音訳・点訳・ことば

新鉱物「大阪石」の読み方

2007年7月6日

先日、新聞に–大阪府箕面市の鉱山跡で8年前に発見された鉱物が国際鉱物学連合から新鉱物と認定され「大阪石」(学名・オオサカアイト)と名付けられた–と言う記事が載っていました。
asahi.com の記事→こちら
和名はどう読むのかとそれ以来テレビを気をつけて聞いていましたが報道はなかったようです。
報道局の方に聞いてみましたが不明とのことで、大阪石を発見したご本人である大西政之さんにメールで聞きました。
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お問い合わせの大阪石の読み方ですが、鉱物の和名には特に決められたものがありません。読み方にも決まったものはありませんが、最近は鉱物の和名を「・・・せき」と呼ぼうと言われている先生もおられますので、大阪石のふりがなは「おおさかせき」の方が無難かと思われます (私は口頭では言いやすいので「おおさかいし」を使用しています)。
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上のメールから決まった読みはないようです。
asahi.com の記事から写真を見て下さい。
青く輝き美しい石です。
8年前に発見、大学で7年がかりで組成を特定、論文を作成して、昨年国際鉱物学連合に申請、今年2月に認定書が届いたとのこと。
自分の発見した鉱物が「大阪石」と名付けられるまでには長い努力の道のりがあったのでしょうが、美しい石を見るとさぞかし嬉しいことでしょう。「大阪石」の読み方を探していて楽しいニュースを読ませていただきました。
大西政之氏のページ→こちら

硫黄島は「いおうじま」から「いおうとう」に 国土地理院

2007年6月18日

映画「硫黄島からの手紙」が公開された時、音訳者より硫黄島の読みについて質問を受けました。
ネットで探すと原題は「LETTERS FROM IWO JIMA」です。
現在映画の参考サイト→こちら
今日の読売新聞、毎日新聞、時事通信のネットニュースに旧島民の訴えで国土地理院が呼称及び地図の表記を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することが記載されていました。
以下読売新聞のネット配信からの記事の引用です。記事がなくなる可能性があるのでここに転記させていただきます。現在の記事は→こちら
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国土地理院(茨城県つくば市)は18日、太平洋戦争の激戦地として知られる硫黄島(東京都小笠原村)の呼称を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することを決めた。
 北硫黄島、南硫黄島も、ともに「とう」に統一し、地図の表記も「とう」となる。
 小笠原村によると、戦前から旧島民らは「いおうとう」と呼んでいたが、昨年公開された米国映画「硫黄島(いおうじま)からの手紙」の影響もあり、テレビなどで「じま」と発音されることが多くなったため、旧島民から苦情が寄せられていたという。村は国土地理院に対して呼称の変更を要請していた。
 国土地理院によると、硫黄島は1968年の本土返還後、「とう」と地図では表記されたが、82年に都の公報に基づき「じま」に修正された。米国では戦時中から「じま」と呼ばれていたという。
 硫黄島は東京から南に1250キロ離れた、周囲22キロの火山島。戦争中に米軍との決戦に備え、島民は強制疎開させられ、現在も立ち入りは制限されている。
(2007年6月18日19時32分 読売新聞)
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[emoji:v-157] 国土地理院の今回の硫黄島に関する呼称変更のページがありました。
 →こちら
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[emoji:v-206] 音訳・点訳する私たちはルビがふってあったり、映画で音声のあるものはその読みに従えますが、ルビのない今までの書籍はどう読むか難しいですね。
国土地理院が変更と言うことは地理の読みとしては今後「いおうとう」と読むのでしょう。
ただこういう変更があったということを知っておくことは大切と思い、記事のあるうちに記載しておきます。明日の朝刊に載るかも知れませんが。

もう6月!今月の予定

2007年6月1日

6月になりました。深緑がきれいですね。
最近は寒暖の差が大きく体調維持も大変です。お変わりありませんか?
[emoji:v-208] 6月8日は「全国音訳ボランティアネットワーク設立総会」
準備会の皆様は大事な時間を使って用意して下さったことと感謝します。
設立総会はネットワークの第一歩ですので全国の音訳者が共有できる会になることを願っています。前日の懇親会で皆様にお会いできるのも楽しみ!
「全国ネットに入ると何かいいことがあるの?」と言う声を聞きますが現在は設立総会で、これから会は出発です。与えてもらうのではなく「どのように参加していくか」が大切かな・・・などと地方から思っています。
準備会の皆様が広報をして下さったおかげで音訳と言う言葉も報道の世界にも広がってきているようです。こういう積み重ねが音訳をやり易くしていくと考えます。
[emoji:v-209] 6月12日は静岡県立中央図書館で「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」
6月1日現在もう少し空きがあります。県外の方もどうぞお出かけ下さい。
「音訳の部屋」のリンクから他のサイトに飛んで、典拠を「音訳の部屋」と思う方がいらっしゃいますがそうではありません。
WEBサイト制作者の調べ方各図書館検索の特徴なども読み方探しのコツと共に勉強してみませんか。
詳しくは→ こちら をご覧下さい。

「建築用語読み方辞典」完成

2007年4月24日

春の庭 柴犬もみじ

春ですね!
寒暖の差が大きくて体調維持に大変な日々ですが庭では春の花が咲いています。
我が家の柴犬もみじも元気に庭を走り回っています。
やっと・・・「建築用語読み方辞典」完成!→こちら
以前から作成したいと思っていたのですが適当な参考書籍が見つかりませんでした。
探していましたら専門の書籍をプレゼントしてもらいました。
それらの書籍を中心に読み方辞典を50音順で作成しました。
途中、WEBサイトの引越し・ブログの作成・インターネット講座などが入りいつになったら終わるかと思う日が続きましたが、少しづつ続けてきてとうとう完成しました。かなりの量ですので建築用語の読みに困った時お使い下さい。
取り上げた主な用語
建築設備用語ー給排水衛生設備・空気調和設備・電気設備などの用語
建築現場用語ー施工管理上重要な品質・工程・安全等の用語/環境・情報・社会資本整備・社会福祉・ISO関連・不動産等の広い分野からの関連用語
木造建築用語ー木造建築及び建築に関係する実用的な用語
参考文献には意味が詳細に載っています。必要な方は参考文献でお調べ下さい。
主に『建築設備実用語辞典』『建築現場実用語辞典』『木造建築用語辞典』を参考に制作しました。

俳句作者の読み方(俳句人名事典)完成 ありがとう!

2007年4月1日

日本平ホテルの桜

4月1日、今日から平成19年度です。
静岡市の日本平ホテルへ桜を見に行ってきました。富士山と清水港が一望できる風景が好きで毎年桜の季節に出かけます。このホテル現在大人気、ドラマ「華麗なる一族の邸宅」として撮影に使われた庭です。富士山は曇り空で見えませんでした。残念!
今年度最初に友人である内山さんの労作「俳句作者の読み方」完成のお知らせです。 
→こちら
角川書店刊『第三版 俳句歳時記』全五巻(新年の部・春の部・夏の部・秋の部・冬の部)に掲載されている作者の読み方を丹念に調べ上げた集大成です。
俳句の人名は資料が少なく調査に苦労されていました。ホームページの参考図書を見て下さい。人名事典など48冊の参考図書を調査しています。さらに全国の図書館、HP、結社などに調査を依頼し、それでも分からない人名に*を付けて推測読みしてあります。俳句の音訳と調査は同じくらい大変だったことと推察します。
製作者の内山さんは*印も多いので身内の方や典拠がきちんとしている参考資料で読みが分かったら是非教えて欲しいと言っています。
同様に「音訳の部屋」の他の方が作成した読み方辞書No.2にある 
「演奏家名簿」(月刊誌『音楽の友』に載った演奏家) →こちら
は音訳ボランティアの方達「おんともグループ」が拾い集めたものです。参考書籍掲載と共に確認を取れないものは推測読みと断ってあります。以前紹介した「人名録」→こちらと共に貴重な資料です。
しっかりした典拠をもとに音訳者・点訳者がネットで共有できる資料を作成して下さることはとても嬉しい!

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