「音訳の部屋」リビングルーム

音ボラネット通信第9号「マンガも読んでみよう」

音ボラネット通信第9号が届きました。
特集は2009年のシンポジウム「マンガも読んでみよう」(1月30日)

20ページにわたる通信で読み応えがあります。
私はシンポジウムに参加しておりませんので、会の詳細は記載できませんが、会報から講演、事例発表、利用者の人たちの熱心な声が聞こえてきます。
北川先生記載の著作権法第37条3項の改正についてのページもあります。

出来ましたら手にとってお読み下さい。
会報の申込みなどは音ボラネットのページ→こちら

3月22日身延山の枝垂桜を見てきました。樹齢400年のすばらしい桜です。

身延山の枝垂桜  樹齢400年の枝垂桜

今日は4月1日

2010年4月1日

4月1日 新年度の始まりです。

友人が日本画の春の日展である日春展で日春賞を受賞(聖夜)したので、昨日、銀座の松屋へ行ってきました。
3月31日〈水〉─4月5日〈月〉 →こちら

絵を鑑賞した後、浜離宮を散策。
浜離宮の桜はまだ三分から五分咲き程度。
寒い日が続くのでこれからが見ごろのようです。
ビルを背景に菜の花が満開でした。
都会の中の風景を一枚。

浜離宮 ビルと菜の花

「建築界のノーベル賞」とも言われる米プリツカー賞 受賞

2010年3月30日

2010年プリツカー賞受賞

「建築界のノーベル賞」とも言われる米プリツカー賞をSANAAの妹島和世・西沢立衛 両名が受賞されました。
SANAA(サナー、Sejima And Nishizawa And Associates)は、建築家の妹島和世・西沢立衛両名による建築ユニット。
妹島 和世(せじま かずよ 1956年 – )
西沢 立衛(にしざわ りゅうえ 1966年 – )

主な共同作品には、米オハイオ州の「トレド美術館ガラスパビリオン」
長野県飯田市の「小笠原資料館」
金沢市の「金沢21世紀美術館」

妹島 和世氏の出身である 県立水戸一高(水戸市三の丸)では、
平成12年に創立120周年を記念して建てられたガラス張りの合宿所「江山閣(こうざんかく)」があります。

とても嬉しいニュースです。

「東宮大夫」の読み方

2010年3月18日

3月半ばを過ぎましたが気温の変化は激しいですね。
南から、桜が咲き始めているニュースが飛び込んできますが、北では吹雪いています。

最近ニュースで「東宮大夫」の言葉がよく出てきます。
NHKでは「とうぐうだいぶ」と読んでいました。

参考資料を調べました。
(1)NHKことばのハンドブック第2版  P123
大夫 タイフ・・・(大名の家老など)
    ダイブ・・・東宮~ 皇后宮~
    タユー・・・(役者、遊女など。「太夫」もある)

(2)広辞苑第五版 P1876
とうぐう(東宮・春宮)の項に
東宮大夫(とうぐうだいぶ)
春宮大夫(とうぐうのだいぶ)があります。

(3)日本国語大辞典 9 P936
1.東宮・春宮(とうぐう)の項に
①「とうぐうの大夫(だいぶ)」があり ます。
更に
2.とうぐうたゆう(東宮大夫) の項にもあります。
  「とうぐう(東宮)の大夫①」に同じ とあります。

以上を見ると「とうぐうだいぶ」でいいのかと思いますが、日本国語大辞典で始めに「とうぐうたゆう」をひくと迷います。
NHKニュースで「とうぐうだいぶ」と言っていたのでそれでよいのでしょう。

国会図書館のデータベースでもレファレンス事例詳細で記載があります。→こちら
読みの参考事例として載っています。

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宮内庁に質問のページがありましたので、利用目的を書いてメールで聞きました。

宮内庁からの返信です。

当庁では、「とうぐうだいぶ」と読んでいます。
                                   宮内庁広報係

富士山読み方辞典 ことば追加

2010年3月8日

静岡県・山梨県が中心となり富士山を世界遺産(世界文化遺産)に登録しようと運動しています。→こちら
2月23日は富士山の日となりました。

静岡新聞・山梨日日新聞が中心となり2006年10月に 第一回富士山検定試験 が実施されました。→こちら
音訳の部屋に以前から『富士山読み方辞典』があります。→こちら

静岡市立図書館にて『富士山検定公式テキスト』を借りました。
2006年12月25日初版第一刷発行
編著 特定非営利活動法人・富士山検定協会

富士山関係の用語を調べるのは県外の方は結構大変のようです。
音訳の部屋の富士山読み方辞典にない用語を富士山検定公式テキストより追加しました。

*用語は資料によって違いがあります。*
例えば
忍野八海(おしのはっかい)には八つの湧泉(ゆうせん)がありますが、その一つ底抜池については違う読み方があります。
以前私が調べた資料では(そこぬけいけ)
富士山検定公式テキストでは(そこなしいけ)
WEBでは読みは半々です。
そこで池がある榛の木林資料館(はんのきばやししりょうかん)に電話で聞きました。
「榛の木林民俗資料館」では山梨県教育委員会の案内が(そこぬけいけ)になっています。→こちら
資料館の話ではどちらも言うが榛の木林資料館では(そこぬけいけ)と言うそうです。

    「榛の木林民俗資料館」は有料ですが静かでとても眺めがいいのでオススメです。

友人が音訳で平安時代富士山頂にあった大日寺の読み方を調べて分からず、地元の関係機関に聞いたら(だいにちでら)と言われたそうですが、富士山検定テキストでは(だいにちじ)とありました。
典拠を記載すればどちらでもいいのかもしれません。
あまり細かいことを言うと読めなくなります。調査をすることが大事なのだと思います。

 音訳の部屋内の「富士山読み方辞典」は多くの本を調査して少しずつ足していきましたので探しにくいかもしれません。
   用語の探し方 用語が見つからない時には 編集→このページの検索 (Ctrl+F)から用語を入力して検索してください。

 多くの資料からことばを探してきました。変換違い等、気がつきましたがメールフォームより典拠を記載してお知らせ下さい。

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