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世界記憶遺産の国内候補「上野三碑」「命のビザ」読み方

2015年9月25日

2015年9月25日
2017年のユネスコ「世界記憶遺産」登録の国内候補に群馬県にある特別史跡「上野三碑」と第2次世界大戦中に外交官の故杉原千畝氏がユダヤ人に発給した「命のビザ」の関係資料が決まりました。
「上野三碑」の読み方はは世界遺産を目指して作成された高崎市の上野三碑のページを参照しました。→こちら

1)上野三碑(こうずけさんぴ)
7世紀から8世紀にかけて群馬県高崎市に作られた3つの石碑、上野三碑は短い碑文の中に古代の社会制度や宗教といった多くの情報が含まれている。

多胡碑(たごひ)高崎市の上野三碑:多胡碑ページ・群馬県のページ・吉井町多胡碑記念館・世界大百科事典 第2版・Wikipedia *(たごのひ)百科事典マイペディア・デジタル大辞泉

日本三古碑のひとつであり 他に那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)栃木県大田原市(おおたわらし) 多賀城碑(たがじょうひ)宮城県多賀城市
<関係語>
笠石(かさいし)・碑身(ひしん)・台石(だいいし)
羊(ひつじ)という渡来人(とらいじん)
緑野屯倉(みどののみやけ)
佐野屯倉(さののみやけ)
窯業(ようぎょう)
牛伏砂岩(うしぶせさがん)
花崗岩質砂岩(かこうがんしつさがん)
転石(てんせき)
天引石(あまびきいし)
丸底彫り(まるぞこぼり)
上野国(こうずけのくに)古くは上毛野国(かみつけぬのくに)
片岡郡(かたおかこおり)緑野郡(みどのこおり)甘良郡(かんらこおり)三郡(みつのこおり)
下多治比真人(たじひのまひと)
二品穂積親王(にほんほづみのみこ)
石上尊(いそのかみのみこと)
藤原尊(ふじわらのみこと)
多胡郡(たごのこおり)の郷名
織裳(おりも)郷
韓級(からしな)郷
矢田(やた)郷・古くは「八田」
大家(おおやけ)郡*WEB地図では大家郷・御門(みかど)多胡郡家(たごぐうけ)
武美(むみ)郡*WEB地図では武美郷
山部(やまべ)郷
参考 上野三碑:多胡碑 | 高崎市のページ→こちら (銘文の読み方もあります。)

山上碑(やまのうえひ)高崎市の上野三碑:金井沢碑のページより・特別史跡金井沢碑・山上碑及び古墳保存対策検討の報告より

放光寺(ほうこうじ)の長利[ちょうり]
黒売刀自(くろめとじ)
佐野三家(さののみやけ)屯倉(みやけ)
建守命(たけもりのみこと)
大児臣(おおごのおみ)
新川臣(にっかわのおみ)
山王廃寺(さんのうはいじ)
長利僧(ちょうりのほうし)
輝石安山岩(きせきあんざんがん)
山上(やまのうえ)古墳
凝灰岩(ぎょうかいがん)
参考 上野三碑:山上碑及び古墳 | 高崎市のページ→こちら (銘文の読み方もあります。)

金井沢碑(かないざわひ)高崎市の上野三碑:金井沢碑のページより※(かないざわのひ)特別史跡金井沢碑・山上碑及び古墳保存対策検討の報告より

神亀(じんき)
三家氏(みやけし)
佐野三家(さののみやけ)
上野国群馬郡下賛郷高田里(こうずけのくにくるまのこおりしもさぬごうたかだのさと)
物部君(もののべのきみ)
三家毛人(みやけのえみし)・知万呂(ちまろ)の兄弟と礒部君身麻呂(いそべのきみみまろ)
国郡郷里(こくぐんごうり)制
輝石(きせき)安山岩(あんざんがん)
上野国(こうずけのくに)群馬郡(くるまのさと)下賛郷(しもさぬごう)高田里(たかだのさと)
家刀自(いえとじ)
加那刀自(かなとじ)
三家毛人(みやけのえみし)
鍛師(かぬち)
石文(いしぶみ)
参考 上野三碑:金井沢碑 | 高崎市のページ→こちら (銘文の読み方もあります。)

関係語
大陸からの書体の伝播(でんぱ)
上毛かるた(じょうもうかるた)
2)命のビザ
杉原千畝(すぎはらちうね)がユダヤ人を救うために発給したビザなどのリスト
関係語:岐阜県八百津(やおつ)町

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世界記憶遺産はユネスコの世界記憶遺産国際諮問委員会(IAC)での審査を経て2年に1度登録が行われます。
今までの日本の世界記憶遺産

2011年「山本作兵衛氏の炭坑の記録画および記録文書」
(平成23年)5月25日、福岡県田川市と福岡県立大学が共同で申請した「山本作兵衛氏の炭坑の記録画および記録文書」が、日本で初めて世界記憶遺産に登録。
山本作兵衛(やまもと さくべい)

記憶遺産に登録されたのは、福岡県田川市が所有する絵画585点、 日記6点、雑記帳や原稿など36点と山本家が所有し福岡県立大学が保管する絵画4点、 日記59点、原稿など7点の合計697点です。→こちら

2013年「御堂関白記」及び「慶長遣欧使節関係資料」
日本ユネスコ国内委員会として初めてユネスコに推薦して「登録」が決定
御堂関白記(みどうかんぱくき)
慶長遣欧使節(けいちょうけんおうしせつ)

「御堂関白記」は、平安中期、政治家として栄華を極めた藤原道長(西暦966年~1027年)の自筆日記です(自筆本14巻、古写本12巻、公益財団法人陽明文庫所有)
「慶長遣欧使節関係資料」は仙台藩主伊達政宗が使節としてスペイン及びローマに派遣(西暦1613年~1620年)した支倉常長が持ち帰った遺品から構成されています。
こちら

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