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音訳・点訳・ことば

CS史上初の兄弟対決 陽耀勲、陽岱鋼 読み方の違い

2012年10月17日

2012年10月17日

プロ野球は今日からクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S)が始まります。
パ・リーグはCSファイナルスS第1戦  ソフトバンク―日本ハム が 札幌D(ドーム)で。

ソフトバンク 第1戦の先発投手は、台湾人左腕の陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)
日本ハム 第1球を受ける選手は、弟の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)
CS史上初の兄弟対決だそうです。

兄弟ですが名前の読み方が違っています。サンスポの「プロ野球名鑑」によりますと
こちら
福岡ソフトバンクホークス 陽 耀勲(やん やおしゅん)
北海道日本ハムファイターズ 陽 岱鋼(よう だいかん)

陽兄弟の呼称の違いはスポニチによると
弟・岱鋼は日本の高校(福岡第一)を卒業、周囲からも日本語読みで「ヨウ」と呼ばれていたため、プロ入り後の登録名も「ヨウ」に。兄・耀勲は台湾文化大からソフトバンク入りしたため現地の発音通り「ヤン」と呼ばれている。
とのこと。

Wikipediaによると陽 岱鋼選手は
2010年の改名以前の名前及び登録名は陽 仲壽(よう ちょんそ/ヤン・チョンソ)だそうです。

山中4因子「Oct3/4」「Sox2」「Klf4」「c-Myc」の読み方

2012年10月15日

2012年10月15日
10月14日の日経朝刊17面 Sunday Nikkei iPS細胞の驚き

キーワード 山中4因子の記載があります。
「Oct3/4」「Sox2」「Klf4」「c-Myc」について、専門のページより読みを調べました。

文部科学省 IPS細胞等研究ネットワークのページ→こちら
> iPS細胞について > iPS細胞物語 > 第6回 iPS細胞、待望の誕生-1 iPS細胞の誕生
→こちら

4種類の遺伝子の読み方
「Oct3/4(オクトスリーフォー)」
「Sox2(ソックスツー)」
「Klf4(ケーエルエフフォー)」
「c-Myc(シーミッ ク)」
ヤマナカファクター(山中因子)とも呼ばれています

IPS細胞等研究ネットワークのページでは「iPS細胞について」分かりやすく説明しています。
—————————————-
<追加>
他に調べた遺伝子の読み方
ALDH2 「エーエルディーエイチ ツー」
P450 「ピー ヨンヒャクゴジュウ」「ピー ヨンゴーレー」「ピー ヨンゴーゼロ」「ピー・フォー・ヒフティ 」
※P450はシトクロムP450のことかと思われます

文部科学省iPS細胞等研究ネットワーク事務局によりますと
遺伝子の読み方は慣用的なものになり正しい読み方というものはないとのこと。
P450については学会会場等でよく耳にする発音ということでした。(メール質問)

「失笑(しっしょう)」の本来の意味

2012年10月14日

2012年10月14日

朝日新聞朝刊2面
ニュースがわからん! 「失笑(しっしょう)」の本来の意味、知らなかった
意味が揺れている言葉の例が載っています。
言葉は生きものなんだ・・・ということがよくわかります。
別の解釈をする人が多い・・・とありますが、私自身も本来の意味でなく使っていることがあります。
言葉は読みも難しいけれど意味も難しい!

掲載されている言葉の例をあげておきます。
国語世論調査(2007~11年度)から抜粋とのこと
—————————————————————
失笑(しっしょう)
本来の意味:こらえきれず噴き出す 27.7%
最近の解釈:笑いも出ないほどあきれる 60.4%

にやける
本来の意味:なよなよ 14.7%
最近の解釈:薄笑いを浮かべる 76.5%

姑息(こそく)
本来の意味:一時しのぎ 15.0%
最近の解釈:ひきょう 70.9%

さわり
本来の意味:要点 35.1%
最近の解釈:最初の部分 55.0%

ぶぜん
本来の意味:ぼんやり 17.1%
最近の解釈:立腹 70.8%

ノーベル文学賞に莫言氏

2012年10月12日

2012年12月11日

ノーベル文学賞に莫言氏 中国国籍の作家では初

—————以下アサヒ・コムより引用
スウェーデン・アカデミーのペーテル・エングルンド事務局長はノーベル文学賞の授賞発表後、朝日新聞など報道陣に対し、「莫言氏は尊厳と生存のためにもがく20世紀中国の民衆の姿をドキュメンタリータッチで描き、さらに少年時代に親しんだ民話を融合させた。西欧かぶれしていないユニークな作家だ」と説明した
—————以上アサヒ・コムより引用

莫言氏の読み方

NHKニュース・日経・毎日他 莫言(ばく・げん)
朝日・読売  莫言(モー・イエン)

<関連語>
本名は管謨業(かん・ぼぎょう)(コワンモーイエ)
莫言氏の代表作品「赤い高粱(こうりゃん)」映画・張芸謀(ちょう・げいぼう)(チャン・イーモウ)監督 88年のベルリン国際映画祭の金熊賞
最新作「蛙鳴(あめい)」
中国人へのノーベル賞授賞は、10年の劉暁波(りゅう・ぎょうは)(リュウ・シャオボー)氏への平和賞
中国出身の作家、高行健(こうこうけん)(ガオシンジェン)氏(亡命・フランス国籍)に対する文学賞(00年)
中国のソーシャルメディア 微博(うぇいぼー)コトバンクより

山中教授の“右腕”高橋講師も受賞 ロバートソン賞

2012年10月12日

2012年10月10日

米ニューヨーク幹細胞財団は10日、高橋和利(たかはし かずとし)講師(34)に、優れた業績を挙げた幹細胞分野の若手研究者に送るロバートソン賞を授与した。

ノーベル賞受賞の山中教授が共同研究者として感謝の言葉を会見で言っておられました。
本来はノーベル賞にも加わえて欲しかった人とのこと。
米ニューヨーク幹細胞財団が若手研究者に送るロバートソン賞を高橋講師に授与したとの知らせは嬉しいニュースです。

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