「音訳した選挙公報が欲しい」朝日新聞9/1「声」より
朝日新聞9月1日朝刊の「声」に北海道帯広市の今井房江さん投稿の記事が掲載されていました。
読まれていない方もおられると思いますので掲載します。
以下
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音訳した選挙公報が欲しい
視覚障害者のための点字版「選挙公報」が、前回衆院選の3倍近い約11万2千部印刷され、45都道府県に発送される(27日夕刊)と知り、長年の願いがかなったように思いました。
しかし、全国に数十万人いるといわれる視覚障害者は、中途失明者も多く含まれ、そういう方々に点字の習得は容易なことではなく、点字版のみの選挙公報では、点字を読めない視覚障害者にとっては朗報になりません。
私の知人が目の不自由な読書家で、私は音訳ボランティアをしています。社民党のマニフェストや一部の自治体で音訳の情報が得られるようですが、音による情報が重要な生活手段になっている視覚障害者にとって、選挙公報音訳版の配布は切実な願望です。
社会参加を望む視覚障害者にとって、音の情報こそ、選挙権を行使する上で最重要の手段なのです。点字版「選挙公報」に並行して、視覚障害者の大半の点字を読めない方のためにも、ぜひ音訳版で同様に必要な情報を届けていただきたいのです。それでこそ万全の措置だと思います。
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以上
すでに自治体で選挙のたびに音訳版を出しているところもあるようです。
全国に広がると良いですね。
政党のマニフェストはこのような記事を読んだ各政党が、きっと次の選挙で音訳版を出すことと期待しています。
全国音訳ボランティアの活動などもあり、音訳が広く知れ渡るようになって来ました。
視覚障害者に情報を知る手段として音訳があることを知ってもらうためにもメディアの力は大きいと思います。
朝日新聞を取ってお出ででない方に記事をお知らせしました。
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