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音訳・点訳・ことば

KITAGAWA通信No.39より 新刊紹介「録音図書の校正」第4版

2009年9月20日

秋になって大型連休です。
インフルエンザの心配もありますが日本列島「行楽のシーズン」到来です。
賑やかな人混みを避けて、静かに家で読書や園芸を楽しんでおられる方も多いのではないでしょうか。
北川和彦氏よりKITAGAWA通信No.39(2009.9)を送っていただきました。
「録音図書の校正」第4版が音訳奉仕員研修テキストとして新刊紹介があり、私も送っていただきました。通信からの言葉を一部転載させていただきます。
ーーーーーーーーーーーー以下通信より
第3版(2003)発行以来約5年がたちました。この間いろいろの改正が行われましたので、新版を発行することとしました。変更点の主なものは、全国視覚障害者情報提供施設協会の
録音図書製作基準」(2006)、「録音図書校正基準」(2005)を新しく採録しました。他に誤読の多い例として「誤読(ケアレスミス)あれこれ」、コラムに、「誤植の扱い」「ルビの読みの注意」などを加えました。
2009年6月発行 B5判 32頁
ーーーーーーーーーーーー以上通信より
お申込み、他のシリーズに関しては音訳の部屋内に
北川和彦氏の「ボランティア活動のために」シリーズ→こちら
をご覧下さい。
今年は点字の発明者 ルイ・ブライユの生誕200年の年を迎えた節目の年とのことです。

無人補給機 HTVが国際宇宙ステーションとドッキング

2009年9月18日

無人補給機 HTVが国際宇宙ステーションとドッキング
最近明るいニュースが少ない中でうれしいニュースです!
関連の読み方をまとめました。
JAXA ジャクサ 宇宙航空研究開発機  2003年10月、宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)が1つになりました。
HTV エイチティーヴィー 無人物資補給機 *HTVの名は、日本の大型ロケット、H2シリーズの「トランスファー・ビークル」(輸送機)の頭文字が由来
ISS アイエスエス International Space Station 国際宇宙ステーション 

鳩山内閣の顔ぶれ

2009年9月16日

鳩山内閣の全閣僚の読み方
総 理 
鳩山 由紀夫 はとやま ゆきお
副総理・国家戦略・経済財政・科学技術 
菅 直人 かん なおと
総務・地域主権 
原口 一博 はらぐち かずひろ
法 務 
千葉 景子 ちば けいこ (参議院)
外 務 
岡田 克也 おかだ かつや
財 務 
藤井 裕久 ふじい ひろひさ
文部科学 
川端 達夫 かわばた たつお
厚生労働・年金改革 
長妻 昭 ながつま あきら
農林水産 
赤松 広隆 あかまつ ひろたか
経済産業 
直嶋 正行 なおしま まさゆき (参議院)
国土交通・沖縄北方・防災
前原 誠司 まえはら せいじ
環 境
小沢 鋭仁 おざわ さきひと
防 衛
北沢 俊美 きたざわ としみ (参議院)
官 房
平野 博文 ひらの ひろふみ
国家公安・拉致問題
中井 洽 なかい ひろし
郵政・金融
亀井 静香 かめい しずか (国民新党)
消費者・食品安全・少子化・男女共同参画
福島 瑞穂 ふくしま みずほ (参議院 社民党)
行政刷新・公務員制度改革
仙谷 由人 せんごく よしと

新型インフルエンザ

2009年9月12日

ニュースを見ていると新型インフルエンザの話が多いのですが、周囲で直接かかった人がいないと実感がわきません。
子どもや持病を持っている人がかかると結構大変だとのことですので流行らないように、ワクチンが早くできて例年の予防注射同様、希望者が全員接種出来るように願っています。
音訳をしている人も流行してくると影響が避けられないと思います。
録音室の利用なども配慮が必要になってくるのでしょう。
長野県社会福祉協議会の音訳ボランティア講座に11月末行く予定でしたが、インフルエンザに配慮して来春に延期となりました。
団体の行事もはこれから寒くなり乾燥してくると影響が出てくるのでしょう。
予防といっても限度がありますし、仕事を休むのはこの不況下で大変なことです。
あまり広がらないように祈るばかりです。

「音訳した選挙公報が欲しい」朝日新聞9/1「声」より

2009年9月2日

朝日新聞9月1日朝刊の「声」に北海道帯広市の今井房江さん投稿の記事が掲載されていました。
読まれていない方もおられると思いますので掲載します。
以下
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音訳した選挙公報が欲しい
 視覚障害者のための点字版「選挙公報」が、前回衆院選の3倍近い約11万2千部印刷され、45都道府県に発送される(27日夕刊)と知り、長年の願いがかなったように思いました。
 しかし、全国に数十万人いるといわれる視覚障害者は、中途失明者も多く含まれ、そういう方々に点字の習得は容易なことではなく、点字版のみの選挙公報では、点字を読めない視覚障害者にとっては朗報になりません。
 私の知人が目の不自由な読書家で、私は音訳ボランティアをしています。社民党のマニフェストや一部の自治体で音訳の情報が得られるようですが、音による情報が重要な生活手段になっている視覚障害者にとって、選挙公報音訳版の配布は切実な願望です。
 社会参加を望む視覚障害者にとって、音の情報こそ、選挙権を行使する上で最重要の手段なのです。点字版「選挙公報」に並行して、視覚障害者の大半の点字を読めない方のためにも、ぜひ音訳版で同様に必要な情報を届けていただきたいのです。それでこそ万全の措置だと思います。
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以上
すでに自治体で選挙のたびに音訳版を出しているところもあるようです。
全国に広がると良いですね。
政党のマニフェストはこのような記事を読んだ各政党が、きっと次の選挙で音訳版を出すことと期待しています。
全国音訳ボランティアの活動などもあり、音訳が広く知れ渡るようになって来ました。
視覚障害者に情報を知る手段として音訳があることを知ってもらうためにもメディアの力は大きいと思います。
朝日新聞を取ってお出ででない方に記事をお知らせしました。

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