言葉の読み方

東京五輪エンブレム決定「組市松紋」A案

2016年4月25日

2016年4月25日
東京五輪エンブレムは野老朝雄(ところ あさお)氏の「組市松紋(くみいちまつもん)」A案に決定しました。
A案は、「組市松紋」がテーマ。江戸時代に「市松模様」として広まったチェック柄を伝統色「藍色」で、粋な日本らしさを描いています。形の異なる3種類の四角形が、国や文化・思想の違いを示し、その違いがつながり合い「多様性と調和」を表現し、つながる世界を目指しています。
野老氏は1969年(昭44)生まれ。東京造形大卒業、建築やデザインなどの分野で活躍しています。

※野老(トコロ)とはデジタル大辞泉の解説によると
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。原野に自生。葉は心臓形で先がとがり、互生する。雌雄異株。夏、淡緑色の小花を穂状につける。根茎にひげ根が多く、これを老人のひげにたとえて野老(やろう)とよび、正月の飾りに用い長寿を祝う。根茎をあく抜きして食用にすることもある。おにどころ。《季 新年》「―うり声大原の里びたり/其角」

「平成28年(2016)熊本地震」報道からの言葉の読み方

2016年4月21日

2016年4月15日 (随時追加していきます。)
気象庁命名「平成28年(2016年)熊本地震」

気象庁によりますと14日夜9時26分ごろ、熊本県熊本地方の深さ11キロを震源とするマグニチュード6.5の地震があり、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測しました。
震度6弱の揺れを、熊本市の東区、西区、南区、玉名市、宇城市、西原村で、震度5強の揺れを熊本市の中央区、北区、菊池市、宇土市、合志市、美里町、大津町、菊陽町、御船町、山都町、氷川町で観測しました。
また、熊本県と宮崎県の各地で震度5弱の揺れを観測しました。
気象庁は、今後も1週間程度は、震度6弱程度の激しい揺れを伴う余震がおきるおそれがあるとして、これまでの揺れで壊れたり、傷んだりした建物や、崩れた崖など、危険な場所には絶対に近づかないよう呼びかけています。

2016年4月16日
気象庁は、16日午前1時25分ごろに起きたマグニチュード7.3の地震が「本震」で、それより前のおとといの夜に発生した熊本地震が「前震」にあたるという見解を示しました。
熊本県や大分県で、震度5弱以上の揺れを観測した地震は、16日午後10時までに合わせて14回に上り、気象庁は、今後も激しい揺れを伴う地震が発生するおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

4月17日1時30分追加 10時50分追加 21時43分追加
4月18日22時追加
4月19日22時50分追加
4月21日14時43分追加
4月22日16時25分追加
4月25日追加 4月26日追加 4月29日追加

報道で出てきた言葉の読み方

<地名>
▲熊本県
益城町(ましきまち)
玉名市(たまなし)
宇城市(うきし)
菊池市(きくちし)
宇土市(うとし)
八代市(やつしろし)
大津町(おおづまち)
山都町(やまとちょう)
南阿蘇村(みなみあそむら)河陽(かわよう)
嘉島町(かしままち)/上益城郡(かみましきぐん)
熊本市南区城南町(じょうなんまち)
熊本市南区富合町(とみあいまち)
宇城市松橋町(まつばせまち)と小川町(おがわまち)

上天草市(かみあまくさし)
阿蘇市(あそし)
天草市(あまくさし)
美里町(みさとまち)/下益城郡(しもましきぐん)
和水町(なごみまち)/玉名郡(たまなぐん)
菊陽町(きくようまち)/菊池郡(きくちぐん)
御船町(みふねまち)/上益城郡(かみましきぐん)
山都町(やまとちょう)/上益城郡(かみましきぐん)
氷川町(ひかわちょう)/八代郡(やつしろぐん)
産山村(うぶやまむら)/阿蘇郡(あそぐん)
南小国町(みなみおぐにまち)/阿蘇郡(あそぐん)
高森町(たかもりまち)/阿蘇郡(あそぐん)
大津町(おおづまち)/菊池郡(きくちぐん)
西原村(にしはらむら)/阿蘇郡(あそぐん)
合志市(こうしし)
甲佐町(こうさまち)/上益城郡(かみましきぐん)
南阿蘇村(みなみあそむら))/阿蘇郡(あそぐん)
*黒川(くろかわ)地区、立野(たての)地区、新所(たての)地区
大分県
竹田市(たけたし)
豊後大野市(ぶんごおおのし)
別府市(べっぷし)
由布市(ゆふし)
日田市(ひたし)

中津市(なかつし)耶馬溪町(やばけいまち)
益城町(ましきまち)下陣(しもじん)

宮崎県
五ヶ瀬町(ごかせちょう)/西臼杵郡(にしうすきぐん)
延岡市(のべおかし)
高千穂町(たかちほちょう)

福岡県
久留米市(くるめし)
筑前町(ちくぜんまち)

佐賀県
佐賀市川副町(かわそえまち)
神崎市(かんざきし)

<いろいろ>
熊本城公式ホームページ→こちら
重要文化財櫓群(じゅうようぶんかざいやぐらぐん)
田子櫓(たごやぐら)
七間櫓(しちけんやぐら)
十四間櫓(じゅうよんけんやぐら)
四間櫓(よんけんやぐら)
源乃進櫓(げんのしんやぐら)
東十八間櫓(ひがしじゅうはちけんやぐら)
北十八間櫓(きたじゅうはちけんやぐら)
五間櫓(ごけんやぐら)
不開門(あかずのもん)
平櫓(ひらやぐら)
矢倉(やのくら)
宇土櫓(うとやぐら)
戌亥櫓(いぬいやぐら)
未申櫓(ひつじさるやぐら)
田子櫓(たごやぐら)
監物櫓(けんもつやぐら)
不開(あかずの)門
長塀(ながべい)
頬当御門(ほほあてごもん)
飯田丸(いいだまる)の櫓下(やぐらした)の石垣
備前掘(びぜんぼり)の石垣
熊本県南阿蘇村の奇岩「免(めん)の石」
南外輪山(みなみがいりんざん)
水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)熊本市の日本庭園

長周期地震動(ちょうしゅうきじしんどう)階級4
激甚災害(げきじんさいがい)
前震(ぜんしん)
本震(ほんしん)
余震(よしん)
配水池(はいすいち)
布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯
災害派遣医療チーム(DMAT・ディーマット)
御船町にある希望ヶ丘病院(きぼうがおかびょういん)
益城町にある益城病院(ましきびょういん)
熊本県内にある益城熊本空港(ましきくまもとくうこう)インターチェンジと松橋(まつばせ)インターチェンジ
九州電力(鹿児島県)川内(せんだい)原子力発電所 薩摩川内市(さつませんだいし)
九州電力(佐賀県)玄海(げんかい)原子力発電所
有明海(ありあけかい)と八代海(やつしろかい)
大切畑(おおぎりばた)ダム
鳥子川(とりこがわ)流域
別府ー島原地溝帯(べっぷ-しまばらちこうたい)
別府ー万年山断層帯(べっぷ-はねやまだんそうたい)
緑川(みどりかわ)断層帯
熊本県 阿蘇山(あそさん)
大分県 九重山(くじゅうさん)鶴見岳・伽藍岳(つるみだけ・がらんだけ)
長崎県 雲仙岳(うんぜんだけ)
阿蘇大橋(あそおおはし)
JR立野駅(たてのえき)
阿蘇神社(あそじんじゃ)重要文化財の楼門(ろうもん)
河陽(かわよう)地区の山あいにある温泉旅館「地獄温泉 清風荘(じごくおんせん せいふうそう )」
避難所になった熊本市立砂取小学校(くまもとしりつ すなとりしょうがっこう)*熊本県熊本市中央区神水(くわみず)
熊本市北区の市立楠(くすのき)中学校
熊本市西区の市立千原台(ちはらだい)高校
熊本市龍田西(たつだにし)小学校
民泊サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)
雑誌『ソトコト』を手がける木楽舎(きらくしゃ)
肺塞栓症(はいそくせんしょう)
肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)
震源断層(しんげんだんそう)
地震断層(じしんだんそう)
伏在断層(ふくざいだんそう)
雁行断層(がんこうだんそう)
構造線(こうぞうせん)
火山性活断層(かざんせいかつだんそう)
共役断層(きょうやくだんそう)
破砕帯(はさいたい)
罹災証明(りさいしょうめい)
音聴棒(おんちょうぼう)

<高速道路>
熊本県の南関インターチェンジ(なんかんインターチェンジ)
熊本県の八代ジャンクション(やつしろジャンクション)と津奈木インターチェンジ(つなぎインターチェンジ)
熊本県の嘉島ジャンクション (かしまジャンクション)
小池高山インターチェンジ(おいけたかやまインターチェンジ)
日出ジャンクション(ひじジャンクション)

<JR九州>
鹿児島線 荒尾(あらお)と八代(やつしろ)
豊肥線(ほうひせん) 熊本と宮地(みやじ)
肥薩線(ひさつせん) 八代と鹿児島県吉松(よしまつ)
新玉名駅(しんたまなえき)

<関係者>
青木元(あおき  げん)気象庁地震津波監視課長
遠田晋次(とおだ  しんじ)東北大学教授
田所敬一(たどころ  けいいち)名古屋大地震火山研究センター准教授
本蔵義守(ほんくら  よしもり)東京工業大名誉教授(固体地球物理学)
蒲島郁夫(かばしま  いくお)熊本県知事
坂口正芳(さかぐち  まさよし)警察庁非常災害警備本部本部長・警察庁次長
山田清志(やまだ きよし)東海大学学長
藤井敏嗣(ふじい としつぐ)東大名誉教授火山噴火予知連絡会会長
清水洋(しみず ひろし)九州大学教授火山噴火予知連絡会副会長
古村孝志(ふるむら たかし)東京大学地震研究所教授
中田高(なかた たかし)広島大学名誉教授
西村卓也(にしむら たくや)京都大学防災研究所准教授
井村隆介((いむら りゅうすけ) 鹿児島大准教授(地質学)
市原秀志( いちはら ひでし)熊本県南阿蘇村村議
石原和弘(いしはら かずひろ)火山噴火予知連絡会副会長・京都大名誉教授(火山物理学)
八木勇治(やぎ ゆうじ)筑波大准教授(地球物理学)
鈴木康弘(すずき やすひろ)名古屋大教授(変動地形学)
松島健(まつしま たけし)九州大准教授(固体地球物理学)
池谷浩(いけや ひろし)砂防・地すべり技術センターの研究顧問
吉見雅行(よしみ まさゆき)産業技術総合研究所の活断層・火山研究部門(茨城県つくば市)の緊急調査団
三島和夫(みしま かずお)国立精神・神経医療研究センター医師
内山真(うちやま まこと)日本大学医学部教授(精神医学)
橋本徹夫(はしもと てつお)気象庁地震予知情報課長
平原和朗 (ひらはら かずろう)地震予知連会長・京都大教授地震学
山岡耕春(やまおか こうしゅん)名古屋大学地震火山研究センター長
須藤靖明(すどう やすあき)阿蘇火山博物館学術講師(火山物理学)
鷺谷威(さぎや たけし)名古屋大学減災連携研究センター教授
岡田篤正(おかだ あつまさ)京都大学名誉教授(変動地形学)
古賀一八(こが かずや)福岡大学教授建築防災学
林愛明(りんあいめい)京都大教授(地震地質学)
伊東英之(いとう ひでゆき)岩手県立大学教授(自然災害科学)
横田裕行(よこた ひろゆき)日本医科大学大学院教授 災害医療に詳しい医師
片田 敏孝(かただ としたか)群馬大学 防災研究者
吾妻崇(あずま たかし) 産業技術総合研究所主任研究員
石川芳治(いしかわ よしはる)東京農工大学大学院教授
榛沢和彦(はんざわ かずひこ)新潟大学大学院呼吸循環外科医師
木田厚瑞(きだ こうずい)日本医科大特任教授(呼吸器内科)
下川宏明(しもかわ ひろあき)東北大病院循環器内科
苅尾七臣(かりお かずおみ)自治医科大学附属病院 循環器内科 主任教授
西村博則(にしむら ひろのり)益城町町長
安田弘人(やすだ ひろと)益城町健康づくり推進課長 避難所責任者
木村 拓郎(きむら たくろう)減災・復興支援機構 理事長
国崎信江 (くにざき のぶえ) 危機管理教育研究所代表危機管理アドバイザー
釜井俊孝(かまい としたか)京都大学防災研究所教授
青井真(あおい しん)地震津波火山ネットワークセンター長
平田直(ひらた なおし)東大地震研究所教授
渡辺満久(わたなべ みつひさ)東洋大学社会学部教授。専門は変動地形学、活断層研究。
護雅史(もり まさふみ)名古屋大学減災連携研究センター特任教授
嶋田純(しまだ じゅん)熊本大学大学院自然科学研究科特任教授
首藤翠(しゅどうみどり)宮城県南三陸町志津川の主婦、益城町の避難先のホテルで支援活動
鷲頭(わしず)朋之(22)東海大農学部4年 助かった人
内村魂児(たまこ)亡くなられた内村宗春さんの母
川上誉紘(よしひろ) 東海大1年清田啓介さん(18)の同級生

<無料公開された災害の本WEBページ>
荻上チキ(おぎうえ ちき) 『災害支援手帖』 *臨時公開された『災害支援手帖』の特設サイト(http://books.kirakusha.com/saigaishien/)
寄藤文平(よりふじ ぶんぺい) 『地震イツモノート キモチの防災マニュアル』(イラストレーター)
『東京防災』電子書籍一覧(http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/1002317/1002546.html)
無料公開された『印刷現場の予防保全』抜粋版 (http://www.japanprinter.co.jp/pages/hozen-1.html)
地震関連のニュースが無料公開された『日刊薬業WEB』 (http://nk.jiho.jp/servlet/nk/top.html)

<死亡者(敬称略)>
4月15日9名
●益城町
広崎(ひろざき)の伊藤俊明(いとう  としあき)
※Mapion、Mapfan、Yahooは(ひろざき) JP郵便局は(ひろさき)
惣領(そうりょう)の荒牧不二人(あらまき ふじと)
安永(やすなが)の福本末子 (ふくもと すえこ)
木山(きやま)の村上ハナエ(むらかみ はなえ)
木山(きやま)の村上正孝(むらかみ まさたか)
馬水(まみず)の宮守陽子(みやもり ようこ)
寺迫(てらさこ)の富田知子(とみた ともこ)

●熊本市
東区戸島本町(としまほんまち)の坂本龍也(さかもと たつや)
東区秋津町秋田(あきつまちあきた)の松本由美子(まつもと ゆみこ)

ーー
4月16日以降
読み方は分かる方のみ記載 4月21日NHKニュース+新聞記事

益城町(ましきまち)平田(ひらた)の、内村宗春(うちむら むねはる)さん(83)、西村正敏(にしむら まさとし)さん(88)、西村美知子(にしむら みちこ)さん(82)、
益城町福原(ふくはら)の、島崎京子さん(79)、河添由実さん(28)、
益城町赤井(あかい)の城本千秋さん(68)、
益城町上陳(かみじん)の園田久江(そのだ ひさえ)さん(76)、
益城町寺迫(てらさこ)の村田恵祐(むらた けいすけ)さん(84)、
益城町島田(しまだ)の吉永和子さん(82)、
益城町木山(きやま)の松野ミス子(まつの みすこ)さん(84)、
益城町安永(やすなが)の山内由美子(やまうち ゆみこ)さん(92)、
熊本市中央区の高村秀次朗(たかむら ひでじろう)さん(80)、
熊本市東区沼山津(ぬやまづ)の矢野悦子(やの えつこ)さん(95)、
熊本市南区城南町永(じょうなんまちなが)の椿節雄(つばき せつお)さん(68)、
嘉島町(かしままち)鯰(なまず)の田端強(たばた つよし)さん(67)、冨岡王將(とみおか おうしょう)さん(84)、
嘉島町上六嘉(かみろっか)の奥田久幸(おくだ ひさゆき)さん(73)、
西原村(にしはらむら)鳥子(とりこ)の野田洋子(のだ ようこ)さん(83)、
西原村布田(ふた)の内村政勝(うちむら まさかつ)さん(77)、
西原村宮山(みややま)の大久保重義(おおくぼ しげよし)さん(83)、
西原村小森(こもり)の加藤カメノさん(かとう かめの)(90)、加藤ひとみ(かとう ひとみ)さん(79)、
南阿蘇村(みなみあそむら)立野(たての)の、片島信夫さん(69)、片島利榮子さん(61)、高田一美さん(62)、
南阿蘇村河陽(かわよう)の、増田フミヨさん(79)、橋本まち子さん(66)、脇志朋弥(わき しほみ)さん(21)、清田啓介(きよた けいすけ)さん(18)、大野睦さん(20)、牧野富美さん(46)葛城勲(かつらぎ いさお)さん(75)、葛城洋子(かつらぎ ようこ)(72)前田友光(まえだ ともみつ)
香川県東かがわ市馬篠の鳥居敬規(たかのり)さん(42)鳥居洋子(37)さんは、南阿蘇村長野「ログ山荘火の鳥」で見つかりました。
御船町(みふねまち)滝川(たきがわ)の持田哲子(もちだ てつこ)さん(70)、
福岡県宗像市(むなかたし)の福田喜久枝(ふくだ きくえ)さん(63)
八代市松崎町のアパートの火事の現場 小田芳江(78)
福岡県久留米市の早川海南男(はやかわ かなお)(71)南阿蘇村河陽(かわよう)の高野台団地の土砂災害現場

ーー
連絡がとれない方
阿蘇大橋付近  熊本県阿蘇市に住む熊本学園大4年の大和晃(やまとひかる)さん(22)

顔文字・絵文字の読み方

2016年3月24日

2016年3月24日
パソコン・スマートフォン等のeメール、Twitter・facebook等の投稿サイトでは日常的に顔文字・絵文字が溢れています。最近では一般の新聞や雑誌にも顔文字・絵文字はよく使われるようになりました。
音訳時の原本にも登場するようになったようで、時々メールをいただきます。

今のところ処理に決まったやり方はなく、個々の事例で表現が違うので決めることも出来なさそうです。北川和彦先生の『音訳・点訳のための読み方調査ガイド』やサイトから事例をさがしてみました。

「顔文字」フェイスマーク・顔マーク
書き手の感情を表現
国や言語、文化圏によって顔文字には多くのバリエーションがあり、日本で多く使われるカッコ()で囲んだ縦型の顔文字だけでなく、欧米で用いられる90度回転したようなカタチのものなどさまざま。

「絵文字」
小さなアイコン画像を文中に置く
簡略化した形で、記号や言葉の代わりにする。手洗い、非常口などのシンボルマークも絵文字の種類。

<原本に出てきた時>
「顔文字」
記号の中に含まれますから、原本に出てきた時には、!(感嘆符)等と同じ扱いで、読んだり読まなかったりでしょうか。音訳者の判断によるのでしょう。

レファレンス共同データベースで岐阜県図書館が
「メールやインターネットで用いる顔文字の音訳について書かれたものはないか。」との質問に
「北川和彦『音訳・点訳の読みの調査テクニック 略号・記号・単位編』([北川和彦],2001)に記載あり。
「記号の名称(意味)+マーク」としている。例)(^_^) … ニコニコマーク」と回答しています。→こちら

北川和彦先生の『音訳・点訳のための読み方調査ガイド』P166によるといまのところ、事例があまり多くないので、「記号の名称(意味)+マーク」と処理しているよう・・・とのこと。

「絵文字」
顔文字以外にも文字に近い機能を果たすもので、文中にあるときには読む必要があります。私たちもeメールで使っています。( 🚗 🐸 🌀 )など。
文中にあるときには 🚗で行く(車で行く・自動車で行く) 🚗に出かける(ドライブに出かける)
家に🐸(家に帰る)
🌀が発生(台風が発生)
🚻、🚽に行く(トイレに行く)

**

日本では携帯電話のメールから普及が進み、当初は機種やキャリアによってうまく表示されないことが多く、現在ではやや改善されてきたものの、やはり特定の機種、OSで読めない『機種依存』の問題はパソコン、スマホともに残っています。LINEやFacebookで使われる『スタンプ』も、この絵文字に近いイメージとのこと。
私は現在iPhoneを使っていますが、受信メールで読めない絵文字はたくさんあります。

各社の絵文字についてネットで調べたものを記載しておきます。
ドコモ絵文字→こちら
ソフトバンク絵文字→こちら
AU絵文字→こちら
iPhone用の絵文字→こちら (page1~5)

**

以上、現在、調査した結果です。
時間の経過でネットの世界はどんどん変化していきますから、この記事が古くなる日も近いかもしれません。
実際に顔文字・絵文字を使用することは多くないので、これ以上の質問が来ても答えられません。

天体観測衛星の打ち上げ成功 「ひとみ」と命名 用語読み方

2016年2月17日

2016年2月17日
ブラックホールなど宇宙の謎に迫る日本の新しい天体観測衛星が17日午後5時45分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられ、打ち上げは成功しました。JAXA=宇宙航空研究開発機構は、これまで「アストロH」と呼んでいた衛星の名前を17日夜、新たに「ひとみ」と命名しました。
ーー以上NHKニュースより

アストロH(エイチ)
H2A(エイチニーエー)ロケット30号機
JAXA(ジャクサ)=宇宙航空研究開発機構
NASA(ナサ)National Aeronautics and Space Administration アメリカ航空宇宙局
ESA(イサ・イーサ・イザ・イーザ) European Space Agency 欧州宇宙機関
名古屋大学現象解析研究センターの松本浩典(まつもと ひろのり)准教授
理化学研究所の牧島一夫(まきしま かずお)研究顧問
東京工業大学の河合誠之(かわい のぶゆき)教授

「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム発表・用語読み方

2016年2月12日

2016年2月12日
アメリカを中心とした国際研究チームは、11日、宇宙空間にできた「ゆがみ」が波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。
「重力波」はアインシュタインがちょうど100年前に「一般相対性理論」の中で提唱した現象です。

<関係する言葉>

重力波天文学(じゅうりょくはてんもんがく)
アインシュタインが発表した「一般相対性理論(いっぱんそうたいせいりろん)」

LIGO(ライゴ)重力波観測所
アメリカの重力波望遠鏡 「LIGO」(ライゴ)
フランスとイタリア、オランダは、イタリアのピサに「VIRGO」(ヴァーゴ・ヴィルゴ)を建設
英国とドイツは、ドイツのハノーファーに「GEO 600」(ジー・イー・オー)を建設
日本は神岡鉱山跡に大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)を建設
国立天文台は、重力波望遠鏡TAMA300(タマ300)

大阪市立大学の神田展行(かんだ のぶゆき)教授
東京大学数物連携宇宙研究機構の村山斉(むらやま ひとし)機構長
東京大学宇宙線研究所の梶田隆章(かじた たかあき)所長

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