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音訳・点訳・ことば

にほんの里100選

2009年1月7日

1月7日そろそろお正月気分がなくなる頃です。
音訳・点訳作業も始まっていることでしょう。
私は普段から、山里にお地蔵さんや寺、神社、日本古来の木や石などを祭ったところを取材していますので里は大好きです。
都会から少し離れると自然がたくさん残っている土地があり、昔からの田や畑が緑豊かです。
「にほんの里100選」は、朝日新聞創刊130周年記念事業の一環で、森林文化協会創立30周年記念事業も兼ねて、朝日新聞2009年1月6日の朝刊に掲載されたものです。
全国で応募総数4千、立候補と推薦が重なったのをはぶいて2千ケ所以上の魅力あふれた候補地が出揃い、スタッフが日本中を歩き回り選定したそうです。
朝日新聞より抜粋して「にほんの里100選」の読み方を作りました。→こちら
時には近くの里にお出かけになるのはいかがでしょうか。

新聞記事より

2009年1月4日


三箇日も過ぎて今年最初の日曜日です。
明日から仕事始めのところが多いでしょう。
今日の新聞記事より二つ、興味のあるものを拾いました。
~以下4日の朝日新聞天声人語からの抜粋です~
点字を考案したルイ・ブライユがフランスに生まれて、きょうで200年になる
3歳で失明、盲学校にいた15歳の時、軍の夜間伝令を参考に3×2で並ぶ点字をあみ出した。六つの点で字や記号を表す方式はやがて世界に広がる。目が見えなくても、読み書きを学び、主張し、創作できるようになった
(中略)
面識のない人と、見えない世界を一部でも共有できるのは、19世紀の偉人のお陰である。点字、手話、外国語。伝え合う手段は、人生と社会をずっと豊かにする。
~以上4日の朝日新聞天声人語からの抜粋です~ 詳しくは→こちら
パソコンができても、メールだけは機械で点字に換えて読む。字を追いつつ、相手の胸中までが見えてくるという方の話が載っていました。
点字のできる方にとっては点訳・音訳両方が必要で、じっくり読めると言う点で点字はありがたいのだと思います。
また静岡新聞18面に地方版に
~視覚障害者パソコンボランティア養成 葵区で講座~が載っていました。(*静岡市葵区)
二日間コースで午前十時から午後四時まで。
視覚障害者が使いやすいパソコンの設定、キーと音声によるパソコンの操作と文字入力、音声によるメールの送受信など、視覚障害者に対するパソコンサポートの基本を学ぶ。
受講無料。申し込み、問い合わせは視覚障害者情報機器アクセス支援グループ→こちら

現在、私は多忙で活動していないのですが私の所属しているNPO「しずおか創造ネット」でも障がい者・シニアにパソコンを教えていますが、障がい者の希望が優先しています。→こちら
年末に教えてくださるところがあるといいと書きましたが
すでに活動している方たちがいらっしゃいます。
ボランティアをしたい方も
障がい者で習いたい方も
探せば機会はあると思います。
このような情報が広く行き渡るといいですね。

謹賀新年ー音訳の部屋より

2009年1月2日

謹賀新年
静岡では晴天に恵まれた2009年の始まりです。
皆様の地域はいかがでしたでしょうか。
歳末に私用で新潟県に行ってきました。
雷鳴と吹雪で交通網も乱れ、生活するものにとっては厳しい気候です。
そのためか人情は厚く感じられました。
音訳の部屋も2月になると12年目を迎えます。
長く続けているものだと私自身が驚いています。
現在UPしてある読み方辞典で便利に作り変えて欲しい要望のものもあるのですが
まだ作りたい読み方辞典がたくさんありますのでそちらが優先です。
サイト内検索を利用すると音訳の部屋全体から用語を選べますので試してください。
今年は全国音訳ボランティアネットワークの総会もあります。
また音訳・点訳のためのインターネット活用講座でお会いできるかもしれません。
どうぞよろしくお願いします。

静岡県立中央図書館主催の今年度の講座終了

2008年12月7日

昨日は寒かったですね。
静岡でも北風がヒューヒュー!
静岡県立中央図書館主催の「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」掛川会場が終了。
今年度の静岡での講座はこれで終わりです。
広報が行き渡らなく、会場も不便だったようで8名でのこじんまりした講座でした。
たまには少人数の講座もいいですね。
会場が情報室だったので新しいパソコンがたくさん揃っているところでした。
少しもったいない気がしましたが・・・
来年は静岡県立中央図書館は耐震工事をするとのことで静岡での講座はお休みになるかもしれません。静岡では何回もやりましたのでそろそろいいかな・・・と言う感じもします。
11日には福岡へ行きます。
全国音訳ボランティアネットワークからも福岡の方は熱心だと聞いていますので皆様にお会いできるのが楽しみです。
昨夜、テレビを見ていたら福岡で雪が降っている映像!
寒そう・・・[emoji:v-276]
私も風邪をひかないようにします。
福岡の皆様、よろしく。

北川和彦著 「ボランティア活動のために」 シリーズ ご紹介

2008年12月1日

今日から師走。なんとなく忙しくなります。
風邪をひかないように気をつけたいですね。
先日、北川氏の「点辞館コラム」をご紹介しました。
先生より「KITAGAWA通信No.37」を送っていただきました。
「KITAGAWA通信No.37」を参考に「音訳の部屋」内に北川氏の今までの書籍の紹介ページを作成しました。
「ボランティア活動のために」シリーズ。→こちら 
音訳・点訳者向けに出された「ボランティア活動のために」シリーズの在庫状況(2008.8現在)とお申し込み方法 価格等を掲載しました。
私も現在出版されている最新のシリーズが手許にあります。とても参考になります。
「音訳・点訳奉仕員研修会テキストー読み方調べのためにー」は個人で持っていると普段、疑問に思っている読み方がなるほどと良く分かり、調査でどのようなところに気をつけたら良いか指針となります。 
2008~09年度(第22版)が最新です。
図書館でどの参考図書を探したら良いかも分かります。
最近出版されたボランティア研修会テキスト「外国語(欧文)の音訳ー日本語文献の中の欧文の読みー」は音訳者にとって欲しかった書籍です。
内容を紹介します。
1)音訳の範囲 2)音訳の前提 3)ボランティアの条件 4)蔵書音訳の要件 5)聞き手に対する配慮 6)音訳方法の原則 7)読みの方法 8)カナ表記の活用 9)数字の読み 10)西洋人名のカナ表記 11)ラテン語の読み 12)字母表 13)参考文献 14)マニュアルにみる外国語の読み方 15)外国語の音訳について考える 16)外国語のカナ表記 17)例題
初版は2000年7月1日で今回の出版は第3版です。
2008年12月1日現在すでに第3版も販売中とのことです。
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先生のご了解を得て「音訳の部屋」に著書のページを作りました。
お留守のこともありますのでFAXでの注文をご希望です。

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