御衣(おんぞ) NHK八重の桜「将軍の首」より
2月24日
2月17日放送 NHK 八重の桜「将軍の首」
御衣(おんぞ)という言葉
NHKのページに説明があります。→こちら
御衣(おんぞ)…天皇や身分の高い人の着衣を敬っていう言葉。
御衣について読みを調べました。
WEBでは「ぎょい」「おんぞ」「みけし」他に「おおんぞ」「みそ」など
広辞苑
御衣(おんぞ)衣服の尊敬語 お召し物
御衣(おおんぞ)「おおみそ」に同じ
大御衣(おおみそ)天皇の衣服 おおんぞ
御衣 (みけし)衣服の尊敬語 お召し物
御衣(ぎょい)天皇・貴人の衣服 お召し物
日本国語大辞典
御衣(おんぞ)着る人を敬って、その衣服をいう語 お召し物
みぞ ぎょい おんころも おおんぞ
御衣(みそ)後世(みぞ)とも 衣服を敬っていう語 お召し物
みけし おんぞ おおんぞ
御衣(ぎょい)天子や貴人などを敬ってその衣服をいう語 お召し物
御衣(おんころも)記載なし?
御衣(おおんぞ)「おおん」接頭語 「おほむぞ」とも表記
天皇など高貴な人の衣服 お召し物
おおみそ おんぞ
※御衣(おおんぞ)の<語誌>のところに
①貴人の着衣を表す語として、上代には「けす(着)」の名詞形に「御」を冠した
「みけし」があるが、それは行為に着目していう語。
②衣そのものに「御」を冠した「御衣」は仮名書きの確例に乏しく
「みそ・おほんぞ・おんぞ」のいずれか決しがたいが、「おほんぞ」であったろうと
考えられている。
③「みそ」は歌ことばであったらしく、複合語となった。御衣掛け・御衣懸(みそかけ)
御衣櫃(みそびつ)
熟語としての例
御衣黄桜(ぎょいこうざくら)サトザクラの園芸品種 日本国語大辞典では 御衣香
御衣祭(おんぞまつり)三河国大野(愛知県新城市鳳来町大野)産の赤引糸を 初生衣(うぶぎぬ)神社で織った布を伊勢神宮に届ける道中で行われるお祭り
御衣掛け・御衣懸(みそかけ)
御衣櫃(みそびつ)