「音訳の部屋」リビングルーム

第14回静岡県点字図書館奉仕員合同研修会

平成26年4月16日 第13回静岡県点字図書館奉仕員合同研修会

合同研修会 10.00~12:00
講演は『1種1級・視覚障害のそれなりのおばさんのはなし』千代 元子氏

音訳研修会 13:00~15:00
「処理・その他について」
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講演『1種1級・視覚障害のそれなりのおばさんのはなし』
演者の千代元子氏は主婦で、二人のお子様の母。とても好奇心旺盛な方。視覚障害がありながらMS-DOSの頃からパソコンを駆使しておられ、アマチュア無線家で、編み物もプロ級。
音声本を聞くと眠くなるので、書籍はほとんど点字本とのこと。

学校などに講演に行かれると、4cm程の金の折り紙を子供に渡し、競争して鶴を折るとのこと。
講演で紙を渡され折りましたが小さな折り紙で、すっかり鶴の折り方も忘れており散々。
千代さんの美しく折った鶴を見て感嘆します。

パソコンで友人をたくさん作り、音楽など楽しんでおられるとのこと。
障害者でもできないことはないと言う方の話は刺激的です。

午後は音訳研修会で「処理・その他について」
グループに分かれ図やグラフ等の課題を処理して他のグループと比較検討しました。
「これからは音訳とテキスト化」
合成音声では図表等を読むのはむずかしいので、音声ソフトが進化しても音訳者の役割は大切だと思います。
音訳者もスキルをみがく必要があり、静点では今年の研修は処理等を主にするそうです。
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毎年、総会は春の花の季節。音訳に疲れたら時には外へ出てみるのもいいですね。
今週始めに、クレマチスの丘と佐野美術館(鏑木清方展)へ行ってきました。

クレマチスの丘のチューリップと早咲きのクレマチス。
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珍しいチューリップ
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佐野美術館横せせらぎ亭のカラー
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新緑のモミジも鮮やか
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興味のある方はお出かけ下さい。
クレマチスの丘のチューリップと駿河平のヤマザクラ(長泉町)→こちら
せせらぎ亭のカラー(三島市)→こちら

標高わずか3m、仙台市宮城野区の日和山(ひよりやま)

2014年4月11日

2014年4月11日
低い山を二つ
仙台市宮城野区の日和山(ひよりやま)(ほぼ3メートル)
大阪市港区の天保山(てんぽうざん)(4・5メートル)

ーー以下読売新聞4月9日より
仙台市宮城野区の日和山(ひよりやま)が、18年ぶりに「日本一低い山」の座に返り咲いた。

かつて標高6メートルの国内2番目に低いとされた日和山は、東日本大震災の津波で削られ、消滅したとみられていた。しかし国土地理院が改めて被災地沿岸の地形を測量し、3メートルの「山」と確認。これまで「日本一」だった大阪市港区の天保山(てんぽうざん)(4・5メートル)を下回った。

日和山は、野鳥が羽を休める「蒲生(がもう)干潟」や仙台湾を望む仙台市民の憩いの場で、子供たちの遊び場でもあった。しかし震災で荒れ地状態に。いまはやや盛り上がった土地の上に、市民が積んだ石と「日和山」の看板が立っている。

最新の地図(電子版)には他の山と同様、斜体字で表記された。国土地理院は「計測の際、1メートル以下の小数点は四捨五入しており、実際はもう少し高い可能性もある」としている。
ーー以上読売新聞4月9日より

京都非公開文化財特別公開(20カ所)

2014年4月9日
朝日新聞朝刊に「京都非公開文化財特別公開」の記事が掲載。期間は4月26日(土)~5月6日(火)詳細→こちら
読み方を記載します。
1.浦嶋神社(うらしまじんじゃ)
2.寂光院(じゃっこういん) 備考:襖絵(ふすまえ)
3.直指庵(じきしあん))備考:想(おも)い出草ノート、葦葺(よしぶき)
4.上賀茂神社(かみがもじんじゃ) 備考:賀茂別雷(わけいかづち)、権殿(ごんでん)
5.大徳寺本坊(だいとくじほんぼう)
6.瑞峯院(ずいほういん) 備考:塔頭(たっちゅう)、蓬莱(ほうらい)山、独座庭(どくざてい)
7.下鴨神社(しもがもじんじゃ) 備考:大炊殿(おおいどの)、糺(ただす)の森
8.妙蓮寺(みょうれんじ)
9.本隆寺(ほんりゅうじ)
10.大報恩寺(だいほうおんじ) 備考:檜皮葺(ひわだぶき)
11.仁和寺(にんなじ) 備考:紫宸殿(ししんでん)
12.浄福寺(じょうふくじ)
13.尊勝院(そんしょういん) 備考:米地蔵尊像(よねじぞうそんぞう)デジタル版より
14.知恩院三門(ちおんいんさんもん) 備考:釈迦牟尼坐像(しゃかむにざぞう)
15.大方丈・方丈庭園(おおほうじょう・ほうじょうていえん) 知恩院(ちおんいん)
16.東寺五重塔(とうじごじゅうのとう)
17.伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
18.宝塔寺(ほうとうじ)
19.城南宮(じょうなんぐう)
20.石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)

桜が終わり、新緑が眩しくなる季節、訪問出来たら嬉しいのですが・・・

「黄色い新幹線・ドクターイエロー」

2014年4月7日

2014年4月7日
静岡県富士市浮島沼一帯のレンゲ畑の咲き具合が気になり、「富士山すそのパノラマロード」へ菜の花&桜と富士山の写真を撮りに行った帰り、立ち寄ってみました。
花はチラホラであまり咲いていないのに、浮島沼一帯、新幹線方向に大きなカメラがずらりと並び、多くのマニアでいっぱい。何だろうと尋ねると「黄色い新幹線・ドクターイエロー」が通るとのこと。待つこと30分、始めて「ドクターイエロー」をみました。
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「ドクターイエロー」について調べました。
車体色の黄色に由来して、新幹線電気軌道総合試験車(しんかんせんでんききどうそうごうしけんしゃ)は「ドクターイエロー」とよばれます。
非営業用車両の車両形式は、「系」や「型」ではなく「形」と呼ばれています。
「音訳の部屋」の「特別な数字の読み方辞典」を参考(→こちら)に読むと
例えば900系923形3000番台(キュウヒャク・ケイ・キュウヒャクニジュウサン・ガタ・サンゼン・バンダイ)でしょうか。

Wikipediaによりますと
東北新幹線区間等では、白ベースに赤の塗装の編成である東日本旅客鉄道(JR東日本)E926形が使用され、「East i(イースト アイ)」(正式名称は「電気軌道総合試験車(でんききどうそうごうしけんしゃ)」)と呼ばれるとのこと。

いつどこで運用するかは全く公表されないため、「ドクターイエローを目撃すると幸せになれる」という都市伝説がある・・・何か得をして、幸せな気持ち!

「ドクターイエロー」に関しては「しずおかはなさんぽ・花散歩通信」をご覧ください。→こちら
<推定運行時刻表>にリンクしています。

KITAGAWA通信 号外 2014.3

2014年4月4日

2014年4月4日
北川先生より「KITAGAWA通信 号外 2014.3」を送っていただきました。
ご紹介します。

ーーーー以下 KITAGAWA通信 号外より

升水記念市民図書館 2014年こどもの読書週間企画
「マイコレクションシリーズ 第4弾」
世界の切手 「読書の楽しみ」展
2014年5月5日(月)~5月13日(火)12時~17時
5月9日(金)休館 企画展終了後も5月中の(火)(土)はご覧いただけます。

「読書」をテーマにデザインされた世界各国の切手。一枚一枚の切手からそれぞれの国の、本や読書への思いが伝わってきます。北川和彦2010年全日本切手展「銅賞」受賞コレクションです。64リーフ(402点)他

会場 升水記念市民図書館 (〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町7-35)
観覧料 500円(中学生以上)
問い合わせ先 升水記念市民図書館 TEL 0463-21-6591
開館時間内(毎週火・土の1時~5時)および会期中
<館長の升水(旧姓 大木)由希さんは国立国会図書館OBです>

ーーーー以上 KITAGAWA通信 号外より
参考WEB 升水記念市民図書館→こちら

世界の切手「読書の楽しみ」展 チラシ
北川切手

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「音訳・点訳のための読み調査ガイド」ー視覚障害者サービスの向上にむけてー  日外アソシエーツ(株)
「研修会シリーズ」等を著し、音訳・点訳の向上のためにご尽力されている北川和彦氏はボランティア活動の他に切手の蒐集家として活躍なさっておられます。2010年全日本切手展に出品し、入賞(銅賞)された作品「読書の楽しみ」全64リーフに、新たに新作品を追加して展示なさるとのこと。皆様お出かけ下さい。

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