清春白樺美術館&韮崎大村美術館
2007年11月5日
◇清春白樺美術館→こちら
11月4日ネットで紅葉情報を見て清春白樺美術館の桜が見頃だと知り、いつも行ってみたいと思っていた美術館なので早朝、静岡を出発。
山梨県北杜市にある清治芸術村は清春小学校の跡地にあり、多くの桜の大木の葉が陽に染まって真っ赤です。数日で散ってしまうでしょう。
芸術村の一角にある清春白樺美術館は白樺派の作家の絵と文学を蒐集。
特にルオーの企画展示室は吉井長三氏が蒐集(しゅうしゅう)された作品群を目の高さで見ることができます。
ルオーの礼拝堂ではルオーが制作したステンドグラスと木製のキリスト像をすぐそばで鑑賞、心豊かになりました。
天気が良く陽射しも優しかったのでレストラン・ラ・パレットのテラスで南アルプスの山々を見ながらお食事をいただきました。
◇韮崎大村美術館→こちら(現在 表紙と地図)
清春白樺美術館にパンフレットがあり2007年10月27日に韮崎大村美術館が開館したことを知りました。近くでしたので、車で一路韮崎市へ。
一週間ほど前に開館したばかりの眺めがすばらしい美術館。隣に温泉施設も併設です。
世界的科学者である大村智氏が特許で得た資金で購入した美術品を故郷に美術館を造り共有財産として皆に見せたいと開設。主に女性芸術家の作品を展示・収蔵する全国的にも珍しい美術館。大村さんは1年以内に建物と敷地、作品すべてを同市に寄付することにしている・・と言う。
開館記念展の「女流画家の世界」もすばらしく、眺めも素敵ですが、それにも増して、研究により得た資金で蒐集(しゅうしゅう)したものを社会に還元すると言うその考えがすばらしいと思う一日でした。
情報:美術館と館長 大村智(おおむらさとし)氏→(1) / (2)
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