の皆様、身体に気を付けて活動してください。
音訳の部屋はゆっくり更新していきます。

毎年元旦は日本平ホテルでお茶を飲みながら富士山を眺めます。今年も快晴。

昨年完成した日本平夢テラス。富士山からアルプスの山々、駿河湾と四方が見渡せます。
逆光ですが・・・

静岡県護国神社へお参りに出かけました。平成29年結成の「和乃音 結(わのおと ゆい)」の演奏があり、お正月らしく楽しみました。→こちら

「豚コレラ」の読み方

2018年12月16日

2018年12月16日
NHK朝のニュースで「豚コレラ」を(トンコレラ)と読んでいました。朝日新聞9月14日の記事でも豚(とん)コレラウイルスとフリガナがありました。
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(通称:農研機構)のページにも(た行)のページにあります。

朝日新聞のキーワード解説では「ウイルスによる豚やイノシシ特有の伝染病。感染力が強く、発熱や下痢などの症状が出て致死率が高い。人には感染しない。内閣府の食品安全委員会は、仮に感染した豚やイノシシの肉などを食べても人体への影響はないとしている・・・」

コトバンクは朝日新聞社が辞書の内容を集めています。
豚コレラについては
一番初めに出てくる辞書を見ると
ブリタニカ国際大百科事典 (ぶたコレラ)
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コトバンクでも以下に出てくる辞書はすべて(トンコレラ)とフリガナがあります。
百科事典マイペディア (ブタコレラ)とも
世界大百科事典 第2版 (ブタコレラ)ともいう
大辞林 第三版
日本大百科全書(ニッポニカ)
精選版 日本国語大辞典
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※ネットで読み方を探すときにはいちばん最初に出てきた読み方だけを見るのではなく、いくつかの辞書等をみて音訳者が適当と思う読み方を捜してください。

主なる書籍の辞書では下記のようになっています。
日本国語大辞典 (とんコレラ)
広辞苑 (とんコレラ)

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