「音訳の部屋」リビングルーム

「病院の言葉を分かりやすくする提案:問題語一覧」国立国語研究所

2008年7月8日

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昨日は七夕でした。全国で星空に恵まれたのは沖縄など南の方だけだったようです。
サミットが開かれている北海道の洞爺湖付近が晴れると美しい映像が世界に流れたのにとちょっと残念!
北海道の快晴を祈ります。
朝日の朝刊にー医療 難解100語言い換えーの記事が出ていましたので早速、国立国語研究所のページを訪問しました。→こちら
TOPページ右上の「病院の言葉を分かりやすくする提案」をクリックすると次が表示されます。→こちら
その中で問題語一覧のページを調べました。→こちら
音訳の部屋の医学用語に載っていない用語もありましたのでこれから検討して、その中で読み方として必要な言葉を拾っていこうと思います。
新聞に載っていた言葉の一部を記載します。
読み方ではなく説明されて理解しにくい言葉としての例が載っています。
新聞には読みのない言葉もあります。
予後(よご)
腫瘍(しゅよう)マーカー
寛解 (かんかい)
QOL(キューオーエル)ーQuality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)の略 生活の質のこと
合併症(がっぺいしょう)
浸潤(しんじゅん)
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
音訳の部屋には
QOLなどアルファベットで読むものは入れてありません。
浸潤(しんじゅん)は単独ではなく病名の中に関連語があります。
HbA1cが音訳の部屋にありませんでした。
医学用語は音訳・点訳で読むのも難しいですが、読んでも理解できない言葉が多いですね。
国立国語研究所が言い換えや分かりやすく伝えるための指針をまとめるそうですが、音訳・点訳にどこまで生かせるか難しいところです。

梅雨の中休みー胡瓜の漬物をつくる

2008年7月2日

7月になりました。
今日は梅雨の中休み、洗濯や掃除をして、一息ついています。
時にはお漬物の一品を!
 
季節の野菜として今、新鮮なキュウリが安く手に入ります。
友人に胡瓜の漬物の作り方を教えてもらいました。
簡単でとても美味しく保存がききますので、音訳・点訳の合間に作ってみてはいかがしょうか。
<きゅうりのつけもの>
胡瓜 1キログラム~1.2キログラム(普通の大きさで10本~12本位)
(A)
醤油、酢、味醂—各1カップ
砂糖-----------100グラム~120グラム
青じそ----------20枚位(千切り)
生姜-----------1片(千切り)
赤唐辛子、出し昆布-好みに応じて、入れなくてもよい
1)胡瓜が入る位の大きさのお鍋にAを煮立て、胡瓜を2~3回に分けて入れ転がしながら2分ずつゆでる。
2)全部鍋に戻しそのままさます。
3)容器に汁ごと入れ冷蔵庫で保存、2~3日で食べられる。
胡瓜は水分が出てしわしわになるので曲がったもの、太めのものでもよい。
胡瓜が少ないときにはAは半量でもよいようです。
近辺の農家の野菜が出回っています。
たくさん手に入ったとき、どうぞ試してみてください。
シソがなければミョウガでもよく、あるものをお使いください。
<私が作った方法>
友人に教えてもらった分量は私には少し甘すぎますし、(A)の汁が多すぎてもったいない気がします。私が自宅用に作っているものは 
胡瓜 1キログラム(普通の大きさで10本)
醤油、酢、味醂—各半カップ
三温糖-----------25グラム
青じそ----------適当(千切り) なければ茗荷
生姜-----------1片(千切り)
赤唐辛子、出し昆布-好みに応じて、入れなくてもよい
作り方は上記と一緒です。汁の量が少ないのですが2回に分けてキュウリを途中でひっくり返して煮て、そのまま冷まします。
胡瓜から汁が出るので汁の量は足ります。あまり煮すぎない方がカリカリして美味しい。
たくさん作らなければこの量でも充分です。

朝日新聞ことば談話室「しこう」と「せこう」、『NHKことばのハンドブック第2版』紹介

2008年6月24日

先日、朝日新聞ことば談話室 に 「しこう」と「せこう」 が載っていました。
–以下 朝日新聞ことば談話室 の記事です。–
 「施行」や「施工」は、「しこう・せこう」どちらが正しいのかという質問が届いた。
文化庁「言葉に関する問答集」は、法律方面で「執行(しっこう)」と区別するため施行(せこう)」と読む慣用があるという。大抵の辞書で「せこう」の項はあるものの、「しこう」を参照としている。施工(せこう)は日本国語大辞典に「工事関係者などの慣用読み」とあるが、こちらは土木・建築関係の学術用語集で〝公認〟されている。
 「正しさ」の判断は難しい。誤読や俗用も広く通用するうちに市民権を得る。消耗(しょうこう)が廃れ消耗(しょうもう)が一般化した例もある。文化庁が04年に、読み方について世論調査をしている。施策(しさく)・施策(せさく)は67%対26%と本来の読みが優勢だが、重複(ちょうふく)・重複(じゅうふく)では20%対76%と伝統的読みが劣勢だ。
 NHKでは「施行(しこう)」「施工(せこう)」と読み分けている。NHK放送文化研究所によると、新しい読みや用法は、辞書調査や世論調査などで各年代への浸透度や許容具合を調べ、聞いてわかりやすいかなども検討し、扱いを決めるという。(谷美津留)
–以上 朝日新聞ことば談話室 の記事です。–
2006年(平成18)年11月25日第2刷発行の『NHKことばのハンドブック第2版』を見ますと
 のところに 施行 読み ○シコー ×セコー (「施工」はセコー)
 のとろこに 施工 読み ○セコー ×シコー (「施行」はシコー)
と載っています。
参考までに記載しました。
なお、『NHKことばのハンドブック第2版』には「数字の発音」の項目に
1~20 100 1000 10000 何 が追加されています。
『NHKことばのハンドブック第1版』や『新版 NHK日本語発音アクセント辞典』では「数字の発音」は 1~10でした。
 『NHKことばのハンドブック第1版』から13年ぶりに全面的な改訂がなされていますので紹介します。

加茂花菖蒲園から浜松市立秋野不矩美術館へ

2008年6月19日

梅雨の晴れ間、静岡県掛川市原里の加茂花菖蒲園~浜松市立秋野不矩美術館へ行ってきました。
加茂花菖蒲園の睡蓮

加茂花菖蒲園は時々行くのですが、今回は睡蓮がきれいでした。
菖蒲の写真はホームページをご覧ください。 →こちら
江戸後期、造り酒屋として栄えた庄屋屋敷を新しさと古さを揃えた文化村として一般開放しています。
庭や屋敷を見学でき、ここの手打ち蕎麦はとても美味しい。
早く行かないと売り切れるのが残念ですが・・・
東シナ海のガス田共同開発の読み方を「音訳の部屋」内の「時事用語の読み方」に載せてあります。 →こちら
ここにも一応書いておきます。
白樺(しらかば) 中国名 春暁(しゅんぎょう)
翌檜(あすなろ) 中国名 龍井(りゅうせい)
樫(かし) 中国名 天外天(てんがいてん)
楠(くすのき) 中国名 断橋(だんきょう)
他に
桔梗(ききょう) 中国名 冷泉(れいせん)
ーーーーーー  中国名 平湖(へいこ)

岩手・宮城内陸地震(いわてみやぎないりくじしん)読み方 追加6/22

2008年6月15日


岩手県奥州市と宮城県栗原市で14日午前震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震(いわてみやぎないりくじしん)が発生しました。
規模はマグニチュード(M)7・2と推定される・・・とのことです。
被害にあった皆様にお見舞い申し上げます。
各報道機関(新聞・テレビ・ラジオ・ネット等)からの地震に関する言葉を集めました。
追加6/22報道の記事を読むときに使えたらと思います。
耳で聞いた言葉はネットで確かめましたが間違っていたら教えてください。
言葉はランダムに書いてありますのでご承知ください。
激甚災害指定(げきじんさいがいしてい)
長周期地震動(ちょうしゅうきじしんどう)
逆断層(ぎゃくだんそう)
正断層(せいだんそう)
傾斜した断層 面の上側 にある部分を上盤 (うわばん)下側 の部分を 下盤 ( したばん)
花巻(はなまき)断層と出店(でたな)断層から構成される
北上低地西縁断層帯(きたかみていちせいえんだんそうたい)
餅転ー細倉(もちころばしーほそくら)構造帯
奥州市の胆沢(いさわ)ダム[旧名]新石淵(しんいしぶち)ダム
岩手県奥州市の石淵(いしぶち)ダム
秋田県湯沢市の県営皆瀬(みなせ)ダム
宮城県栗原市の荒砥沢(あらとざわ)ダム
岩手県一関市矢櫃(やびつ)ダム
東北電力女川原発(おながわげんぱつ)(宮城県)
北上盆地(きたかみぼんち)
須川高原温泉(すかわこうげんおんせん)
栗駒国定公園(くりこまこくていこうえん)
栗原市栗駒の駒の湯温泉(こまのゆおんせん)
栗原市の「みちのく伝創館」(みちのくでんそうかん)
宮城県栗原市の温湯(ぬるゆ)温泉
花山の石楠花 ( しゃくなげ ) センター
栗駒山(くりこまやま)
北上川水系磐井川(きたかみがわすいけいいわいがわ)
一関市の磐井川、産女(うぶすめ)川
宮城県栗原市一迫川(いちはさまがわ)
二迫川(にはさまがわ)
三迫川(さんはさまがわ)
栗原市栗駒 行者滝(ぎょうじゃたき)
宮城県栗原市(くりはらし)
宮城県栗原市浅布地区(あざぶ)地区 迫川流域 花山字本沢浅布
栗原市中村(なかむら)地区迫川流域 花山字本沢中村
栗原市小川原(こがわら)地区迫川流域 花山字本沢小川原(はなやまあざほんさわこがわら)
栗原市花山本沢岳山(くりはらしはなやまほんさわだけざん)
栗原市栗駒沼倉耕英東(くりはらしくりこまぬまくらこうえいひがし)
栗原市花山温湯(くりはらしはなやまぬるゆ)
宮城県名取市閖上(なとりしゆりあげ) 
仙台市若林区陸奥国分寺(わかばやしくむつこくぶんじ)
宮城県大崎市(おおさきし)
宮城県大崎市 尿前(しとまえ)
宮城県大崎市 尿前の関跡(しとまえのせきあと)
岩手県奥州市(おうしゅうし)
岩手県胆沢郡金ヶ崎町(いさわぐんかねがさきちょう)
岩手県滝沢村(たきざわむら)
岩手県奥州市衣川区(おうしゅうしころもがわく)
岩手県一関市厳美町(いちのせきしげんびちょう)
岩手県一関市厳美町(げんびちょう)町市野々原(いちののばら)磐井川流域
岩手県一関市祭畤(いちのせきしまつるべ)
岩手県一関市産女(うぶすめ)地区
岩手県奥州市 尿前(しとまえ)
岩手県奥州市 尿前沢(しとまえさわ)
岩手県奥州市 尿前溪谷(しとまえけいこく)
山形県鮭川村(さけがわむら)
宮城県知事 村井嘉浩(むらい よしひろ)
栗原市長 佐藤 勇(さとう いさむ)
防災担当相  泉 信也(いずみ しんや)
内閣危機管理監 伊藤 哲朗(いとう てつろう )
名古屋大准教授 山中佳子(やまなか よしこ)
筑波大准教授 八木勇治(やぎ ゆうじ)
気象庁地震津波監視課長 横田崇(よこた たかし)
東北大学理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター長 長谷川昭 (はせがわ あきら)
東京電機大学理工学部建設環境工学科教授 安田 進(やすだ すすむ)
東京大学生産技術研究所教授(土木工学・建築学 )小長井 一男(こながい かずお)
東北学院大学教授 宮城豊彦(みやぎ とよひこ )
消防庁・消防研究所 新井場公徳 (あらいば きみのり)
新潟大学災害復興科学センター准教授 卜部厚志(うらべ あつし)
静岡大学 狩野謙一教授 (かのう けんいち)(構造地質学)
日本地すべり学会会長 丸井英明(まるい ひであき)新潟大学教授 自然災害科学
東京大学地震研究所教授 纐纈一起(こうけつ かずき)
東北大学大学院工学部 災害制御研究センター教授 源栄正人(もとさか まさと)
東京大総合防災情報研究センター教授 古村孝志(ふるむら たかし)
東大地震研究所の佐藤比呂志(さとう ひろし)教授
名古屋大大学院教授(地理学)鈴木康弘(すずき やすひろ)
東北大地震・噴火予知研究観測センターの海野徳仁(うみの のりひと)教授
日本損害保険協会会長 江頭敏明(えがしら としあき)
(三井住友海上火災保険社長)
緊急災害対策派遣隊 TEC-FORCE(テックフォース)
HomeSeismo(ホームサイスモ) 直下地震にも対応した緊急地震速報受信端末
貫工法(ぬきこうほう)

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