音訳・点訳

東海音訳学習会での講座修了(名古屋)

2014年11月14日

2014年11月14日
平成26年11月13日(木)東海音訳学習会定例会 「インターネットを使った調査について」

名古屋市総合社会福祉会館7階大会議室にて、東海三県で活動する音訳ボランティアの学習会定例会があり、名古屋へ行ってきました。今年一番の寒い日との予報で冬支度。冬の訪れが早いのでしょうか。

出席者はあらかじめ聞いていたより多い96名。今年最後の講座ですので頑張らねば。
ここ数日、男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナルで夜通し錦織選手の応援。
ガオラをずっと見ていて、12日~13日早朝は錦織君の試合がなかったので、無理をせずに済みました。

平成18年に東海音訳学習会で講座をしたのですが、その頃と異なりインターネットが日常となりました。音訳者もパソコンをする人が増え、反応があるので一緒に学ぶのも嬉しい。

以前はWikipediaは間違いが多いと調査に使用していない施設も多かったのですが、最近はWikiも切磋琢磨して充実し、気をつけて使えばとても助かる辞書となってきました。毛嫌いしないで便利に使ってよいと思います。
不安な時には用語と読みをGoogle等の検索に入力して再調査すればいいのです。

また、NHKでは社会のことばの変化に応じて、放送に使うことばを放送用語委員会で検討しています。言葉の読みにも変化はあることを常に心にとめてアンテナを高くしていきたいと思います。

言葉の変化に関しては実際に読む時には所属の指示に従ってください。音訳者・点訳者は辞書と違う読みに順応するのは勇気がいります。最近は言葉の上でも世の中の変化が大きく、辞書の方が遅れます。
新しいことをすべて取り入れる必要はないでしょうが、NHKニュースなどを聞いた時に心に止めておくと、校正する時役に立つと思います。

音訳の部屋でも言葉の変化や報道の言葉を全てキャッチすることは難しく、多くをお知らせすることはできません。
ブログ「音訳の部屋リビングルーム」で御嶽山の災害時の報道の言葉など、できるだけ集めています。
時には「なるほど読み方辞典」も覗いてください。→こちら

今回の講座で計画をしていただいた青木さん、パソコンを用意して下さった野田さん、北名古屋音訳ボランティア「はと」、ちぐさ朗読の会の皆様ありがとうございました。

紅葉が見頃。静岡市賤機都市山村交流センター「安倍ごころ」の皇帝ダリアが今盛りです。
秋晴れに外を歩くのも楽しいですね。
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追伸
物理記号デルタ(Δ・δ・⊿)で雑談した会の当番の方。この追伸に気が付いたらメールを下さい。

LNGの転売を禁止する仕向地条項(しむけちじょうこう)

2014年11月6日

2014年11月6日
仕向地条項(しむけちじょうこう)資源エネルギー庁のページ(PDF)より→こちら
P13 【7.シェールガス革命】
※多くのLNG売買契約では、契約で規定された仕向地以外では受け渡しをせず、買主が第三者に転売することを認めない「仕向地条項」が付されている。

※出荷時に所有権・危険負担が買主に移転し、海上輸送・保険付与も買主が行うFOB契約においても「仕向地条項」が課されているが、近年、欧州では仕向地条項が撤廃されつつある。

仕向地/仕向け地(しむけち)とは商品・貨物などの送り先。送付地のこと。
LNG(エル・エヌ・ジー)とは、Liquefied Natural Gas 液化天然ガスの略。

ノーベル物理学賞に赤崎勇氏 天野浩氏 中村修二氏

2014年10月7日

2014年10月7日
嬉しいニュースです。
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、フルカラーの大型画面の実現などさまざまな応用への道を開いた日本人研究者3人が選ばれました。

赤崎勇(あかさき いさむ)名城大学教授
天野浩(あまの ひろし)名古屋大学大学院教授
中村修二(なかむら しゅうじ)カリフォルニア大学教授

赤崎さんと天野さんは昭和61年に、青い光を出すのに必要な高品質の「窒化ガリウム」の結晶化に世界で初めて成功しました。
さらに中村さんが平成5年、独自に開発した装置を使って、極めて明るい青色LEDの開発に世界で初めて成功し、世界中の研究者を驚かせました。

3人の成果によって赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべてそろい、組み合わせによってあらゆる色が出せるようになりました。
このため、フルカラーのディスプレイなど、さまざまな分野でLEDの実用化の可能性を広げました。
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文章はNHKニュースより引用しました。読みは音訳・点訳時にご使用ください

「活火山読み方辞典」制作

2014年10月2日

2014年10月2日
御嶽山噴火で日本には110の活火山(かつかざん)があり、そのうち常時観測火山が47あることをあらためて知りました。 長いこと気にも留めずに登山をしていましたが、日本は火山国であるとつくづく感じます。気象庁のページを参考に音訳・点訳のために活火山の読み方をまとめました。

「活火山読み方辞典」→こちら

「相撲用語 読み方辞典」作成

2014年9月24日

2014年9月24日
秋分の日も過ぎて今年は秋が早いようです。大雪山では紅葉が山を下りてきたとのこと。急に寒くなりますので体調管理が大切です。

歴史小説等に相撲用語はよく出てきます。サピエの図書製作支援の質問の一覧に、行司の軍配の房の色の読み方が掲載されていました。
図書館で本を見ていたら金指基原著 日本相撲協会監修『相撲大辞典 第三版』に軍配の房の色の読みが載っていました。

音訳・点訳のために難しい専門用語を参考にさせていただいて「相撲用語読み方辞典」を作りました。
こちら

読み方調べのためですので説明があっても簡略です。書籍は詳しい説明があり語彙も多いので是非参考にして下さい。他に各種国語辞典や専門のWEBも参考にさせていただきました。

最近はパソコンも進歩しましたので、探しやすいように1ページにまとめてみました。
関連語にも用語はありますので、探しにくい時にはツールバー[編集]の[このページの検索]をクリック、または Ctrl + F を押し、検索画面より入力してお調べ下さい。

ヒガンバナが見頃です。
伊豆の国市北条寺の白いヒガンバナと静岡市駿府城公園土手のヒガンバナです。
ヒガンバナが終わると秋が深くなります。

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