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音訳・点訳・ことば

新大型ロケットの名称「H3」に (JAXA発表)

2015年7月4日

2015年7月4日
平成27年7月2日 新型基幹ロケットの機体名称決定(JAXA)→こちら
ーーー以下JAXAページ引用
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、プライムコントラクタ(三菱重工業株式会社)と検討調整の結果、現在開発中の新型基幹ロケットの機体名称を下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。国内外の打上げ需要に広く応えられるロケットとするべく、引き続き開発を進めて参ります。

日本語名称:H3ロケット (エイチ・スリー・ロケット、短縮形:H3)
英語名称:H3 Launch Vehicle (短縮形:H3)

ーーー以上JAXAページ引用

宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は新大型ロケット「H3ロケット」の初打ち上げを2020年度に目指しています。
日本での最近のH2ロケット打ち上げはいつも成功しており安心して見ていられます。
H3ロケットの開発がビジネスとしても発展していくのが楽しみです。

箱根山ごく小規模な噴火

2015年7月1日

2015年7月3日
水蒸気噴火を裏付ける映像ーーNHKニュースより
先月、ごく小規模な噴火が確認された神奈川県の箱根山の大涌谷で、噴き出た蒸気が冷やされ土砂と混ざって流れ出る小規模な火山泥流とみられる現象など、水蒸気噴火が発生したことを裏付ける映像が記録されていたことが分かりました。
ーー
2015年7月1日
気象庁によりますと、6月30日午前、神奈川県の箱根山の大涌谷で、29日に確認された新たな噴気孔の周辺に火山灰が積もり、噴石が飛び散っていることが確認されました。

<報道に出てきた言葉を記載します。>
箱根山(はこねやま)
箱根駒ヶ岳(はこねこまけだけ)
神山(かみやま)
大涌谷(おおわくだに)
桃源台駅(とうげんだいえき)
早雲山駅(そううんざんえき)
芦ノ湖(あしのこ)
箱根町湯本(はこねまちゆもと)
南足柄(みなみあしがら)
湯河原(ゆがわら)
山北町(やまきたまち)
御殿場(ごてんば)
姥子駅(うばこえき)
強羅駅(ごうらえき)

噴気孔(ふんきこう)
火山灰(かざんばい)
噴火警戒レベル(ふんかけいかいれべる)
噴石(ふんせき)
火山性微動(かざんせいびどう)
空振(くうしん)
水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ)
入山規制(にゅうざんきせい)
降灰(こうはい)※報道・気象用語 /(こうかい)地学用語
群発地震(ぐんぱつじしん)

北川貞之(きたがわ さだゆき)気象庁火山課長
萬年一剛(まんねん かずたか)神奈川県温泉地学研究所主任研究員

感染症の略語の読み方 MERS

2015年6月13日

2015年6月13日
「MERSコロナウイルス」の感染者が増えている韓国。今回はNHKのニュースでも「MERS(マーズ)」と言っています。

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2014年9月1日
ここ数日とても涼しくなりました。今年の猛暑が嘘のようです。
大雨の被害に遭われた皆様、早い復旧を祈っています。

今日の朝日新聞に「感染症の脅威 同時多発」の記事
エボラ出血熱と並んで中東呼吸器症候群MERSが掲載されており、(マーズ)と記載がありました。
感染症の略語の読みは報道によって違いがあり、音訳・点訳では悩むところです。
私も多くの報道をチェックしているわけではありませんので、調べた範囲でお知らせしています。

読売、日経、毎日のWEBでも中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)と記載がありました。
厚生労働省検疫所→こちら 中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の発生状況について
国立感染症研究所→こちら 「MERS(マーズ)」は「中東呼吸器症候群(MERS)」をご覧ください。・・とあります。
NHKについてはまだチェックしてありません。NHKのWEBではさがせませんでした。

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SARS等、略語の読み方は報道で一致しているわけではないようです。
音訳の部屋のアルファベット略語には
SARS エスエーアールエス(サーズ) 新型の重症急性呼吸器症候群 Severe Acute Respiratory Syndrome
と記載してあります。
NHKでは( エスエーアールエス)と読んでいるようですが、民放では(サーズ)も多いようです。
厚生労働省検疫所、国立感染症研究所ではSARSと記載され読みはありません。
音訳の部屋 報道からの言葉2003年→こちら

SARSに関しては2003年4月30日道浦俊彦氏の記事 →こちら ことばの話1156「SARS 2」に読みに関しての記載があります。
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AIDSに関しては(エイズ)で統一されているようです。
音訳の部屋のアルファベット略語には
AIDS エイズ 後天性免疫不全症候群 acquired immunodeficiency syndrome
と記載してあります
国立感染症研究所等でも
(2014年01月27日 改訂) 後天性免疫不全症候群
•「エイズ」は[A-Z]の「HIV/AIDS」をご覧ください。 とあります。
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読み方が決まっていない用語を音訳・点訳で読む時はとても悩みます。
音訳の部屋に記載することも、調査に限界がありますので悩むこと多いのですが、出来る範囲でお知らせしています。
特に報道の用語は時間を経過すると社会全体の読みが変わっていくことも多々あります。

読む時には所属の方に相談したり、ご自身でお選びください。
校正の方は御自身が思っているのと違う読みがあるのかをもう一度調べて欲しいと思います。

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)

2015年6月10日
日本年金機構(にっぽんねんきんきこう)、富山大学、東京商工会議所と 次々にパソコンがいわゆる「標的型メール」による外部からの不正アクセスを受けて ウイルスに感染していました。 記事に関連した略語の読み方です。

NISC(ニスク)朝日新聞2015.6.10朝刊
内閣サイバーセキュリティセンター (ないかくサイバーセキュリティセンター、  National center of Incident readiness and Strategy for Cybersecurity、略称:NISC)

2017年5月16日追加
コトバンクによるとデジタル大辞泉に(内閣官房情報セキュリティーセンター)に以下の3つがある。
エヌ‐アイ‐エス‐シー【NISC】[National Information Security Center]
ニスク【NISC】[National Information Security Center]
ニスク【NISC】[National center of incident readiness and strategy for cybersecurity]

JPCERT/CC(ジエーピーサート-コーディネーション-センター)weblio辞書
Japan Computer Emergency Response Team/Coordination Center
インターネットを経由した不正なアクセスなどへの対策のため,1996 年(平成 8)設立。 コンピューター緊急対応センター。

小笠原諸島西方沖の地震 言葉の読み方

2015年5月31日

2015年5月31日
<気象庁発表 地震の概要>
発生日時 5月30日20時24分頃
マグニチュード 8.5(速報値)
場所および深さ 小笠原諸島西方沖、深さ約590km(速報値)
発震機構等 東西方向に張力軸を持つ型 (速報)
震度 【最大震度5強】東京都小笠原村(おがさわらむら)、神奈川県二宮町(にのみやまち)で震度5強、埼玉県鴻巣市(こうのすし)、春日部市(かすかべし)、宮代町(みやしろまち)で震度5弱を観測したほか、関東地方を中心に、全国で震度4~1を観測しました。

2015年5月31日気象庁修正
地震の規模を示すマグニチュードを8.5から8.1に、
震源の深さを590キロから682キロにそれぞれ修正しました。

<他の報道からの言葉・読み方を集めました。>

小笠原諸島の母島(ははじま)父島(ちちじま)

異常震域(いじょうしんいき)
震源の真上(震央)の震度は小さいが,遠く離れた場所で大きなゆれが観測される現象,またはその地域

深発地震(しんぱつじしん)
震源の深さが 300km以上の地震

長周期地震動(ちょうしゅうきじしんどう)
地震で発生する、周期が数秒以上のゆっくりとした長い揺れ

中村浩二(なかむら こうじ)気象庁地震情報企画官
阿部勝征(あべ かつまさ)東京大学名誉教授
纐纈一起(こうけつ かずき)東大地震研究所教授
福和伸夫(ふくわ のぶお)名古屋大減災連携研究センター長
鷺谷威(さぎや たけし)名古屋大教授(地震学)
谷岡勇市郎(たにおか ゆういちろう)北海道大教授(地震学)

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