音ボラネット通信 第13号
全国音訳ボランティアネットワーク会報「音ボラネット通信 第13号」が届きました。
今回は第3回総会の報告が主な内容。
第1~第3分科会の報告の冊子も同封されており、大変な労力だったことでしょう。
総会については以前のブログに書きました。→こちら
紙面は
会報20ページ
第1分科会10ページ
第2分科会10ページ
第3分科会16ページ
今回の総会は「広がりをみせる音訳」でした。
IT技術の進歩により合成音声の性能も良くなり、視覚障がい者の情報源も多くなりました。
これから先、時代の半歩先をみながら活動していきたいと言う会長の言葉は活動のあり方を考える上で大切なことと思います。
音ボラネットはいろいろな団体の集まりでフットワークも軽いと思いますので、出来る団体や個人が困っている人たちの手助けをする。音ボラネットがその入り口になるのは頼もしいですね。
そのネットワーク作りが音ボラネットの目指すところだったのだと改めて感じます。
私は第2分科会のマルチメディアDAISYで「みる・読む・きく」に参加しました。
学習障害の子どもが音声の入った教科書を使うことによって学習についていける・・・ということです。
すでに協力している音訳グループもあります。
音訳がどこまで枠を広げるかいろいろな意見があることと思います。
機器の進歩が早く、障碍もいろいろなので試行錯誤で活動していくしかない ・・・が本当のところと思います。
今日、テレビのアナログ放送が終わりになります。12時に消えてしまうのを見つめています。
視覚障がい者にはデジタル放送はラジオで音声が聞けなくなるという不便さがあるとのこと。
そういうことも声を上げればいずれは解決していくのでしょう。
同じようにテープで読書していた利用者で、まだデジタル機器についていけない人が いることでしょう。
機器の扱いを教えるのは音訳者でなくていいので、定年になった人たちが社会参加して下さるといいですね。
今回の会報は紙面が新しくなり、図や記号が使われていて総会の報告がとても分かりやすく感じました。
スタッフの皆様、日々の努力ありがとうございます。
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