「朝三暮四(ちょうさんぼし)」と「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」
2010年1月22日
衆院予算委員会の質問:「朝三暮四」「朝令暮改」の四字熟語が話題になっています。
日本国語大辞典より
「朝三暮四(ちょうさんぼし)」
中国の狙公(そこう)が手飼いの猿に芧(とち)の実を与えるのに朝三つ暮れに四つとしたところ、少ないと猿が怒ったので、朝四つ暮れに三つとしたら喜んだという「荘子ー斉物論」などの故事。
眼前の差別にだけとらわれて、結局は同じであることを知らないこと、詐術をもって人を欺き愚弄すること、当座しのぎに適当にあしらうことの意などに用いられる。
朝四暮三(ちょうしぼさん)も同じ。
「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」
朝に命令を下し、その日の夕方になるとそれを改めること。命令がひんぱんに変わって一定しないこと。
朝改暮変(ちょうかいぼへん) 朝出暮改(ちょうしゅつぼかい) 朝立暮廃(ちょうりつぼはい)も同じ。
難しいですね~~
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