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「音訓を追加する常用漢字34字」文化審議会の漢字小委員会

2008年10月23日

静岡新聞の22日朝刊に「音訓を追加する常用漢字34字」が掲載してありました。
文化庁国語施策>日本語教育>文化審議会国語分科会>漢字小委員会のページに詳細が載っています。漢字小委員会の過去の記事もありますので興味のある方は →こちら
34字を静岡新聞の表より記載しておきます。
※平仮名は訓読み、片仮名は音読み
愛(え)=「愛媛」に対応するため
委(ゆだねる)
育(はぐくむ)
応(こたえる)
神(か)=「神奈川」に対応するため
滑(コツ)=新たに「稽」が常用漢字に入るので「滑稽」に対応するため
関(かかわる)
館(やかた)
堪 音読み「カン」の語例として「堪能」を追加し、その備考欄に「『堪能』は『タンノウ』とも」と注記
岐(ギ)=「岐阜」に対応するため
混(こむ)=語例に「混む、混み合う、人混み」を掲げ、備考欄には「『混み合う』『人混み』は『込み合う』『人込み』とも」と注記。「込」の訓読み「こむ」は残すが、語例欄から「人込み」を削除
私(わたし)=訓読み「わたくし」はそのまま残す
児(ご)=「鹿児島」に対応するため、語例欄に「稚児」を掲げる
滋(し)=「滋賀」に対応するため
臭(におう)=新たに常用漢字に入る「匂(におう)」に対応するため
十 音読み「ジッ」の備考欄に「『ジュッ』とも」と注記
旬(シュン)
城(き)=「茨城・宮城」に対応するため
伸(のべる)
振(ふれる)
粋(いき)
逝(いく)
拙(つたない)
創(つくる)
速(はやまる)
分(いた)=「大分」に対応するため
放(ほうる)
癒(いえる・いやす)
要(かなめ)=語例欄に「要」を掲げる
良(ラ)=「奈良」に対応するため
絡(からめる)
力 凡例の中で「力(リキ)む」と使用できることを記述
務(つとまる)
全(すべて)
平松注:新聞の文中には 「育(はぐく)む」 「応(こた)える」・・・のように記載がありますがここでは新聞の表の通りに記載しました。

「病院言葉」分かりやすく 国立国語研究所21日発表

2008年10月23日

こんにちは!
だいぶ涼しくなりましたが例年より気温は高いようです。
紅葉も始まり過ごしやすい季節ですね。
以前「病院の言葉を分かりやすくする提案:問題語一覧」国立国語研究所 を書きましたが
21日に「病院の言葉」を分かりやすくする提案をしています。
国立国語研究所の詳細ページ 全体五十音順一覧 →こちら
各紙で医療用語の言い換え例に挙げている言葉はまちまちですが
22日の日経朝刊からの例をいくつかあげておきます。詳しくはサイトを見てください。
対面朗読などの参考になると思います。
トップに
予後→病状の見通し
浸潤→がんの広がり
があり、表に下記の例が載っています。
1.聞きなれない用語→日常語に言い換える
 エビデンス この治療法がよいといえる証拠
 寛解(かんかい) 症状が落ち着いて安定した状態
 せん妄 言葉や振る舞いに一時的に混乱がみられる状態
 MRSA 発症した場合退治する薬が効かなくなる細菌の一種
2.理解が不十分な用語→丁寧に説明する
 敗血症 血液に細菌が入って全身に回り重い症状になった病気
 潰瘍(かいよう) 病気のため体の一部が深いところまで傷ついた状態
 頓服(とんぷく) 症状が出たときに薬を飲むこと
 ショック 血圧が下がり生命の危険がある状態
3.今後重要になる概念を示す用語→用語自体の普及を図る
 セカンドオピニオン 別の医師の意見
 クリニカルパス 退院までの道筋を示した表
 ガイドライン 標準的な診療の目安
 緩和ケア 痛みを和らげる医療
他の新聞にはまた違った例が載っています。
必要な方は国立国語研究所のページをご覧ください。さらに詳しい説明があります。

紅葉の季節!「信州発 ボランティア・市民活動フォーラム」へ


全国音訳ボランティアネットワークから音ボラネットの会員に
第33回 信州発ボランティア・地域活動フォーラムin小布施の開催要項が送られてきました。
送られてきた資料を見ますと
主催は
信州発ボランティア・地域フォーラム実行委員会
社会福祉法人 長野県社会福祉協議会
共催は
長野ブロック内社会福祉協議会
後援は
長野県、市町村、放送局、日本青年会議所、生協、JAなど
長野県は福祉活動が盛んなようですが多くの団体が後援をして下さるのですね。
資料によると日程概略は以下の通りです。
11/8(土)全体会(北斎ホール)
1)12:00~ 受付 
2)13:00~13:20 開会・オリエンテーション
3)13:20~13:50 オープニングステージ「清水まなぶ ミニライブ」
4)14:00~15:00 記念講演「森から未来を見る」 講師:C.W.ニコル氏
5)15:00~16:45 シンポジウム「栗の小径から発信!住民参加の街づくり」
6)17:00~18:00 移動(北斎ホール→風景館)

18:30~20:30交流会(風景館)
11/9(日)分科会11 全国音訳ボランティアネットワーク協力分科会
1)7:00~ 朝食
2)8:00~9:00 移動(風景館→分科会会場)会場は参加者に通知
3)9:00~9:30 受付
4)9:30~ 分科会(終了予定14:30)
 分科会11:自立支援、生活支援のために音訳ボランティアのできること
 「日々熱心に取り組んでいる音訳者の活動が、はたして利用者にとって、現代にマッチした望まれるサービスになっているのでしょうか。
誰のための、何のための活動なのか、今一度共に考えます。」
 講師:岩下恭士(いわしたやすし)氏 毎日新聞社デジタルメディア局 ユニバーサル編集長
申込:10/24(金)までに、長野県社会福祉協議会 担当 脇坂さま にお申込ください。
                                   Tel  026-226-1882 
                                   Fax  026-291-5180
                受付後「参加のご案内」郵送
音ボラの会員 皆様の申込が長野県社会福祉協議会です。
詳しいことを全国音訳ボランティアネットワークにお聞きになりたい方は音ボラネット→こちら
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全国音訳ボランティアネットワークの藤田会長からの参加協力の案内によりますと
いつも東京で会をやっているので初の試みとして長野社協さんに協力という形で参加とのこと
「栗や新そば、そして温泉と深まりゆく信州・小布施の秋に癒されながら、さまざまな交流ができることを楽しみにしております。」
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参加は一日でも二日でも選ぶことが出来るようです。宿泊も自由のようです。
個人で全国音訳ボランティアネットワークに入っておられる方はそれぞれに案内が行くでしょうが、会として入っておられる方で興味がある方は代表に資料を見せてもらってください。東京では会としての人数制限がありますので良いチャンスです。先着順のようです。
私も参加したいのですが、多忙で未定です。
ニコルさんの話など興味がありますね。
音訳の仲間と紅葉の信州で温泉に入りながら親交を深めるなんて魅力です。
目的はもちろん 
全体会:信州発ボランティア・地域活動フォーラム
分科会:自立支援、生活支援のために音訳ボランティアのできること
への参加です。
参考:
ニコル氏 Wikipediaより →こちら
          (財)C.W.ニコル・アファンの森財団 →こちら(会員のページ)
清水まなぶ氏 → こちら
岩下恭士氏の講演HP →こちら
毎日新聞ユニバーサロン →こちら
風景館 →こちら
北斎ホール →こちら

ノーベル化学賞に下村脩氏

2008年10月8日

今日も嬉しいニュースです。
ノーベル化学賞に下村 脩(しもむら おさむ)氏が選ばれました。
米ボストン大名誉教授で受賞理由は「緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見と発光機構の解明」です。
過去のノーベル化学賞受賞者
福井 謙一(ふくい けんいち) 1981年
白川 英樹(しらかわ ひでき) 2000年
野依 良治(のより りょうじ) 2001年
田中 耕一(たなか こういち) 2002年
他に医学生理学賞
利根川 進(とねがわ すすむ)1987年

ノーベル物理学賞 日本人3氏に授与

2008年10月7日

嬉しいニュースです。
ノーベル物理学賞を日本人3氏が受賞です。
南部 陽一郎(なんぶ よういちろう)米シカゴ大名誉教授
益川 敏英(ますかわ としひで)京都産業大理学部教授・京都大学名誉教授
小林 誠(こばやし まこと)高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)名誉教授・日本学術振興会
景気が悪くなって少し寂しい昨今ですが、資源の乏しい日本ではこれからも科学技術の発展が大切なのでしょう。
理科離れといわれていますがこれを機に科学分野に進む人が出ると嬉しい。
私たち音訳・点訳する者も科学の図書を作るのに頑張っていきたいですね。
私も科学関係の読み方辞典に努力します。
以前ノーベル物理学賞を受賞した人の名前も報道で出ますのであげておきます。
湯川 秀樹(ゆかわ ひでき) 1949年
朝永 振一郎(ともなが しんいちろう) 1965年
江崎 玲於奈(えざき れおな) 1973年
小柴 昌俊(こしば まさとし) 2002年

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