「音訳の部屋」リビングルーム > 音訳・点訳・ことば

音訳・点訳・ことば

「黄色い新幹線・ドクターイエロー」

2014年4月7日

2014年4月7日
静岡県富士市浮島沼一帯のレンゲ畑の咲き具合が気になり、「富士山すそのパノラマロード」へ菜の花&桜と富士山の写真を撮りに行った帰り、立ち寄ってみました。
花はチラホラであまり咲いていないのに、浮島沼一帯、新幹線方向に大きなカメラがずらりと並び、多くのマニアでいっぱい。何だろうと尋ねると「黄色い新幹線・ドクターイエロー」が通るとのこと。待つこと30分、始めて「ドクターイエロー」をみました。
DSC_4632

「ドクターイエロー」について調べました。
車体色の黄色に由来して、新幹線電気軌道総合試験車(しんかんせんでんききどうそうごうしけんしゃ)は「ドクターイエロー」とよばれます。
非営業用車両の車両形式は、「系」や「型」ではなく「形」と呼ばれています。
「音訳の部屋」の「特別な数字の読み方辞典」を参考(→こちら)に読むと
例えば900系923形3000番台(キュウヒャク・ケイ・キュウヒャクニジュウサン・ガタ・サンゼン・バンダイ)でしょうか。

Wikipediaによりますと
東北新幹線区間等では、白ベースに赤の塗装の編成である東日本旅客鉄道(JR東日本)E926形が使用され、「East i(イースト アイ)」(正式名称は「電気軌道総合試験車(でんききどうそうごうしけんしゃ)」)と呼ばれるとのこと。

いつどこで運用するかは全く公表されないため、「ドクターイエローを目撃すると幸せになれる」という都市伝説がある・・・何か得をして、幸せな気持ち!

「ドクターイエロー」に関しては「しずおかはなさんぽ・花散歩通信」をご覧ください。→こちら
<推定運行時刻表>にリンクしています。

2014年ソチパラリンピック 日本選手名の読み方を追加

2014年3月21日

2014年3月21日
春分の日、北日本では雪の予報。そろそろ春が来てほしいですね。
静岡では枝垂れ桜が咲き始め、散歩道にはハクモクレンが咲いています。
DSC_4266 DSC_4268

DSC_4269

「2014年ソチオリンピック日本代表選手団 読み方辞典」のページに、2014年ソチパラリンピック日本選手名を追加しました。これから出版される本を読む時にお使い下さい。→こちら

音訳ソフトで録音図書 朝日新聞朝刊 2/22

2014年2月22日
朝日新聞朝刊に音訳に関する記事がありましたのでお知らせします。

ーーー以下2月22日朝日新聞朝刊11面 経済より

音訳ソフトで録音図書 文字入力すれば簡単変換 視覚障害者向け、東芝が開発

パソコンで打ち込んだ文字を機械が読み上げる「音声合成」の技術を使い、視覚障害者向けの本(録音図書)作りを助けるソフトを東芝が開発した。昨年末から日本点字図書館(東京都新宿区)で試験導入したところ、本作りの時間と手間が減って、よりたくさんの本が作れると好評だ。

2年後の実用化を目指す。文字を声にかえる「音訳」の精度を高め、出版社や教材作成会社などに売り込みをはかる。

開発したのは「デイジー・リングス」という音訳支援ソフトで、カーナビゲーションの機械音声向けに開発した技術を応用。パソコンを使って文章を書くような操作で編集できる。元の文書データにアクセントやルビをマウスやキーボードで入力し、作業が終わると音声データに変換できる。音声は若者と年配の男女、計4種類を用意した。

日本点字図書館ではこれまで、まず朗読ボランティアが本を読んで録音し、音声を別のボランティアが本と照らし合わせて間違いがあれば上書きして録音図書を作ってきた。同図書館の担当者は「1冊作るのに数カ月かかったところを、2週間に短縮できるようになった」と話す。

ーーー以上2月22日朝日新聞朝刊11面 経済より

朝日新聞デジタル→こちら

「異字同訓」使い分け手引 42年ぶり見直し

2014年2月22日
文化庁の文化審議会は21日、訓読みが同じ漢字、「異字同訓」の使い分けの事例を示す手引を42年ぶりに見直し、それぞれの漢字が持つ意味など詳しい説明を新たに加えました。

文化庁の文化審議会国語分科会が示した新たな手引では、それぞれの漢字が持つ意味や使い分けの考え方などが詳しく説明されているのが特徴。

ーー例としてーー以下NHK NEWSweb参照
新たな手引では、それぞれの漢字が持つ意味や使い分けの考え方などが詳しく説明
<とぶ>
「飛ぶ」スキージャンプのような空中を移動している状態を言う場合
「跳ぶ」フィギュアスケートのジャンプのように地面を蹴って高く上がる場合
<すすめる>
「進める」物事を前や先に動かす場合
「勧める」読書などの行為を働きかける場合
「薦める」特定の人や物を推薦する場合
<雪がとける>
「溶ける」液状になるという意味で使うことが多い
「解ける」冬の間中、降り積もっていた雪がとける場合は、固まっていたものが緩むと考えて「解ける」を使うこともできる。このため「雪どけ」は「雪解け」となる。

時代とともに変化した使い方も反映
<花火があがる>
42年前の手引きでは「揚がる」とされていましたが、「上がる」が多く使われるようになっているとして、新たな手引には両方記載
花火が空高く移動していく様子を言う場合は「上がる」を、空中で浮かんでいる花火のことを言う場合は「揚がる」を使うことが多い。
ーー
新たな手引について文化庁は「1つの参考として示すもので違う使い方を否定するものではない」と話しています。
手引は文化庁のホームページにて全部で133項目の訓を紹介。
詳しくは文化庁が21日に発表した『「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)』をご覧ください。

「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)
→こちら(PDF)

ソチオリンピック日本代表選手団 読み方辞典作成

2014年2月9日

2014年2月8日
ソチオリンピックが開幕しました。
音訳・点訳で原本を読むときに選手等の名前が出てくることと思います。
WEBのニュース等では大会が終わると記事が削除されます。
日本オリンピック委員会のページを参考に選手・監督・コーチ等の名前の読み方を記載しました。
「ソチオリンピック日本代表選手団 読み方辞典」→こちら
所属は2月7日時点のものです。参考WEB→こちら
********
選手の皆様には日ごろの練習の成果が発揮できることを願っています。
試合は夜間が多いのですが出来るだけテレビの前で応援します。

トップに戻る