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全国音訳ボランティアネットワーク

音ボラネット通信第10号「押し寄せるデジタル化の波」

音ボラネット通信第10号が届きました。

特集は音訳者として一応知っておこう! 
押し寄せるデジタル化の波

通信のように世の中の動きを知っておくことは大事ですね。
音訳の方向もまた変化していくことでしょう。

downwardright 私が音訳を始めた頃、録音はオープンリールテープでした。
カセットテープに移行した時には「こんなに便利なものが出来た!」と喜んだものです。

ITが発達して、ここ数年CDになりました。
とても便利と思っていると、最近はインターネットからダウンロードして読書する形態が出てきました。
「サピエ」が登場しました。サピエ図書館等に関しては詳しくありませんのサイトをご覧下さい。→こちら

先日のブログで電子書籍の普及と音訳について書いたばかりですが →こちら
音ボラネット通信もやはり電子書籍に言及しています。
まだ日本では見たいと思う電子書籍があまりありませんが、紙の書籍と当分は両立して、だんだん電子書籍に移行していくのでしょうか。

情報取得の方法が次から次へと変わり、利用する視覚障がい者がどう対応できるかが大事ですね。
ITに詳しく機器を購入できる視覚障がい者にとっては、合成音声であってもリアルタイムで書籍を読むことが出来れば、すばらしい進歩です。
テープがなくなることを悲しんでいる利用者にとっては難しい問題です。

便利になっていくことはとてもいいことですし、視覚障がい者向けの使いやすい電子書籍端末が出てくる日も近いのではないでしょうか。
そうなった時、利用者に使い方の伝達と端末がいきわたるようになって欲しいものです。

電子書籍が普及しても・・・
音訳者が録音する音訳図書は必要と思います。
人の声で聞きたいと思う書籍、図やグラフが入った書籍、専門書、生活情報など・・・かなり高度なものを必要とされる気がします。
ネットから携帯にダウンロードして音訳図書を聞くことが多くなるのかもしれません。

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私も一応知っておこうと思いiPadをそばにおくことにしました。
電子書籍端末は多くの会社が競争しています。
政府は電子書籍向けの文字やデータの規格を統一することを考えているようです。

電子書籍(電子ブック、デジタル書籍、デジタルブック、Eブック)は想像を超えて早く普及するのでしょうか。

全国音訳ボランティアネットワーク報告書

全国音訳ボランティアネットワークから
2009年度 事業報告並びに決算報告
2010年度 事業計画並びに収支予算
が送られてきました。

少ない事務局のスタッフと経費で頑張っておられるのが分かります。
事業報告を見ますと忙しいのですね。
所属の音訳グループとの掛け持ちでさぞ大変でしょう。
ボランティアからの会費の収入ですから会計も努力しての結果だと思います。
ご苦労様です。

事業計画では新しいことに前向きに取り組んでいく様子が分かります。
コーディネートの役割をしているところは他にないでしょうから大切な会です。

活動票が送られてきました。
会員がどういう活動をしているか。その中でお互いに協力できることは何か。
把握することはコーディネートの役割のために必要なのでしょう。
協力できる、できないは別として会員の現況を知ってもらうために活動票は必ず早めに送りたいですね。

個人はすぐ活動票を送ることが出来ますが、団体で入っているところも出来るだけ早く現況を知らせたいものです。

音ボラネット通信第9号「マンガも読んでみよう」

音ボラネット通信第9号が届きました。
特集は2009年のシンポジウム「マンガも読んでみよう」(1月30日)

20ページにわたる通信で読み応えがあります。
私はシンポジウムに参加しておりませんので、会の詳細は記載できませんが、会報から講演、事例発表、利用者の人たちの熱心な声が聞こえてきます。
北川先生記載の著作権法第37条3項の改正についてのページもあります。

出来ましたら手にとってお読み下さい。
会報の申込みなどは音ボラネットのページ→こちら

3月22日身延山の枝垂桜を見てきました。樹齢400年のすばらしい桜です。

身延山の枝垂桜  樹齢400年の枝垂桜

新年度会費納入用紙届く(全国音訳ボランティアネットワーク)

2月28日 

今日で2月も終わり、テレビの前で応援した冬季オリンピックも最終章
選手の皆さんに感謝!

 全国音訳ボランティアネットワーク(音ボラネット)から平成22年度会費の振込用紙が送られてきました。
2006年ネットワーク準備会立ち上げ、2007年正式に会を立ち上げ、2009年第二回総会と音訳者のコーディネート役として地道に活動を続けてこられました。
この間「医療関係の音訳を考える」「マンガも読んでみよう」というシンポジウムも開かれています。
詳しくは→こちら

音ボラネットのスタッフはそれぞれ所属している音訳の会で活動しながら、さらにボランティアとして音ボラネットで活動しており、仕事を持っている方も多くおられるようです。

現在の社会情勢の中では会を運営していくためには会費納入がとても大事だと思います。
音訳もネットで書籍を売ったり、新聞もPC配布を始めたり、今が過渡期。
どんなに変化があっても、生活に必要な本や専門書など音訳は将来も必要と感じます。

そのような変化についていくためにも世の中の動きの情報を集めて発信してくれる音ボラネットはぜひ頑張って欲しいと思います。
皆で会費納入を忘れないようにして、役員の方たちがよい環境で活動できるように応援したいと思います。

もうすぐ春!

2月5日 
寒い日が続きますね。
雪が降っている地域の皆様、どう過ごされていますか?
節分が過ぎて太陽の光は暖かく感じます。
我が家の柴犬もみじ、日当たりはあついのでしょうか。
風が強いのに庭の日陰でのんびりしています。もうすぐ春!
節分も過ぎ、日陰でくつろぐもみじです。

全国音訳ボランティアネットワーク主催の
2009年シンポジウム「マンガも読んでみよう!」

1月30日無事終了したとのこと。
heart04スタッフの皆様ご苦労様でした!!

新しいことへの挑戦はきっと実りが多かったことでしょう。通信を楽しみにしています。
マンガやイラストつきの読み物など、視覚から入る書籍が多くなり、それらを読みたい方は多いようですね。

ビジュアル作家 田嵜裕季子(たさきゆきこ)氏の
「視覚障害者 脳裏に心眼」こちら
を読みますと
「色について会話したり、色の描写のある小説を読んだりしているうちに、心の中で色のイメージが育った」
ということで感受性が豊かで、あまり多くの説明をしなくても楽しめるようです。
人によって差は大きいと思いますが・・・

最近は視覚障がい者のための映画のガイドも盛んになってきました。
一般の人と同じようにいろいろな書籍や映画を楽しめるようになると良いと思います。

heart04忘れてはならないのは
新しい試みをする時に、CDではなくテープで読書をしている人、テープさえも手元に届かない人たちのことも考えなくてはいけないのでしょうね。

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