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全国音訳ボランティアネットワーク

「音ボラネット通信」第27号

2016年4月9日
「音ボラネット通信」第27号、少し前に届いていたのですが、家族でインフルエンザにかかり、老犬の介護をし、身内の世話をしている間に掲載が遅くなってしまいました。音訳等ボランティア活動は自分の健康と周りの人の健康があって出来るものだとつくづく思います。

藤田代表の「今、大切なこと」を感慨深く読みました。
来年は設立10周年の節目を迎えるのですね。全国の音訳ボランティアを纏めたネットワークは利用者の声を聴いて必要なことを考えていくので現状を早く的確にとらえているようです。

伊藤忠マルチメディアDAISYプロジェクト、雑誌「世界」プロジェクト、「図書館連携プロジェクト、テキスト化プロジェクトなど、公的な図書館や社会福祉協議会関係の施設ではやっていないプロジェクトを提供してユーザーの皆様は喜んで利用していることと思います。

改めて会にかかわるスタッフの皆様に感謝します。
多くの情報が詰まっているので、音ボラネット通信はたくさんの方に読んでいただきたい通信です。

静岡県護国神社のシャガが満開
2013-04-08 16.05.52

2013-04-08 16.07.27

「音ボラネット通信」第26号&北里大学の読み

2015年12月11日

「音ボラネット通信」第26号が届きました。
~あいさつ~に代表の藤田さん始めスタッフの皆様の情熱を感じます。会が出来てまもなく10周年。全国で情報を欲しがっていた音訳者の拠りどころとなり、絆を深めてきました。情報を共有できることに感謝します。

今回の音ボラネット通信より「北里大学」の読みを取り上げてみました。
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「音ボラネット通信」第26号<編集後記>「きたと」か「きたと」か
ーー以下、川上典子さん記名の編集後記から
ノーベル賞受賞で脚光を浴びた北里大学。北里柴三郎が留学した時代、医学はドイツ語が主流だった。ドイツ語で「SA」は「ザ」と濁る。したがって柴三郎がサインした「KITASATO」は「きたざと」と読むのが本当。
しかし、戦後、英語が主流となり、ドイツ語読みではなく、英語読みになってしまって「きたさと」といわれ、そして今度の受賞で「さと」と読むのが世界的に決まってしまったようだ。
なにか違和感をぬぐえないでいる私。
ーー以上、川上典子さん記名の編集後記から
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大村 智(おおむら さとし)さんがノーベル医学・生理学賞を受賞されて北里大学・北里研究所がクローズアップされました。

北里大学の読みについては、音訳の部屋にもいろいろなお便りをいただいています。
Wikipediaでもずっと読み方に揺れがありました。
大学側が「きたさと」と言っているので落ち着いてきたようです。

NHKの放送
北里研究所(きたさとけんきゅうしょ)
北里大学(きたさとだいがく)

北里大学ホームページ
北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)→こちら(北里大学WEB内の子供向けページ)

北里柴三郎は慶応義塾大学と関係が深いので慶応関係の書籍や経歴では昔からの(きたざと)が多いようです。

所在地は(郵次郎・マピオン等)北里(きたざと)

北里大学病院、北里大学相模原キャンパス等
住所 神奈川県相模原市南区北里(さがみはらしみなみくきたざと)

北里柴三郎記念館(きたさとしばさぶろうきねんかん)読みは以前、問合せました。
住所 熊本県阿蘇郡小国町北里(あそぐんおぐにまちきたざと)

Wikipediaでは
北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)になっていますが
孫の元・明治製菓(株)社長の北里一郎氏は(きたざと いちろう)になっています。
現在:Meiji Seika ファルマ株式会社(メイジセイカファルマ)最高顧問

以前、明治製菓のホームページでは社長北里一郎(きたさと いちろう)になっていました。
音訳の部屋を応援してくださる大学関係の方が北里一郎氏と懇意とのことで直接聞いてもらったところ、ご本人は「どちらでも良い」とのこと。

北里一郎氏は(きたざと いちろう)が多いようですが→こちら、産学官の道しるべでは北里一郎(きたさと いちろう)になっています。→こちら

図書館でも 大学図書館の本をさがす(CiNii Books)などでは
ーー
『北里柴三郎の人となり』
北里, 一郎
キタザト, イチロウ

書誌事項
北里柴三郎の人となり
北里一郎著
北里研究所, 2012.6
タイトル読み
キタサト シバサブロウ ノ ヒト ト ナリ
ーー
『北里柴三郎の人と学説 : 九州大学医学部講演会より』
北里, 一郎
キタザト, イチロウ

書誌事項
北里柴三郎の人と学説 : 九州大学医学部講演会より
北里一郎講演
田代信維, 1996.10
タイトル読み
キタザト シバサブロウ ノ ヒト ト ガクセツ : キュウシュウ ダイガク イガクブ コウエン ヨリ

ーー

図書館検索では稀ですが、有名な方でも、違う言い方の読みがあります。
水上勉・柄谷行人・山崎豊子など・・・
大学図書館の本をさがす(CiNii Books)には別名で読みが書いてありますので参考にしてください。
図書館は書籍の検索のためにあり、私たちは利用させていただいているだけですのでご承知ください。
郵次郎等は郵便番号検索のため、マピオン等は地図の検索のためにあります。

ルビがついていたらそのままに、ない時には調査したうえで、所属の方に相談して下さい。

全国音訳ボランティアネットワーク第5回総会

2015年6月8日(月)、9日(火)
アルカディア市ヶ谷にて「全国音訳ボランティアネットワーク 第5回総会」が開催されました。全国より多くの団体会員・個人会員が集まりました。
2015.6.8総会2

今回は8日の総会に出席。音ボラネットのページに詳しくUPされるでしょうが、音ボラ会員でない皆様に少し様子をお知らせします。
総会で事業報告・事業計画案、収支決算・収支予算案等が報告・審議されました。
少ない予算で充実した内容の事業をしています。藤田会長をはじめスタッフの皆様の努力に感謝いたします。

座談会~時代の変化に応えるこれからの音訳者像~
宇野和博氏(筑波大学付属視覚特別支援学校教諭)
栗川治氏(新潟県立新潟西高校教諭)
藤田晶子(音ボラネット代表)
2015.6.8総会3

ユーザーであられるお二人から音訳者に求めるものは
・誤読をなくす
・アクセントがひどすぎるのは聞くのがつかれる
・論文などは淡々読みでも良いが、小説などは朗読読みも必要

最近、テキスト化により合成音声で早く、便利に読むことが出来るようになったので、これからテキスト化に取り組む人たちがたくさん出てきて欲しいとのこと。
この点は藤田会長が時代を先取りされているので、全国音訳ボランティアネットワークがいちばん進んでいて、全国の受験生や教職の方に頼りにされているようです。

2日目は出席できませんでしたので、内容をお知らせします。
<第1分科会>
新たな時代の活動に向けて
アンケート結果から見えてくる音訳者の現状
姉崎 久志 氏(神奈川ライトセンター顧問)
松本 道子(音ボラネット)

<第2分科会>
テキスト化の意義とその可能性
時代は進む 利用者のニーズも変わる
押さえておこう!テキスト化
澤村 潤一郎 氏(社会福祉法人 日本点字図書館 電子書籍製作室グループリーダー)
藤田 晶子(音ボラネット代表)

音ボラネット通信第24号

2015年3月19日
春分の日ももうすぐ。やっと春らしくなりました。
静岡では梅の花は散り、枝垂れ桜が咲き始めました。ソメイヨシノの蕾も膨らんでいます。
清々しい季節になりますが花粉症の人にとってはつらい季節でもあります。

「音ボラネット通信第24号」と「全国音訳ボランティアネットワーク 第5回総会ご案内」が届きました。

「音ボラネット通信第24号」
藤田代表の「あいさつ」で音ボラネットがたくさんの仕事を依頼されて、人選びに奔走している様子が書かれています。頼りにされている事柄に応えていくのは大変なことだと思います。

会員も全国に広がり、活動状況が報告されています。私自身を考えても年を重ねて少し活動を抑えるようになりました。若い方たちが参加してくれると嬉しいですね。

音ボラネットのホームページがとても分かりやすくなり、見やすくなったと思います。
ネットを見ると地方にいても動きが分かります。→こちら

「全国音訳ボランティアネットワーク 第5回総会ご案内」
2015年6月8日(月)9日(火)
アルカディア市ヶ谷(私学会館)

今回は平成27年度の会費振込用紙と第5回総会出欠票(締切4月20日消印有効)が同封されています。
会費は出来るだけ早く払いたいと思います。

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藤枝市岡部町 十輪寺のモクレン

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静岡市城北公園 ほころび始めた枝垂れ桜

音ボラネット通信第23号

2014年12月24日
今年も残すところ少なくなりました。
この冬は寒さが厳しいので雪国の方は大変なことと思います。

「音ボラネット通信第23号」が届きました。
藤田代表の「一年を振り返って」を感慨深く読みました。
音訳ボランティアの高齢化とテキスト化が今年の特に話題になったこと。
高齢化は自分自身を考えても悩み多き問題です。もう少し行政も頑張って欲しいと思います。

世の中のニーズが変化してきて、利用者は早い対応を求めるようになりました。
目の前の困った人たちを助けるためのテキスト化は大切です。点字図書館等ではすぐに対応できないことに頑張って活動している音ボラネットの関係者の皆様に感謝いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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