「ことばの杜」より日本文学の朗読を聴く
「ことばの杜」は山根基世氏を代表に広瀬修子、宮本隆治、松平定和各氏のNHKを退職したアナウンサーで作った有限責任事業組合です。→こちら
ミッションには次のように書かれています。その一部を紹介します。
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誰かから、体験に基づく心のこもった話を聞いて感動したことはありませんか。
そんな時に味わう満足感は、何かとても美味しいものを食べた後の満足感に、よく似ていると思いませんか。
味わい深い「ことば」は、栄養に満ちたご馳走のように、私たちの心を満たしてくれ、身体の細胞の一つ一つを、大きく元気にしてくれます。
でも今の時代、そんな「ことば」の本当の美味しさを、どれほどの人が実感しているでしょうか。
・・・中略・・・
NHKアナウンサーは、放送開始から82年、日本の話しことばを担ってきました。
これまで蓄積してきたものを社会還元する意味でも、今NHKアナには「子どもたちのことば」を育てる責任があると考え、社会貢献し始めています。
しかし現役の間は、大変忙しく、思いはあっても十分な貢献はできないのが実情です。
そこで、私たちOBがこの運動を外から支える仕組みとして「LLP ことばの杜」を設立しました。
人は「ことば」を交わすことによって、心を通い合わせることができ、それはとても心地良い体験なのだと、子どもたちに知ってほしい。子どもたちに「ことば」の本当の美味しさを伝えたい。「ことば」に、人の心を動かす力があることを信じる子どもを育てることが、より良い世の中を実現していくための第一歩になると信じて・・・
有限責任事業組合 ことばの杜代表 山根基世
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その中に
「日本文学 朗読アーカイブス構築」があります。
LLP参加者や多くのアナウンサーの方の協力を得て日本文学を中心とした朗読アーカイブスをつくり、視覚障害者の方や高齢者の方に向けた朗読の配信事業を行っていきます。→こちら
ここでは四氏が太宰治、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介の朗読をネット配信しており
さらに太宰治生誕100周年記念として徳田章、桜井洋子各氏も参加しています。
朗読と音訳は違うと言われますが
間の取り方や声の出し方などとても聞きやすい内容です。
趣旨も「視覚障害者の方や高齢者の方に向けた朗読の配信事業」となっていますので試聴してみて下さい。