第15回 静岡県視覚障害者情報支援センター奉仕員合同研修会
平成27年4月22日(水)
静岡県点字図書館から静岡県視覚障害者情報支援センターに名称が変わって、始めての音訳・点訳の合同研修会が行われました。毎年4月に行われる研修会です。
合同研修会 10.00~12:00
講演「視覚障害当事者のIT生活と新センターの役割~センターを支えるすてきな三角関係、再び~」
講師 土居 由知氏
講師の土居氏は静岡県視覚障害者情報支援センターの職員で生活相談支援員。
ご自身のIT史を話の中に織り込みながら視覚障害は「たかが機能障害、されど情報障害」と話されます。
情報支援センターが現実社会にアクセスする手段と機会を提供しサポートする場であること。
これからの情報支援センターは
・IT 機器利用の推進とそのための支援
・情報提供の拡充とその方法の拡大
・改めて三角関係:視覚障害当事者/利用者、ボランティア/協力者、職員が素敵な三角関係でセンターを支える必要性を話されました。
そして視覚障害者と相対するときの実践テク
・声掛け:安心感の提供(名前や身分を伝える)
・ニーズの把握:自発性の尊重(相手の話を聞く)
・実行:スキルの提供(できる範囲のことをする)
そして第1回「誘導テク研修」へのお誘いがありました。
日時:5月16日(土)、10時~12時
場所:静岡県視覚障害者情報支援センター
職員であるベテランの歩行訓練士がどのように声掛けをしたらいいのか、ポイントを伝え、午後には利用者との交流で「駿府城公園史跡探訪」をするとのことです。
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昼食・休憩をはさんで音訳研修会 13:00~15:00
1.感謝状贈呈
2.連絡事項
3.「枠アナウンスの変更点と制作基準の統一」
以上が今年の合同研修会です。