「音訳の部屋」リビングルーム

自然の力(日本海側の大雪と伊豆群発地震)

2009年12月19日

12月19日

日本海側の大雪
年末になり忙しい時期に日本海側を中心に大雪です。
雪国の皆様、どう過ごしておいでですか?
雪国出身の人間としては雪の大変さを知っているので気になります。

スキー場など雪が必要な仕事もありますから一概に雪が要らないというわけではありませんが、一度にたくさん降ると大変。
静岡に住んでいると雪は縁遠いのですが、南アルプスの一部も静岡市に含まれ、雪解けの水が豊富で夏も水不足の心配は要りませんので、雪はありがたい存在ではあります。
富士山も大荒れで片山右京氏等が富士登山で遭難しました。

伊豆群発地震
静岡県でも東部の伊豆で伊東市を中心に群発地震が頻発しています。
震度5弱も二度ほどあり、小さいものは数知れません。テレビの映像を見ると水道管が破裂したり、ガラスが飛び散ったりしています。
温泉の町ですからクリスマス、年末年始と観光客のキャンセルが起きないかと心配。
地下深部のマグマ活動が原因と気象庁では言っています。
私の住んでいる静岡市は静岡県でも中部に属していますので大きな揺れはありません。

大雪、地震 ともに自然の力は大きいな~~と思います。

09年の赤ちゃん命名ランキング

2009年12月8日

朝刊及びネットに09年の赤ちゃん命名ランキングが掲載されていました。
時間がたつと探しにくいので載せておきます。

今年の赤ちゃん命名  ベネッセコーポレーション(岡山市)の調査

順位 男の子 
1位 大翔(ひろと)  
2位 翔太(しょうた)
3位 蓮(れん) 
4位 颯太(そうた)
5位 蒼空(そら)
6位 悠斗(ゆうと)
7位 悠人(ゆうと)   
8位 悠真(ゆうま) 
9位 瑛太(えいた) 
10位 翔(しょう)

順位 女の子
1位 凛(りん)
2位 さくら(さくら)
3位 陽菜(ひな)
4位 結愛(ゆあ)
5位 結菜(ゆな)
6位 美羽(みう)   
7位 結衣(ゆい)
8位 葵(あおい)
9位 美優(みゆ)
10位 美咲(みさき)

音ボラネット通信第8号&シンポジウム案内

もうすぐ12月、なんとなくあわただしい季節!
新型インフルエンザも猛威をふるっており、音訳者にとっては脅威です。

音ボラネット通信第8号が届きました。
特集 選挙公報は視覚障害者に届いているか

きっかけは9月1日に朝日新聞「声」欄に載った投書から。
このブログでも9月2日に取り上げました。→こちら

声を上げることが行政を動かすことに繋がると思います。
各地でいろいろな試みが行われているようで、選挙公報の音訳のやり方を通信で知ることは、これから実施する地域の参考になるでしょうね。

音ボラネット通信第8号には利用者の声もたくさん載っています。
音訳したものがどのように読まれているのか、どのようなものを欲しているのか興味深いところです。

音ボラネットが月刊「世界」の全文音訳化プロジェクトに協力し、音訳者募集をして参加者を募り、10月号が完成したという記事がありました。
このようなコーディネート役が全国音訳ボランティアネットワークの大きな役目の一つですから、事務局の皆様の努力が実ってきているのは嬉しいことです。
事務局の皆様、ご苦労様です。

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2009年度シンポジウム
マンガも読んでみよう・・・案内がはいっていました。

漫画の音訳・・・難しそうですね。
実際に視覚障害者の方で漫画の音訳を希望しておられる方は多いのでしょう。
世の中に出ている本を読みたいという欲求は誰でも同じと思います。

事例発表や利用者の声を聞いて皆で考えるシンポジウムとのこと。
この音訳方法がいちばん・・・などという定型はマンガにはないでしょうが、実例を知っておくとなるほどと思うことがあるかもしれません。
個人的には漫画は対面がいいと思っていますが、利用者も入り多くの人が集まって考えるとすばらしい発想が生まれるかも!!

日本(にほん・にっぽん)の読み方について

11月23日
「勤労感謝の日」
日本国語大辞典によると「勤労をたっとび、 生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」

最近は働きたくても働くところがない若い世代が大変。
早く若者が労働に意欲を持てる時代になって欲しいものです。

先日、友人と「日本の読み方」についてメールで話しました。
国名も(にほん・にっぽん)、その時々で読み方が違い、おおらかといえばその通りで、世界にも類がありません。

私も音訳の部屋で「日本の読み方」を作成しています。→こちら
NHKからいただいた資料、通信社からいただいた資料など好意的にいただいた資料をもとに、電話をしたり、メールで用途を話してお聞きしたりしています。
電話で窓口の人に聞いた読み方は必ずしも正確な読み方とは言えません。

以前、朝日新聞モンジローでの取材も受けましたが、報道関係でも日本の読みは悩みであるようです。
四季報などで正式に届け出ている読み方と会社で報道に使って欲しい読み方が違うことも多いのです。

「日本航空」などは四季報では「ニッポンコウクウ」ですが通称は「ニホンコウクウ」
会社に聞くと一般的には「ニホン」で読んで下さいとのこと。
会社が届ける日本書籍出版協会のISBNの届出によると関係するものが「ニホンコウクウ~~」になっています。→こちら より入力

先日、友人と話した例で 日本青年館 について
ホームページ(HP)のアルファベット表記はnipponになっているのですが、一般的には「ニホン~~」と言っているので電話で
利用する目的を話しお聞きしました。
返事は以下の通りです。
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日本青年館 総務課に聞きました。
本来は にっぽん だそうですが通称 にほん としているそうで、にほんと読んでくださいとのこと。HPのローマ字表記はNIPPON
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日本航空と同じですがこちらはHPにNIPPONとあるのでなお分からなくなります。

日本銀行は最近HPの子供向けのページに「ニッポン」ですと書いてありますからそれで良いのでしょう。
NHKも以前は「ニチギン」とのみ言っていましたが、最近は「ニッポンギンコウ」とも言うようです。
お札はNIPPONです。

一般的にはローマ字表記全てが読みに通じるものでもないようです。
外国向けにNIPPONとしているところもあり社内でも統一がない場合もあります。

音訳の部屋で会社の名前を「ニホン」のところに分類していたら、該当する会社の新入社員から「ニッポン」だとお叱りの言葉をいただきました。
そこで会社の総務課に理由を話して聞きますと正式は「ニッポン」だが通称は「ニホン」で、世間一般ではそのように通用しているから「ニホン」に入れてくれと言われましたので、その経由も読み方辞典には入れてあります。

今朝、ネットを閲覧していたら
国名の日本について閣議決定でどちらでも良いということが書いてあるページを見つけました。→こちら
テレビ朝日の日本語研究室にも読みの調査が載っています。→こちら

では どちらでもいいじゃないの! と言ってしまったらそれまで・・・
音訳・点訳は調査し正しく読むことが必要ですから。

国立国会図書館、小学館の日本国語大辞典、岩波書店の広辞苑などでは、文献上明らかに「ニッポン」とされている以外は「ニホン」としているようです。
日本国語大辞典第10巻「日本」の中に次のように書かれています。
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~~~本辞典では、文献上明らかに「ニッポン」と記されている場合以外は、すべて「ニホン」として扱った~~~
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日本の読みの扱いをどのようにするか。
このように、辞書や図書館でさえ難しいのです。
音訳の部屋では、声を出して読む必要がある放送局の資料他いろいろ調査をして掲載していますが、これは私個人の調査であり世の中にどのように読みが通用しているか全てを調べることは困難です。
各所属の意見にしたがって読みを考えてください。

私見ですが
調査は必要ですが、のめり込まないで、どこかで調査をこれでよしとしなくてはならない時もあるでしょう。
一般の読みとローマ字表記が一致していない場合も多々あります。
読む人が調査して読んだとき、校正する人が自分だけの判断で直すと混乱します。
そこで典拠が必要になります。
このような時に、図書館や辞書がどのような考えで作っているかを知っていることは大切です。

音訳の部屋は私個人が調査した範囲内であることを承知して使ってください。
気をつけてはいますが変換、記載の間違い等もあると思います。
その時には典拠を添えてメールをいただければ幸いです。

紅葉と河口湖ミューズ館 (与勇輝館)

2009年11月21日

先の日曜日(15日)に河口湖へ行ってきました。

河口湖は紅葉が終盤に入り、富士ビューホテルの庭園が綺麗でした。
富士山の眺めも良いのでいつか泊まりに来たいと思います。 

富士ビューホテル庭園の紅葉 

文芸春秋12月号を見ていたら、日本の顔に大滝秀治(おおたきひでじ)氏が載っており、与勇輝(あたえゆうき)氏に魅せられて、リビングには与氏の人形が20体以上飾られていると写真が載っていました。

河口湖ミューズ館 (与勇輝館)→こちら

 河口湖ミューズ館  与勇輝館

以前からここの人形が好きで何回か行っています。
少し寒くなり午後出かけたので見学者も少なく
何と運の良いことでしょうか!与氏本人がお出でになりました。
来館者にサインをしてくださるとのことで早速、図録を買い求めサインをしていただきました。

文芸春秋に載っていたので・・・とお話をすると大滝秀治氏とはとても親しい間柄とのこと。
握手をして館内を見学。大好きな人形に会ってとても幸せな気分になりました。

帰り道、朝霧高原からの富士山が冬の近いことを知らせています。

朝霧高原からの夕方の富士

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