お盆休みでお出かけの人が多いでしょうに、台風の影響で全国的に雨ですね。
朝、何となくテレビをつけていたら平均余命について報道していました。
その中で平均余命について、わざわざ(へいきんよみょう)と読みますと言っていました。
そこで「音訳の部屋」の中の平均余命について参考文献から作った読み方がどうなっているか調べると
法律用語読み方辞典・地理用語読み方辞典・算数数学用語読み方辞典がすべて(へいきんよめい)になっていました。
調査しないとタイヘン!!
主なる辞書では
日本国語大辞典を調べると平均余命(へいきんよめい) 余命(よめい) になっています。
広辞苑では平均のなかに平均寿命(へいきんじゅみょう)と共に平均余命(へいきんよめい)があります。
WEB辞書を調べるとほとんどが(へいきんよめい)ですが、書籍の主なる辞書が平均余命(へいきんよめい)ですので当然ですね。
そこで平均余命(へいきんよみょう)を使っている公的のページをさがすと
*石川県の統計情報ポータルサイトのいしかわ統計指標ランドに説明がありました
→こちら
平均余命【へいきんよみょう】
生命表に基づき、ある年齢に達した人について、これらの者のその後における生存年数の平均を、その年齢における平均余命という。特に0歳の平均余命を平均寿命という。
(出典) 総務省統計局刊行、総務省統計研修所編集「第54回 日本統計年鑑」
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*島根県のサイト 平均寿命 →こちら
平均余命(へいきんよみょう)と読み方が記載されています。
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*大分県のホームページー平均寿命・平均余命 →こちら
平均余命(へいきんよみよう)と読み方が記載されています。
大分県のページに
厚生労働省大臣官房統計情報部
平均余命の年次推移(全国) [Excelファイル]にリンクが貼ってありましたので行きましたが読みはありませんでした。
厚生省のホームページには平均余命の読みはないようです。
統計局のホームページ→こちら の中のページ なるほど統計学園 > 学ぶ・知る > 統計用語辞典( は)
では平均余命(へいきんよめい)になっています。
国立国会図書館NDL-OPAC
検索のタイトルに平均余命と入れると次が出ます。
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請求記号 Y111-83A8827
タイトル 日本人の平均余命 : 簡易生命表. 昭和54年
タイトルよみ ニホンジン ノ ヘイキン ヨメイ. 1979
出版地 〔東京〕
出版者 厚生省大臣官房統計情報部管理課
出版年 〔1980〕
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*図書館のページは蔵書検索が目的で読み方は利用させていただいているだけです。
私は音訳をしていて、「このようなホームページがあったらいいなあ!」
と言う思いで「音訳の部屋ー読み方辞典」を作ってきました。
出来るだけ公立図書館で入れている書籍を参考にしてきましたが、個人のページですので限界はあります。
時々、自分で作ったページと読みが違うとドキッとします。
調査をして分かったことは、報告しますが
読み方を決定するのは読み手である音訳者・点訳者であり、困った時には所属のところで解決してください。
読み方は一般的な言葉でも違う読み方があり悩みます。