その他

第15回 静岡県視覚障害者情報支援センター奉仕員合同研修会

2015年4月23日

平成27年4月22日(水)

静岡県点字図書館から静岡県視覚障害者情報支援センターに名称が変わって、始めての音訳・点訳の合同研修会が行われました。毎年4月に行われる研修会です。

合同研修会 10.00~12:00

講演「視覚障害当事者のIT生活と新センターの役割~センターを支えるすてきな三角関係、再び~」
講師 土居 由知氏

講師の土居氏は静岡県視覚障害者情報支援センターの職員で生活相談支援員。

ご自身のIT史を話の中に織り込みながら視覚障害は「たかが機能障害、されど情報障害」と話されます。

情報支援センターが現実社会にアクセスする手段と機会を提供しサポートする場であること。

これからの情報支援センターは
・IT 機器利用の推進とそのための支援
・情報提供の拡充とその方法の拡大
・改めて三角関係:視覚障害当事者/利用者、ボランティア/協力者、職員が素敵な三角関係でセンターを支える必要性を話されました。

そして視覚障害者と相対するときの実践テク
・声掛け:安心感の提供(名前や身分を伝える)
・ニーズの把握:自発性の尊重(相手の話を聞く)
・実行:スキルの提供(できる範囲のことをする)

そして第1回「誘導テク研修」へのお誘いがありました。
日時:5月16日(土)、10時~12時
場所:静岡県視覚障害者情報支援センター
職員であるベテランの歩行訓練士がどのように声掛けをしたらいいのか、ポイントを伝え、午後には利用者との交流で「駿府城公園史跡探訪」をするとのことです。

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昼食・休憩をはさんで音訳研修会 13:00~15:00
1.感謝状贈呈
2.連絡事項
3.「枠アナウンスの変更点と制作基準の統一」

以上が今年の合同研修会です。

WEB上にある読み方辞典の見直し

2015年4月14日

今年は気候が不順で春の長雨が続きます。皆様、体調はいかがでしょうか。
1998年に「音訳の部屋-読み方辞典」を公開してから17年がたちました。
その後、Yahoo!やGoogleが登場し最近は検索が楽になりました。

「WEB上にある読み方辞典」へ多くのリンクを貼りましたが、リンク先がなくなることも多くあります。
「WEB上にある読み方辞典No.1」はリンクを確かめて残しましたが、「WEB上にある読み方辞典No.2」は必要がなくなりましたので、掲載をやめました。

もし使っておられる方がいましたら、Google等で検索するとWEB上の辞書や専門サイトへたどり着きますのでGoogle等に検索語を入れてお調べ下さい。たくさんのサイトにたどり着きますので選択の幅が広がります。

Google等で調べた用語の読みが音訳・点訳の読みとして使っていいものかどうかは各自の判断が必要です。
講座等ではお話していますが次のことをまもって下さい。
・サイト制作者の確認(典拠の記載)・・所属の記載方法に従う
・出来るだけ複数のサイトを調べる・・確かめ
・文全体にルビがあるページは利用しない・・子供、外国人向けが多い

最近はWikipediaも執筆している人たちが切磋琢磨して充実しています。
心配でしたらWikipediaで調べた読み方を検索にかけて確かめればいいと思います。

音訳の部屋Home(Topページ)も少し手直しして分かりやすくしようと思っています。

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浜松市天竜区横山町 宝珠院のミヤマツツジ(ミツバツツジ)4月12日撮影

航空機の機種を示す数字の読み(ボーイング777X)

2014年11月18日
朝日新聞朝刊に「東レ、B777Xに炭素繊維 独占納入に基本合意」の記事
ーー以下朝日新聞より一部転載
東レは17日、米航空機大手ボーイングが2020年の就航を目指している大型機「777X(トリプルセブンエックス)」に使う炭素繊維を独占的に納めることで基本合意したと発表した。すでに納入している中型機「787」向けも合わせて、販売額は今後10年間で1兆円規模になるという。
・・・
ーー以上朝日新聞より一部転載

朝日新聞 777X(トリプルセブンエックス)と読みが書いてありました。→こちらの記事
Wikiにもボーイング777(Boeing 777、ボーイング・トリプルセブン)の読みがあります。→こちら 
※Wikiでは次のような記載があります。
「トリプルセブン」は日本においては全日本空輸(日本第4080555号)などが商標登録しているため、全日空以外の運航機に対してこのように呼ぶことはほとんどない。

NHKニュースでは777X(ナナナナナナエックス)型機(ガタキ)音声

***
NHKことばのハンドブック第2版P75によると
「航空機の機種を示す数字の読み」
数字の部分は日本語読みとし、2けた以上の数字は原則として全体を1つの数字として読む。
航空会社や自衛隊の内部などでは、いろいろな呼び方をしているが、放送では一般にわかりやすい読み方を採る。
<例>エアバス300(エアバス・サンビャク)YS11(ワイエス・ジューイチ)
ただし、ボーイング社の「7××」シリーズの機種は、例外として数字を1つずつ読む。
<例>ボーイング747(ナナヨンナナ)ボーイング747-400(ナナヨンナナ・ノ・ヨンヒャク)
***
※NHKホーム>ことば(放送用語)>放送現場の疑問・視聴者の疑問>ロケットや航空機の機種の読み方は?
こちら にはまだボーイング777は載っていません。

朝日新聞には777X(トリプルセブンエックス)と言う読みの記載がありましたが、ルビがない時、一般的にはNHKの機種の読み方777X(ナナナナナナエックス)で読むのでしょう。報道を見守りたいと思います。

以上ボーイング777Xの読みについてでした。
777Xの製造には日本企業が多く参加し、部品全体の約2割を受け持つとのこと。
国産初の旅客ジェット機 MRJ(エムアールジェイ)も発展してほしい。

文化勲章受章者と文化功労者

2014年10月24日

2014年10月24日
文化勲章受章者と文化功労者の読み方(敬称略)

<文化勲章>
天野浩(あまの・ひろし)名古屋大教授
国武豊喜(くにたけ・とよき)北九州産業学術推進機構理事長
河野多恵子(こうの・たえこ、本名市川多恵子=いちかわ・たえこ)小説家
竹本住大夫(たけもと・すみたゆう、本名岸本欣一=きしもと・きんいち)人形浄瑠璃文楽太夫
中村修二(なかむら・しゅうじ)米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授
根岸隆(ねぎし・たかし)東大名誉教授
野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)洋画家

<文化功労者>
秋山和慶(あきやま・かずよし)指揮者
川崎信定(かわさき・しんじょう)筑波大名誉教授
絹谷幸二(きぬたに・こうじ)洋画家
黒井千次(くろい・せんじ、本名長部舜二郎=おさべ・しゅんじろう)小説家
小池和男(こいけ・かずお)法政大名誉教授
斎藤修(さいとう・おさむ)一橋大名誉教授
佐藤勝彦(さとう・かつひこ)自然科学研究機構長
田中啓二(たなか・けいじ)東京都医学総合研究所長
ちばてつや(本名千葉徹弥=ちば・てつや)漫画家
常磐津英寿(ときわず・えいじゅ、本名鈴木英二=すずき・えいじ)常磐津節三味線演奏家
樋口久子(ひぐち・ひさこ、本名大塚久子=おおつか・ひさこ)プロゴルファー
宝生閑(ほうしょう・かん)能楽師
山川民夫(やまかわ・たみお)東大名誉教授
山本明夫(やまもと・あきお)東京工業大名誉教授
湯浅譲二(ゆあさ・じょうじ)作曲家

安倍内閣・後任2閣僚

2014年10月21日

2014年10月21日
<安倍内閣>後任2閣僚
小渕経済産業大臣、松島法務大臣の辞任による後任2閣僚

法務大臣 上川 陽子(かみかわ ようこ)衆議院
経済産業大臣 宮沢 洋一(みやざわ よういち)参議院

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