原発事故収束に向けた工程表「ステップ2」の読み方
2011年10月20日
原発事故収束に向けた工程表の段階「ステップ2」の
「2」の読み方について報道の方からメールをいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー以下メールの一部引用
ニュースでは「に」でほぼ定着していますが、
工程表の立案・実施主体の方たちは、会見や国会答弁で「ツー」と言っています。
そこで念のため原子力安全・保安院に聞きました
広報課の話では
「決まった読み方はないが、ツーと読む人が多い」とのことでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー以上メールの一部引用
YouTubeで実際に聞いてみました。
菅前総理の会見では「ステップツー」
ニュースでは「ステップニ」と言っていました。
このような報道、専門家・行政の読みの違いはH2ロケット(エイチニロケット)と同様です。
「音訳の部屋」の「特別な数字の読み方辞典」のロケットの項に次の記載があります。
H2(型)ロケット{エイチニ(ガタ)ロケット}
宇宙開発事業団・NASDAでは「型」が付かない場合「エイチ・ツー」のような英語読みを希望している。
ニュースを聞いていると報道ではH2ロケット(エイチニロケット)と言っています。
新聞や書籍を読む時、どう読むかを決めるのは音訳者ですが、報道と関係者との読みの違いを知っていると分かっていて使えます。校正者も知っていると助かります。
コメントをどうぞ