「音訳の部屋」リビングルーム

「和傘展」ギャラリー桐の蔵

2007年7月12日

台風の前ぶれ? すごい雨!
藤枝のギャラリー桐の蔵で展示している「和傘展」を見に行ってきました。
梅雨の季節、雨傘は華やかでとても美しい。
テーブル上、右の二つは日傘です。軽くて日常使っても楽しそう。
他は雨傘です。桐の蔵には御当主作の素敵な桐ダンス等がたくさんあります。
その中で金沢和傘は生き生きしています。
金沢和傘

写真を撮るために展示物を少し移動してくださいました。
写真は展示の一部です。他にも素敵な柄がたくさん。
私は真ん中の日傘がとても欲しかったのです。ジーンズでもさせそう!
ただ一つ、残念なことに私は漆に弱いのです。
漆塗の箸もずっと使っているとかぶれるので今回は見るだけで断念。
着物を着なくても和傘はとてもおしゃれですよ。
ジーンズに日傘、雨の日フレアスカートに綺麗な和傘・・いいですね~~
作者の円さんにお会いしました。日傘のように明るくて素敵な方でした。
伝統の金沢和傘を継承していって欲しい!
ギャラリー桐の蔵のオーナー夫人とも話が弾み楽しいひと時でした。
素敵な作品を見せて下さりありがとう。
[emoji:v-206] NHK静岡放送局→こちら 左の6/14へ

新鉱物「大阪石」の読み方

2007年7月6日

先日、新聞に–大阪府箕面市の鉱山跡で8年前に発見された鉱物が国際鉱物学連合から新鉱物と認定され「大阪石」(学名・オオサカアイト)と名付けられた–と言う記事が載っていました。
asahi.com の記事→こちら
和名はどう読むのかとそれ以来テレビを気をつけて聞いていましたが報道はなかったようです。
報道局の方に聞いてみましたが不明とのことで、大阪石を発見したご本人である大西政之さんにメールで聞きました。
[emoji:v-5]
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お問い合わせの大阪石の読み方ですが、鉱物の和名には特に決められたものがありません。読み方にも決まったものはありませんが、最近は鉱物の和名を「・・・せき」と呼ぼうと言われている先生もおられますので、大阪石のふりがなは「おおさかせき」の方が無難かと思われます (私は口頭では言いやすいので「おおさかいし」を使用しています)。
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上のメールから決まった読みはないようです。
asahi.com の記事から写真を見て下さい。
青く輝き美しい石です。
8年前に発見、大学で7年がかりで組成を特定、論文を作成して、昨年国際鉱物学連合に申請、今年2月に認定書が届いたとのこと。
自分の発見した鉱物が「大阪石」と名付けられるまでには長い努力の道のりがあったのでしょうが、美しい石を見るとさぞかし嬉しいことでしょう。「大阪石」の読み方を探していて楽しいニュースを読ませていただきました。
大西政之氏のページ→こちら

金沢和傘と染織ー若い女性

2007年6月29日

和傘製作と染織に励んでいる若い女性
1)金沢和傘
私のブログにコメントを下さった、金沢和傘を作っている方がいます。「私もなにかボランティアが出来るかしら・・・」と言うので、現在職人さんが一人しかいない金沢和傘を後継、発展させようとしているあなたはすばらしいと思う。
伝統を引き継ぎ、美しい和傘を見せ使わせてくれる、素敵なボランティアも兼ねた仕事と思う・・と言う意味の書き込みしたことがあります。
「和傘*からかさ」のホームページ →こちら
ブログ「小さな和傘屋さんの冒険」を見るとその奮闘ぶりが分かります。 →こちら
和傘屋さんが静岡県藤枝市で展示会をします。私はとても楽しみにしています。
7月3日(火)~7月29日(日) ギャラリー桐の蔵にて「和傘展」10:00open17:00close 月曜定休
静岡県藤枝市前島2・28・11 地図 →こちら
(054)637-3808
2)染織ユトリ
染織ユトリは静岡で染織をしている方です。母上が音訳をしておられるのでとても親しみを持っています。
着物、タピストリ、スカーフ、風呂敷等素敵な作品を作っています。
人に使ってもらうのが嬉しいと、皆に使ってもらうことを好んでいます。
私も菜の花を思わせる冬のマフラーを暖かく楽しんで使いました。
「YuToRi 染織ユトリのblog」→こちら
お二人ともパソコンが出来るので伝統のものを発展させようと日々努力している姿がネットを通して伝わってきます。
[emoji:v-263] 和傘屋さんも静岡県出身とのこと。若いお二人が展示会で出会うと和傘と染織にまた新しい発展があるのではと楽しみです。

硫黄島は「いおうじま」から「いおうとう」に 国土地理院

2007年6月18日

映画「硫黄島からの手紙」が公開された時、音訳者より硫黄島の読みについて質問を受けました。
ネットで探すと原題は「LETTERS FROM IWO JIMA」です。
現在映画の参考サイト→こちら
今日の読売新聞、毎日新聞、時事通信のネットニュースに旧島民の訴えで国土地理院が呼称及び地図の表記を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することが記載されていました。
以下読売新聞のネット配信からの記事の引用です。記事がなくなる可能性があるのでここに転記させていただきます。現在の記事は→こちら
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国土地理院(茨城県つくば市)は18日、太平洋戦争の激戦地として知られる硫黄島(東京都小笠原村)の呼称を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することを決めた。
 北硫黄島、南硫黄島も、ともに「とう」に統一し、地図の表記も「とう」となる。
 小笠原村によると、戦前から旧島民らは「いおうとう」と呼んでいたが、昨年公開された米国映画「硫黄島(いおうじま)からの手紙」の影響もあり、テレビなどで「じま」と発音されることが多くなったため、旧島民から苦情が寄せられていたという。村は国土地理院に対して呼称の変更を要請していた。
 国土地理院によると、硫黄島は1968年の本土返還後、「とう」と地図では表記されたが、82年に都の公報に基づき「じま」に修正された。米国では戦時中から「じま」と呼ばれていたという。
 硫黄島は東京から南に1250キロ離れた、周囲22キロの火山島。戦争中に米軍との決戦に備え、島民は強制疎開させられ、現在も立ち入りは制限されている。
(2007年6月18日19時32分 読売新聞)
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[emoji:v-157] 国土地理院の今回の硫黄島に関する呼称変更のページがありました。
 →こちら
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[emoji:v-206] 音訳・点訳する私たちはルビがふってあったり、映画で音声のあるものはその読みに従えますが、ルビのない今までの書籍はどう読むか難しいですね。
国土地理院が変更と言うことは地理の読みとしては今後「いおうとう」と読むのでしょう。
ただこういう変更があったということを知っておくことは大切と思い、記事のあるうちに記載しておきます。明日の朝刊に載るかも知れませんが。

静岡県立中央図書館でのインターネット講座

2007年6月16日

静岡県立中央図書館で「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」を実施しました。
講座ではここだけがパソコン使用です。
パソコン活用のための講座でもあるのですが、パソコンがWIN98と古く使い込まれているので時々調子が悪くて不便です。
図書館の備品なので講座用のパソコンはネット上からGoogleツールバーなど何かを入れることは出来ない設定です。(WIN98でのGoogleツールバーを私は試していません)
6/17追記→GoogleのページにWIN98、MEのために以前のバージョンをダウンロードがあります。 →こちら
公共図書館ではせめて時代にあったパソコンを入れて使い勝手の良い設定をして欲しい。無線ランがあるだけいい方なのかもしれませんが。
個人で一台ずつパソコンを使うのでボランティアも大忙しです。操作の分からない人を手伝っていただき助かりました。
参加者は15人。パソコンを使用する時にはこのくらいの人数がちょうどいいようです。
インターネットは世界中誰でも制作者は平等ですので、お隣の小学生が遊びで作っても、大学の専門家が研究資料用に作ってもweb上では一緒です。読み方を調べる時にはどういう立場の人が作ったのか良く見極めて利用して欲しいと思います。制作者の調べ方も勉強しました。
お役に立つといいのですが・・・
家でひと休みしたら復習して下さい。 [emoji:v-274] [emoji:v-273]

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