言葉の読み方

福島原発廃炉デブリ排出 気中工法等の読み方

2017年7月5日

2017年7月5日
福島原発廃炉デブリ排出 気中工法等の読み方を各報道より収集

溶融核燃料(ようゆうかくねんりょう)デブリ

気中工法(きちゅうこうほう)格納容器を水で満たさない工法

冠水工法(かんすいこうほう)極めて強い放射線を遮るため原子炉を取り囲む格納容器を水で満たす工法

原子炉建屋(げんしろたてや)

北朝鮮 ICBM関連の読み方

2017年7月5日

2017年7月5日
北朝鮮 ICBM関連の読み方をNHK・デジタル大辞泉・朝日新聞など各報道機関から収集しました。分かるものだけです。

ICBM アイシービーエム(intercontinental ballistic missile)大陸間弾道ミサイル

火星(ファソン)14号 NHK(かせいじゅうよんごう)
北朝鮮が北西部・平安北道(ピョンアンブクト)の亀城(クソン)

SLBM(エスエルビーエム)submarine-launched ballistic missile 潜水艦発射弾道ミサイル

地対地ミサイル(ちたいちミサイル)

SALT(ソルト・ソールト・サルト)Strategic Arms Limitation Talks 戦略兵器制限交渉

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の読み方

2017年5月8日

2017年5月8日
昨日の朝日新聞朝刊に「サ高住 事故3362件」の記事がありました。
「サ高住」略して書いてあるので、分かりにくいです。
ニチイ→こちら
Wikipedia→こちら
を参照しますと
サービス付き高齢者向け住宅(サービスつきこうれいしゃむけじゅうたく)のことで、略して「サ高住」(さこうじゅう)と呼ばれるようです。

ーー以下ニチイから「サ高住」について引用

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」に基づいた、高齢者のための住宅です。

新聞記事や情報誌では、略して「サ高住(さこうじゅう)」や「サ付き住宅」と表記されることもあります。また、以前は「高齢者専用賃貸住宅(高専賃)」「高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)」「高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)」がありましたが、2011年高齢者住まい法の改正に伴い、「サービス付き高齢者向け住宅」に統一されました。

ーー以上ニチイから「サ高住」について引用

ーーまたコトバンクにも読み方があります。
デジタル大辞泉 サ高住 (サコウジュウ)
日本大百科全書(ニッポニカ) サ高住(さこうじゅう)

日本大百科全書(ニッポニカ) サ付き住宅 (さつきじゅうたく)

雪崩に巻き込まれた高校生ら8人の死亡確認 読み方

2017年3月28日

2017年3月28日

27日午前8時半ごろ、栃木県那須町(なすまち)にある「那須温泉ファミリースキー場」の付近で雪崩が起き、登山の講習を受けていた県内の高校の山岳部の生徒や教員合わせて48人が巻き込まれました。

警察によりますと、このうち、県立大田原高校の男子生徒7人と男性教員1人の合わせて8人が死亡しました。死亡したのは、いずれも山岳部の生徒です。

元気な若者が亡くなったことに心痛みます。
音訳・点訳のために関連する言葉の読み方を記載します。

FNNニュースより
高瀬淳生(たかせ あつき)さん(16)矢板市(やいたし)
浅井譲(あさい ゆずる)さん(17)那須塩原市(なすしおばらし)
佐藤宏祐(さとう こうすけ)さん(16)大田原市(おおたわらし)
奥公輝(おく まさき)さん(16)(さくら市)
萩原秀知(はぎわら ひでとも)さん(16)高根沢町(たかねざわまち)
大金実(おおがね みのる)さん(17)那須塩原市(なすしおばらし)
鏑木悠輔(かぶらぎ ゆうすけ)さん(17)那須町(なすまち)、
毛塚優甫(けつか ゆうすけ)さん(29)教員で大田原市(おおたわらし)

ーー

表層雪崩(ひょうそうなだれ)
栃木県那須町の那須高原(なすこうげん)
栃木県立大田原高等学校(とちぎけんりつ おおたわらこうとうがっこう)
茶臼岳(ちゃうすだけ)
DMAT(ディーマット)災害派遣医療チーム (Disaster Medical Assistance Team)
栃木県立那須清峰高等学校(とちぎけんりつ なすせいほうこうとうがっこう)
栃木県立矢板高等学校(とちぎけんりつやいたこうとうがっこう)
栃木県立真岡女子高等学校(とちぎけんりつもおかじょしこうとうがっこう)
栃木県立真岡高等学校(とちぎけんりつ もおかこうとうがっこう)
矢板中央高等学校(やいたちゅうおうこうとうがっこう)

橋本健一(はしもと けんいち)会長 栃木県高等学校体育連盟
猪瀬修一(いのせ しゅういち)県高校体育連盟登山部委員長
平島寛行(ひらしま ひろゆき)主任研究員 防災科学技術研究所雪氷防災研究センター
植木洋一(うえき よういち)校長 栃木県立大田原高校
堀江幸雄(ほりえ ゆきお)教頭 栃木県立大田原高校
宇田貞夫(うだ さだお)栃木県県教育長
谷恒生(たに こうせい)那須高原に移り住んだ作家
大塚成人(おおつか なりひと)さいたま市消防局警防課消防司令長
上石勲(かみいし いさお)防災科学技術研究所・雪氷防災研究センターセンター長

吉田公園に命山2基(静岡新聞)の読み方

2017年3月26日

2017年3月26日
今日の静岡新聞を見て、静岡県吉田町の県営吉田公園内に「命山2基」完成の読み方を調べました。
二つの命山は海抜6.9メートルと8メートル。6400人が避難できるとのことです。

命山(いのちやま)は防災用語集によると台風による高潮や津波、洪水で地域が浸水したときに、住民が緊急避難するためにつくられた人工高台。→こちら 命山は広辞苑、日本国語大辞典にはありません。

WEBで調べるとコトバンクの日本大百科全書(ニッポニカ)、デジタル大辞泉に 命山(いのちやま)とあります。

ーー日本大百科全書(ニッポニカ)より
台風や津波で地域が浸水したときに、住民が避難するためにつくられた、人工高台の通称。
静岡県袋井(ふくろい)市湊(みなと)地区の遠州灘(えんしゅうなだ)から約1キロメートル内陸には、江戸時代の1680年(延宝8)に起きた津波の被害を教訓としてつくられた二つの人工高台、中新田命山(高さ5メートル)と大野命山(高さ3.7メートル)が残っている・・・
ーー

静岡県袋井市には昔からあったのですね。

袋井市ではさらに平成25年(2013)には約1300人が避難できる湊命山が新たに造営され、地上高7.2メートル(海抜10メートル)。現在整備中の湊西地区命山は8.1メートル(海抜10メートル)平成29年3月完成予定。
東同笠(ひがしどうり)・大野地区命山は7.5メートル(海抜10メートル)平成29年3月完成予定。
現在、中新田地区命山は7.2メートル(海抜10メートル)

命山(いのちやま)
湊命山(みなといのちやま)
中新田命山(なかしんでんいのちやま)
大野命山(おおのいのちやま)
2基(にき)「NHKことばのハンドブック 第2版」P340

命山の読み方は多く出ていますが数え方が 命山2基 とあります。
基の読みについて調べました。
「音訳の部屋・数詞・助数詞の読み方」の基(き)据え置くものなどを数える・・とあります。

ーー以下「数え方の辞典」著者 飯田朝子 小学館 P338 き(基)より一部参照
「基」は建物の四角い土台・基盤・根元を表します。据え置くもの、人間ひとりの手では動かしがたいものなどを数える語です。
①墓・神仏
墓・ピラミッド・古墳・墓穴・石室 鳥居・神輿 仏壇
②置物・設置物
庭園に据え付けてある灯籠・石塔 公園などの像・碑 公園のベンチ・遊具・トイレ 据えてある大型機械 照明設備(照明施設・街灯・信号機)*街灯は灯でも数える 住居跡・窯跡などの遺跡 ブイ(浮標) ビルの壁面に設置された大型のモニタースクリーン・画面 大型タンク(石油タンク) まれに魚のひれ
③台や塔、堤などの建造物
タワー・塔 やぐら 灯台・展望台 砲台・ロケットの発射台 堤防・消波提 橋脚 ダム
④炉・発電機
原子炉 原子力発電所・風力発電所の発電機
⑤設置された乗り物
スキーのリフト施設 エレベーター・エスカレーター・自動遊歩道
*エレベーターを他の階に移動するために利用する時は「台」で数えます。
「このエレベーターは満員のため、1台お待ちください。」
⑥飛行する機械・乗り物に関するもの 「機」と同様の意味を持ちます。
ロケット 人工衛星(偵察衛星2基打ち上げ) 飛行機のエンジン(事故機は2基のエンジンが停止していた)

*「機」P339
飛行機(ジャンボ機2機が離陸 ヘリコプター3機が出動)・誘導装置を持つミサイル・(専門的に)空軍組織の最小単位で、航空機とその乗員から構成されるまとまりを数えます。

ーー以上「数え方の辞典」著者 飯田朝子 小学館 P338 き(基) P339 き「機」参照

「NHKことばのハンドブック 第2版」助数詞の使い方もご覧ください。

数え方に「基」を使っていることが多いのに驚きました。

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