「変わる図書館」日経夕刊
寒さが厳しい今日は大寒。静岡でも山間部は雪模様です。
こんな日は図書館でゆっくり調べもの・・・なんていいですね。
図書館についての記事
日経の夕刊 社会面~広角・鋭角~「変わる図書館」①
「直面する財政難。時代の変化に応じた新たな役割の模索。変貌する図書館の今を追う。」
が始まりました。
ここ数年、静岡市でも市立図書館に指定管理者制度を導入するかどうかゆれています。
そのような事例を新聞では追っていくようです。
第一回は指定管理者制度を導入した安来市が二年たってまた市直轄に戻す話 と
明石市が導入後利用者の満足度が高くなったという話。詳細は新聞で・・・
[emoji:e-80] 以下は私の願いです。
図書館は直接利益を生むはずはなく、効率を求めて指定管理者制度を導入するのは困ります。
図書館で学んだことが社会に還元できれば間接的に利益を生むわけで、すぐに結果を求める行政には考え直して欲しいと思います。
私は静岡県立中央図書館をよく利用しており「音訳の部屋-読み方辞典」作成も図書館の蔵書にお世話になっています。参考図書を借りるにしても県立図書館ですと購入図書の選定がしっかりしていると思い感謝しています。
ベテランの司書の方にはレファレンスを安心して頼めます。
ですから図書館の予算は削減して欲しくないのです。
現在、県立図書館の情報ボランティアをしています。
パソコン教室ではしていない「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」をさせてもらったり、図書館での書籍検索の仕方など他の方の講座の補助もしているのですが、そのパソコンに大変な思いをしています。
パソコンは全て初期のWIN98なのです。これを使って画像が多いネットを見たり、PDFを見たりしますとすぐに固まり講座では苦労の連続。
せっかく時間を割いていらした受講生のがっかりした姿を見ると、図書館に一般の方が家で使っているようなパソコンを入れて欲しいと願うのです。
図書館や美術館などは直接利益は生まないけれど、それが人々の生活を豊かにし間接的に社会の活性化に役だつのですから長い目で見て欲しいと思います。
文化的なところから予算を削減するのはやめて欲しい!
今日から始まった日経の「変わる図書館」に注目です。