新鉱物「大阪石」の読み方

2007年7月6日

先日、新聞に–大阪府箕面市の鉱山跡で8年前に発見された鉱物が国際鉱物学連合から新鉱物と認定され「大阪石」(学名・オオサカアイト)と名付けられた–と言う記事が載っていました。
asahi.com の記事→こちら
和名はどう読むのかとそれ以来テレビを気をつけて聞いていましたが報道はなかったようです。
報道局の方に聞いてみましたが不明とのことで、大阪石を発見したご本人である大西政之さんにメールで聞きました。
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お問い合わせの大阪石の読み方ですが、鉱物の和名には特に決められたものがありません。読み方にも決まったものはありませんが、最近は鉱物の和名を「・・・せき」と呼ぼうと言われている先生もおられますので、大阪石のふりがなは「おおさかせき」の方が無難かと思われます (私は口頭では言いやすいので「おおさかいし」を使用しています)。
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上のメールから決まった読みはないようです。
asahi.com の記事から写真を見て下さい。
青く輝き美しい石です。
8年前に発見、大学で7年がかりで組成を特定、論文を作成して、昨年国際鉱物学連合に申請、今年2月に認定書が届いたとのこと。
自分の発見した鉱物が「大阪石」と名付けられるまでには長い努力の道のりがあったのでしょうが、美しい石を見るとさぞかし嬉しいことでしょう。「大阪石」の読み方を探していて楽しいニュースを読ませていただきました。
大西政之氏のページ→こちら

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