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音訳・点訳・ことば

「主な湖沼の読み方辞典」制作

2011年2月3日

2月3日

この冬は寒かったですね。
今日は節分、明日は立春、毎年今頃から寒さが和らぎます。
やっと春が訪れるでしょうか?

「主な湖沼の読み方辞典」をUPしました。→こちら
報道資料、国土地理院の日本の主な湖沼、『大きな文字の地図帳』帝国書院等を参照して、日本の主な湖沼の読み方を地域ごとにまとめました。
音訳・点訳時にお役に立てば嬉しい!

新燃岳噴火-報道の関連用語

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)が噴火。
被害が大きくならないように祈ります。

 関連用語ー報道記事より言葉を拾い読み方を調査ー

霧島連山(きりしまれんざん)
新燃岳(しんもえだけ)
霧島山(きりしまやま)
加久藤(かくとう)カルデラ
砕屑丘(さいせつきゅう)
入山規制(にゅうざんきせい)

宮崎県西諸県郡高原町(にしもろかたぐん・たかはるちょう)
       皇子原(おうじばる)地区
宮崎県都城市夏尾町(みやこのじょうし・なつおちょう)
   都城市山田町(やまだちょう)
      御池町(みいけちょう)
      吉之元町(よしのもとちょう)
      高野町(たかのちょう)
   小林市細野(ほその) 瀬田尾(せだお)地区
      細野 (ほその) 上旭台(かみあさひだい)地区 
鹿児島県霧島市湯之野(ゆのの)
  
      
宮崎県知事 河野 俊嗣(こうの しゅんじ)
火山噴火予知連絡会会長 東京大学 藤井 敏嗣(ふじい としつぐ)名誉教授
火山噴火予知連絡会副会長 京都大学 石原 和弘(いしはら かずひろ)教授
東京大学地震研究所 中田 節也(なかだ せつや)教授
東京大学地震研究所 武尾 実(たけお みのる)教授
東京大学地震研究所 綿田 辰吾(わただ しんご)助教(地震学)
東京大学地震研究所 市原 美恵(いちはら みえ)助教 (火山学)
鹿児島大火山地質学 井村 隆介(いむら りゅうすけ)准教授
鹿児島地方気象台 松末 伸一(まつすえ しんいち)調査官
京都大学 鎌田 浩毅(かまた ひろき)教授(火山学)
防災科学技術研究所 藤田 英輔(ふじた えいすけ)主任研究員
国土地理院 新田 浩( にった こう)地殻監視課長

噴石(ふんせき)
火砕流(かさいりゅう)
土石流(どせきりゅう)
火山灰 (かざんばい)
降灰(こうはい)2/5ブログ参照 (こうかい)とも
降灰予報(こうはいよほう)
噴煙柱(ふんえんちゅう)
火道(かどう)
空振(くうしん)現象
空振計(くうしんけい)
噴気孔(ふんきこう)
地鳴り(じなり)

******************************
気象庁│霧島山(宮崎県・鹿児島県)の記事から言葉を拾う→こちら

加久藤(かくとう)カルデラ
砕屑丘(さいせつきゅう)

琵琶池(びわいけ)
大幡池(おおはたいけ)
御池(みいけ)
小池(こいけ)
不動池(ふどういけ)
大浪池(おおなみのいけ、おおなみいけ)
六観音御池(ろっかんのんみいけ)

高千穂峰(たかちほのみね)
韓国岳(からくにだけ)
硫黄山(いおうやま)
中岳(なかだけ)
大幡山(おおはたやま)
御鉢(おはち)
新燃岳(しんもえだけ)

 追加 2/1/13:04
霧島市牧園町(まきぞのちょう)の丸尾温泉(まるおおんせん)
   霧島田口(きりしまたぐち)
   牧園町三体堂(まきぞのちょうさんたいどう)

菅第2次改造内閣 総理大臣補佐官・副大臣・政務官の読み方

菅第2次改造内閣の顔ぶれ 内閣総理大臣補佐官の読み方 平成23年1月18日

内閣総理大臣補佐官(国家戦略担当及び国会対策担当) 加藤 公一(かとう こういち)衆院
内閣総理大臣補佐官(行政刷新及び広報担当) 寺田 学(てらた まなぶ )衆院
内閣総理大臣補佐官(社会保障・税一体改革及び国会対策担当) 細野 豪志(ほその ごうし) 衆院
内閣総理大臣補佐官(政治主導による政策運営及び国会対策担当) 芝 博一 (しば ひろかず)衆院

菅第2次改造内閣の顔ぶれ 副大臣の読み方 平成23年1月18日

内閣府副大臣 東 祥三(あずま しょうぞう) 衆院
内閣府副大臣 末松 義規(すえまつ よしのり) 衆院
内閣府副大臣 平野 達男(ひらの たつお) 参院
 
総務副大臣 鈴木 克昌(すずき かつまさ) 衆院
総務副大臣 平岡 秀夫(ひらおか ひでお) 衆院
 
法務副大臣 小川 敏夫(おがわ としお) 参院
 
外務副大臣 伴野 豊(ばんの ゆたか) 衆院
外務副大臣 松本 剛明(まつもと たけあき) 衆院
 
財務副大臣 五十嵐 文彦(いがらし ふみひこ) 衆院
財務副大臣 櫻井 充(さくらい みつる) 参院
 
文部科学副大臣 笹木 竜三(ささき りゅうぞう) 衆院
文部科学副大臣 鈴木 寛(すずき かん) 参院
 
厚生労働副大臣 小宮山 洋子(こみやま ようこ) 衆院
厚生労働副大臣 大塚耕平(おおつか こうへい) 参院
 
農林水産副大臣 篠原 孝(しのはら たかし) 衆院
農林水産副大臣 筒井 信隆(つつい のぶたか) 衆院
 
経済産業副大臣 池田 元久(いけだ もとひさ) 衆院
経済産業副大臣 松下 忠洋(まつした ただひろ) 衆院(国民新党)
 
国土交通副大臣 三井 辨雄(みつい わきお) 衆院
国土交通副大臣 池口 修次(いけぐち しゅうじ) 参院
 
環境副大臣 近藤 昭一(こんどう しょういち) 衆院

防衛副大臣 小川 勝也 (おがわ かつや) 参院 

菅第2次改造内閣の顔ぶれ 政務官の読み方  平成23年1月18日

内閣府大臣政務官 阿久津 幸彦(あくつ ゆきひこ) 衆院
内閣府大臣政務官 園田 康博(そのだ やすひろ) 衆院
内閣府大臣政務官 和田 隆志(わだ たかし) 衆院
 
総務大臣政務官 内山 晃(うちやま あきら) 衆院
総務大臣政務官 逢坂 誠二(おおさか せいじ)  衆院
総務大臣政務官 森田 高(もりた たかし) 参院(国民新党)
 
法務大臣政務官 黒岩 宇洋(くろいわ たかひろ) 衆院
 
外務大臣政務官 菊田 真紀子(きくた まきこ) 衆院
外務大臣政務官 山花 郁夫(やまはな いくお) 衆院
外務大臣政務官 徳永 久志(とくなが ひさし) 参院
 
財務大臣政務官 吉田 泉(よしだ いずみ) 衆院
財務大臣政務官 尾立 源幸(おだち もとゆき) 参院

文部科学大臣政務官 笠 浩史(りゅう ひろふみ) 衆院
文部科学大臣政務官 林 久美子(はやし くみこ) 参院
 
厚生労働大臣政務官 岡本 充功(おかもと みつのり) 衆院
厚生労働大臣政務官 小林 正夫(こばやし まさお) 参院
 
農林水産大臣政務官 田名部 匡代(たなぶ まさよ) 衆院
農林水産大臣政務官 松木 けんこう(まつき けんこう) 衆院
 
経済産業大臣政務官 田嶋 要(たじま かなめ) 衆院
経済産業大臣政務官 中山 義活(なかやま よしかつ) 衆院
 
国土交通大臣政務官 市村 浩一郎(いちむら こういちろう) 衆院
国土交通大臣政務官 小泉 俊明(こいずみ としあき) 衆院
国土交通大臣政務官 津川 祥吾(つがわ しょうご) 衆院
 
環境大臣政務官 樋高 剛(ひだか たけし) 衆院
 
防衛大臣政務官 松本 大輔(まつもと だいすけ) 衆院
防衛大臣政務官 広田 一(ひろた はじめ) 参院

菅第2次改造内閣 閣僚の読み方

民主党役員の読み方 2011年1月14日

代表 菅 直人(かん なおと)
代表代行 仙谷 由人(せんごく よしと) 
幹事長 岡田 克也(おかだ かつや)
政策調査会長 玄葉 光一郎(げんば こういちろう)*国家戦略担当相兼務
国会対策委員長 安住 淳(あずみ じゅん)

菅第2次改造内閣の顔ぶれ(菅再改造内閣) 閣僚の読み方 2011年1月14日

民主党WEBより →こちら

総理 菅 直人(かん なおと)
総務 地域主権 片山 善博(かたやま よしひろ)*民間
法務 江田 五月(えだ さつき)参院 
外務 前原 誠司(まえはら せいじ)
財務 野田 佳彦(のだ よしひこ)
文部科学 高木 義明(たかき よしあき)
厚生労働 細川 律夫(ほそかわ りつお)
農林水産 鹿野 道彦(かの みちひこ)
経済産業 海江田 万里(かいえだ ばんり)
国土交通・海洋政策 大畠 章宏(おおはた あきひろ)
環境・防災 松本 龍(まつもと りゅう)
防衛 北澤 俊美(きたざわ としみ)参院
内閣官房 沖縄・北方 枝野 幸男(えだの ゆきお)
国家公安・公務員制度改革 拉致 中野 寛成(なかの かんせい)
郵政改革・金融 自見 庄三郎(じみ しょうざぶろう)参院 *国民新党
行政刷新・消費者・食品安全 蓮舫(れんほう)参院
経済財政 社会保障・税一体改革 少子化・男女共同参画 与謝野 馨(よさの かおる)*無所属
国家戦略 科学技術・宇宙開発 玄葉 光一郎(げんば こういちろう)*政策調査会長兼務
内閣官房副長官 藤井 裕久 (ふじい ひろひさ)
内閣官房副長官 福山 哲郎(ふくやま てつろう)参院
内閣官房副長官 瀧野 欣彌(たきの きんや)–
内閣法制局長官 梶田 信一郎 (かじた しんいちろう)–

浅井長政の読み方(あさい)(あざい)

1月12日
NHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が楽しみ。
初回に登場した浅井長政の読みが(あざい ながまさ)。
あれ~~(あさい ながまさ)では?・・・と思う人も多いはず。
そこで浅井長政の読みについて調べました。

NHK
NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」江・辞典→こちら
浅井長政 (あざい・ながまさ) 浅井久政 (あざい・ひさまさ)

そのとき歴史が動いた(2008年10月1日放送)→こちら

——————————————————–以下「そのとき歴史が動いた」より引用

「浅井長政」を番組では「あざい ながまさ」と読んでいるが「あさい ながまさ」ではないのか?

「浅井長政」の「浅井」を「あざい」と読むか「あさい」と読むかに関しましては、今でも両方の説があり、専門家の間でも結論は出ていません。

「あさい」説の根拠としては10世紀前半に成立した百科事典『和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)』に「浅井」の読みがなとして「あさい」とふられていること、また「あざい」説の根拠としては近世に流布した辞書『節用集』に「あざい」と読みがながふられていることが挙げられています。
一方、長政の地元・北近江一帯(現・長浜市や湖北町など)では浅井を「あざい」と読むのが一般的で、旧浅井領であった「西浅井町」も「にしあざいちょう」と読んでいます。

従いまして当番組では「あざい ながまさ」と読んでおります。

——————————————————–以上「そのとき歴史が動いた」より引用
*『和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)』に関してはこのページ末の付録1を見てください。

参考WEBページ

『和名類聚抄』に関して和名抄の万葉仮名は清濁を書き分けていません・・・研究のページもあります。→こちら
日本史愛好家の日本史日誌より 浅井氏の読み仮名をめぐって~和名類聚抄・節用集を調べる・・・WEBもあります。こちら1 
紀伊国屋書店 じぶんべや 小和田哲男さんエッセイ「私が武将の苗字の読み方にこだわるわけ」 →こちら

国語辞典

・日本国語大辞典(小学館)第二版 第一巻 P255
*地名としての「浅井」と人名としての「浅井・朝井」が両方記載
あさい 浅井 (古くは「あざい」か)・・・滋賀県北部、琵琶湖北東岸にあった郡
あさい 浅井・朝井 姓氏の一つ・・・あさい・ながまさ(浅井長政)

・広辞苑(岩波書店)第五版 P36
あさい 浅井 姓氏の一・・・―-ながまさ(浅井長政)姓はアザイとも と記載

・大辞林(三省堂)第二版 P33
あさい 浅井 姓氏の一・・・―ながまさ(浅井長政)

・日本語大辞典(講談社)P28 
*地名としての「浅井」と人名としての「浅井長政」が両方記載
あざい(浅井) 町 滋賀県北東部、姉川の支流草野川流域の町 
あさい-ながまさ(浅井長政)

国立国会図書館の検索→こちら

タイトル検索に 浅井長政 と入れて検索する
2011/1の時点で20件出てくるが
読みがなは(あさい)(あざい)両方ある

長浜市のWEB 

わたしたちの長浜 中学生向け 歴史的分野→こちら
浅井氏とは・・・?(あざい)とある

付録1

NHK「そのとき歴史が動いた」にある『和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)』に関してはレファレンス協同データベース→こちら (わみょうるいじゅしょう、わみょうるいじゅうしょう)と読んでいます。

・日本国語大辞典では
和名抄・倭名鈔(わみょうしょう)・・和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)の略称
和名類聚抄・倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)・・平安中期の漢和辞書・和名抄

・広辞苑では
和名抄・倭名鈔(わみょうしょう)・・倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)の略称
倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)・・日本最初の分類体の漢和辞書・略称 和名抄

・国立国会図書館の検索では倭名類聚鈔(ワミョウ ルイジュショウ = ワミョウ ルイジュウショウ)(ワミョウ ルイジュウ ショウ)等、記載があります。

付録2

NHK 大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」よくある質問→こちら

———————————-以下「江~姫たちの戦国~」よくある質問より引用

ヒロインの名前について。「江(ごう)」ではなく、「小督(おごう)」あるいは「江与(えよ)」ではないのでしょうか?!

ヒロインである徳川秀忠の正室については、「お江(ごう)」「小督(おごう)」「五(ごう?)」「お江与(えよ?)」などの文字や読み方が伝わっているようです。諸説あるようで、研究者によっても色々な解釈があると思います。今回は、時代考証をお願いしている先生方ともご相談し、「江(ごう)」としました。

女性の名前の上にしばしば親愛を込めて使われる「お」を付けて、「お江(ごう)」と呼ばれることも、今後はあるかもしれません。ちなみに、大河ドラマ「葵~徳川三代」(平成12年放送)で扱った場合も、「お江(ごう)」としていました。 

———————————-以上「江~姫たちの戦国~」よくある質問より引用

昨年もNHK大河ドラマ「竜馬がゆく」が放映され、竜馬に関する多くの番組や記事がありました。
今年も浅井長政に関する番組や記事が多くなることと思います。
NHKの大河ドラマは多くの人が見るので読みかたの影響は大きいと思います。
どのように読むかは音訳・点訳する書籍や調査によるでしょうが、知っていることは大切なので、私が調べた範囲のことを記載しました。 
調査票には典拠をきちんと書いておくと校正の方が悩まなくてすみます。
読みがいろいろある言葉は音訳・点訳が難しいですね。

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