「群馬県立点字図書館 奉仕員研修会」での講座修了
2015年10月10日
10月6日(火)群馬県立点字図書館奉仕員研修会で音訳・点訳をなさっている皆様107名に「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」をしました。点字図書館の職員の方のお話では皆様とても熱心な方ばかりとのこと。
平成18年度に、講座でお伺いしたことがありますが、その後のインターネットの発達は急速でボランティアの方々も皆様パソコンを使われるようになり、パソコンでの言葉の検索も楽になりました。お役にたてばうれしいと思います。
講座後、他の所に寄り道をしている間に、お二人がノーベル賞を受賞され、安倍政権が内閣を改造。ニュースが多くて報告が遅くなりました。
講座の終わりに「古い地名」の調べ方についてどうしたらよいか・・・との質問。
平成の大合併によりほんの数年前の地名も分かりにくくなってきました。平成の合併による地名は日本郵便の市町村変更情報→こちら を見れば分かると思います。
全体的に古い地名はネットでも調べることが難しい場合が多いですね。
古墳や遺跡、トンネルなどには昔の地名がつけられることが多いのでヒントを得ることはできます。
まずはGoogle等のネット検索で調査し、ない場合は図書館等で『角川日本地名大辞典』『コンサイス日本地名辞典』等で調べることになるのでしょう。辞典でも細部までは読み方が載っていないことがあるので悩みます。
ネットから都道府県の公立図書館等のレファレンス・サービスに問い合わせると教えて下さることもありますが、時間はかかります。原本の主題に関するような地名は調べてもらうと良いかも知れません。
歴史的な地名に関しては各地にある歴史博物館、埋蔵文化財センターに問い合わせるのもいいですね。ネットから博物館への問い合わせ方法は分かると思います。
文学館や記念館があるような著名な作家ですと学芸員が著作の内容について調べて下さいます。
WEBが発達しても読みのすべてが解決するわけではありません。でも以前よりはずいぶん楽になりました。
いくら調べても分からない場合はどうしたらよいか・・・難しい問題ですがそれぞれ所属での方針に従って下さい。
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