朝日新聞「疑問解決モンジロー」を読んで
暮になりお忙しいことと思います。皆様、風邪などひいていませんか?
私は仕事やいろいろな用がたまりにたまり、夢の中でアタフタ大掃除!
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朝日新聞12/24の「疑問解決モンジロー」 大の月・小の月なぜあるの?
が掲載されています。
暦のことば読み方辞典を制作した者として興味がある話。
5、6年前から、日本の旧暦がブームだそうです。
小説・俳句・科学などいろいろな本に旧暦のことばが出てきます。
読み方辞典を作っていて感じたことをちょっと・・・
調査は大切ですが、こだわり過ぎないことも大切かなと感じるこの頃です。
暦でいえば十干は
国立国会図書館のページでは(じっかん)→こちら
国立天文台のページでは(じゅっかん)→こちら
同じようにしっかりした典拠でも
六十干支の甲子(かっし・こうし)
乙巳の変(いつしのへん・いっしのへん)
六曜の読み方などはさまざまです。
一般的に川(かわ・がわ)山(さん・ざん・やま)坂(さか・ざか)などもその土地や、典拠によっても違うことがあり、図書館の司書の方も書籍で調べても選んではくれません。
読み方辞典を作っていると、昔の人の読みなどは特にはっきりしていないことがあり、子孫でも分からないと言うことが多くあります。
読み方の調査は必要ですが、しっかりした典拠を調べていくつかあるときにはあまりこだわらないで、読んでいる本のテーマで大切な言葉を間違えないようにすることが大切かなと感じています。
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