年別アーカイブ:2014年

「日本五大桜」と桜開花情報

2014年3月24日

2014年3月24日
毎年、日本気象協会のWEBで桜開花情報が発表されます。→こちら
地元の方と連絡を取りながら的確な情報が出されて便利。
つぼみ、咲き始め、5分咲き、7分咲き、満開、散り始め、葉桜と細かく色分けされて的確な情報が得られますのでお出かけ前にちょっと見て下さい。

静岡新聞3月24日朝刊の記事参考、埼玉県北本市WEB参照→こちら
日本五大桜サミット「後世に残そう」宣言

埼玉県北本市 石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)
福島県田村郡三春町 三春滝桜(みはるたきざくら)
山梨県北杜市 山高神代桜(やまたかじんだいざくら)
静岡県富士宮市 狩宿の下馬ザクラ(かりやどのげばざくら)
岐阜県本巣市 根尾谷淡墨ザクラ(ねおだにうすずみざくら)

以上の5本の桜が「日本五大桜」と呼ばれています。
大正11年(1922年)に国が指定した天然記念物のなかの5本の桜でいずれも樹齢800~2千年程度。
気象協会の桜開花情報を見ながら、ぜひ満開の桜を見たいものです。

2014年ソチパラリンピック 日本選手名の読み方を追加

2014年3月21日

2014年3月21日
春分の日、北日本では雪の予報。そろそろ春が来てほしいですね。
静岡では枝垂れ桜が咲き始め、散歩道にはハクモクレンが咲いています。
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「2014年ソチオリンピック日本代表選手団 読み方辞典」のページに、2014年ソチパラリンピック日本選手名を追加しました。これから出版される本を読む時にお使い下さい。→こちら

山梨青い鳥奉仕団 第2回合同研修会

2014年3月19日

2014年3月19日
3月18日(火)山梨ライトハウス 山梨青い鳥奉仕団第2回合同研修会「インターネットを利用した効率的な下調べの方法」午後1時~4時

2月18日(火)に予定していた合同研修会が大雪のため一カ月延期になりました。
山梨県は私の居住している静岡県とは隣り合わせ。花の時期や山梨県立美術館等には車でよく出かけます。新東名ができてからとても近くなりました。富士山の文化遺産登録も両県で助け合って実現。
お隣の県で列車は乗り換えなしに行けますが、静岡市より富士駅経由身延線で2時間20分近くかかります。ゆっくりの列車の旅もまた楽しい。

山梨ライトハウスは創立60周年とのこと。ライトハウスの支援団体や施設の名称には「青い鳥」がついています。山梨ライトハウスの詳細は→こちら

合同研修会の講座には音訳者・点訳者80名近くが参加。予定より多い参加とのこと。講習後皆様が参加してよかったと言って下さるようにと考えながら始めました。

インターネットはほとんどの方が出来るようになりました。ネットで読み方を探すのはちょっとしたコツがあり、文字の入力の仕方等で調べはずっと楽になります。入力の仕方を一緒に学びました。
また校正の方はネットを利用すると自分の思い込みで直すことを避けられますので、効率よく利用してほしいと思います。確かめにもとても役立ちます。

ボランティアの方々は本当に熱心で、楽しんで音訳・点訳をしておられるようです。
最近は若い方の書籍や漫画等に顔文字が出てくることが多い・・・どう読んだらよいかとのこと。
原本によって取り扱いは違うでしょうし、所属の方針等もあるので扱いについては言えませんが、一緒にGoogleで「顔文字 読み方」と探しますと記号と意味がたくさん出てきます。

いくつかあげておきます。
ジャストシステム 読みで入力できる顔文字 →こちら
みんなの知識 ちょっと便利帳 顔文字・スマイリー →こちら

50音順で記載があります。顔文字から読みを探すのは大変かもしれませんが、暇なときに開けてみると傾向が分かって便利かもしれません。
Wikipediaで「顔文字」「アスキーアート」と入れますと興味深いことが分かります。

山梨ライトハウスの中を案内していただき、辞書などがある室で、今日の企画をして下さった方々に感謝してパチリ!
山梨青い鳥奉仕団講座

音訳ソフトで録音図書 朝日新聞朝刊 2/22

2014年2月22日
朝日新聞朝刊に音訳に関する記事がありましたのでお知らせします。

ーーー以下2月22日朝日新聞朝刊11面 経済より

音訳ソフトで録音図書 文字入力すれば簡単変換 視覚障害者向け、東芝が開発

パソコンで打ち込んだ文字を機械が読み上げる「音声合成」の技術を使い、視覚障害者向けの本(録音図書)作りを助けるソフトを東芝が開発した。昨年末から日本点字図書館(東京都新宿区)で試験導入したところ、本作りの時間と手間が減って、よりたくさんの本が作れると好評だ。

2年後の実用化を目指す。文字を声にかえる「音訳」の精度を高め、出版社や教材作成会社などに売り込みをはかる。

開発したのは「デイジー・リングス」という音訳支援ソフトで、カーナビゲーションの機械音声向けに開発した技術を応用。パソコンを使って文章を書くような操作で編集できる。元の文書データにアクセントやルビをマウスやキーボードで入力し、作業が終わると音声データに変換できる。音声は若者と年配の男女、計4種類を用意した。

日本点字図書館ではこれまで、まず朗読ボランティアが本を読んで録音し、音声を別のボランティアが本と照らし合わせて間違いがあれば上書きして録音図書を作ってきた。同図書館の担当者は「1冊作るのに数カ月かかったところを、2週間に短縮できるようになった」と話す。

ーーー以上2月22日朝日新聞朝刊11面 経済より

朝日新聞デジタル→こちら

「異字同訓」使い分け手引 42年ぶり見直し

2014年2月22日
文化庁の文化審議会は21日、訓読みが同じ漢字、「異字同訓」の使い分けの事例を示す手引を42年ぶりに見直し、それぞれの漢字が持つ意味など詳しい説明を新たに加えました。

文化庁の文化審議会国語分科会が示した新たな手引では、それぞれの漢字が持つ意味や使い分けの考え方などが詳しく説明されているのが特徴。

ーー例としてーー以下NHK NEWSweb参照
新たな手引では、それぞれの漢字が持つ意味や使い分けの考え方などが詳しく説明
<とぶ>
「飛ぶ」スキージャンプのような空中を移動している状態を言う場合
「跳ぶ」フィギュアスケートのジャンプのように地面を蹴って高く上がる場合
<すすめる>
「進める」物事を前や先に動かす場合
「勧める」読書などの行為を働きかける場合
「薦める」特定の人や物を推薦する場合
<雪がとける>
「溶ける」液状になるという意味で使うことが多い
「解ける」冬の間中、降り積もっていた雪がとける場合は、固まっていたものが緩むと考えて「解ける」を使うこともできる。このため「雪どけ」は「雪解け」となる。

時代とともに変化した使い方も反映
<花火があがる>
42年前の手引きでは「揚がる」とされていましたが、「上がる」が多く使われるようになっているとして、新たな手引には両方記載
花火が空高く移動していく様子を言う場合は「上がる」を、空中で浮かんでいる花火のことを言う場合は「揚がる」を使うことが多い。
ーー
新たな手引について文化庁は「1つの参考として示すもので違う使い方を否定するものではない」と話しています。
手引は文化庁のホームページにて全部で133項目の訓を紹介。
詳しくは文化庁が21日に発表した『「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)』をご覧ください。

「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)
→こちら(PDF)

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