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音訳・点訳・ことば

「音訳の部屋」サイト内検索の方法

2008年1月9日

[emoji:i-264] 仕事始めに、以前お約束しておいた「音訳の部屋」サイト内検索の方法を説明します。
読み方辞典で難読の項目を作成しなくなった理由もこの機能が出来たからです。
「音訳の部屋」ではいちばん早くこの検索方法を取り入れた Google を利用しています。
「音訳の部屋」TOPページの下方、検索機能(Googleを使って)の(1)設定済 を見て下さい。
検索ボックスの下、「音訳の部屋」内を検索にボタンがついている状態で言葉を入れます。
「音訳の部屋」内を検索にボタンがついている状態ならば「音訳の部屋」内だけを検索します。
この場合は 読みを探したい言葉だけ入力して、予想する読みを入れる必要はありません。
例えば次の言葉を一つずついれて検索してみて下さい。
間柱
口腔
mmHg
AMeDAS
日本郵政
どうですか? 間柱は一般の建築用語と茶道の建築用語の二つが出てきます。
口腔も 医学用語と生物用語では読み方が違います。
AMeDASも探しやすいとは思いませんか。
読み方辞典も70種類近くなってきたので、何処を調べたらいいのか分からない時にはとても便利です。
この方法は漢字一文字が入力しにくい時にもその言葉を空白にして探すことも出来ます。
哈昔泥 で哈昔泥の 哈 が入力しにくい時には 昔泥 だけでも出てきます。
最もあまり簡単な言葉を一文字入れるだけでは大変ですが。
[emoji:i-264] 上記のやり方は「音訳の部屋」にある言葉だけですから「音訳の部屋」で作成した辞典になければ出てきません。また新しい辞典は反映までに数日かかります。
そのときには
ボタンを検索機能(Googleを使って)の(2)のWWW を検索に入れなおして検索して下さい。
この場合は全部のWEBサイトからの言葉が出てきますから探すのは大変です。
検索ボックスに 読みを探す言葉と共に予想のことばを入れると探しやすい。
このやり方はGoogle検索の普通のやり方ですからわざわざ「音訳の部屋」TOPから行かなくてもいいのです。
普通のGoogle検索を使って下さい。
お気に入りにGoogleの検索ページを入れておくか、Googleツールバーを入れておけば便利です。
(最近はYahoo!も似たようなものです。)
例えば [日本点字図書館 てんじとしょかん] のように一部でもいいのです。
(にっぽんてんじとしょかん)と読むのが分かります。
これは「音訳・点訳のためのインターネット講座」で最近説明しています。
「音訳の部屋」も私一人で作成していますので、誤入力かなと思ったら全体のGoogleから調査しなおして下さい。またおかしいと感じたものは辞書に当たって下さいね。
[emoji:i-80] 余分なことですがテープ起こし、翻訳をしておられる方に!
「音訳の部屋」TOPページの下方、検索機能(Googleを使って)の(1)設定済
に アメダス と入れると AMeDAS が出ます。試してください。
[emoji:i-264] 長いページの中から読みの場所を探す方法はまた後程書きたいと思います。

賀正 「暦のことば読み方辞典 50音順」作成

2008年1月1日

日本平ホテルからの富士山
明けましておめでとうございます。(写真は日本平ホテルからの富士山 1月2日撮影)
新年に間に合うように「暦のことば読み方辞典 50音順」を作成しました。→こちら
先の「暦のことば読み方辞典 項目別」とあわせてお使い下さい。→こちら
現在『宮中歳時記』からのことばも追加中。
新年になりカレンダーも新しくなっていることと思います。
カレンダーに旧暦のことばが記載してありましたら読み方を調べてみて下さい。
資料によって読み方に多少の違いはあります。
「暦のことば読み方辞典 項目別」には月名の異称も追加しました。
旧暦なので新暦では季節感で一ヶ月の差異があります。

本年もよろしくお願いします。

朝日新聞「疑問解決モンジロー」を読んで

2007年12月24日

暮になりお忙しいことと思います。皆様、風邪などひいていませんか?
私は仕事やいろいろな用がたまりにたまり、夢の中でアタフタ大掃除!
[emoji:e-50]
朝日新聞12/24の「疑問解決モンジロー」 大の月・小の月なぜあるの?
が掲載されています。
暦のことば読み方辞典を制作した者として興味がある話。
5、6年前から、日本の旧暦がブームだそうです。
小説・俳句・科学などいろいろな本に旧暦のことばが出てきます。
読み方辞典を作っていて感じたことをちょっと・・・
調査は大切ですが、こだわり過ぎないことも大切かなと感じるこの頃です。
暦でいえば十干は
国立国会図書館のページでは(じっかん)→こちら
国立天文台のページでは(じゅっかん)→こちら
同じようにしっかりした典拠でも
六十干支の甲子(かっし・こうし)
乙巳の変(いつしのへん・いっしのへん)
六曜の読み方などはさまざまです。
一般的に川(かわ・がわ)山(さん・ざん・やま)坂(さか・ざか)などもその土地や、典拠によっても違うことがあり、図書館の司書の方も書籍で調べても選んではくれません。
読み方辞典を作っていると、昔の人の読みなどは特にはっきりしていないことがあり、子孫でも分からないと言うことが多くあります。
読み方の調査は必要ですが、しっかりした典拠を調べていくつかあるときにはあまりこだわらないで、読んでいる本のテーマで大切な言葉を間違えないようにすることが大切かなと感じています。
[emoji:e-108]
いつものお願いですが「音訳の部屋」の誤入力を見つけましたら音訳の部屋TOPにあるメールからお知らせ下さい。

「点字の光 理系の道照らす」稲吉美奈子さん

2007年12月13日

十二月も中旬になりました。
家業の経理・総務の仕事がたまり「読み方辞典」作成は少しお休み。
日本経済新聞07/12/13の朝刊 文化から記事の紹介です。
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「点字の光 理系の道照らす」
◇視覚障害持った学生向けに、数学や化学の教材など点訳◇稲吉 美奈子さん
理数系専門の点字翻訳グループ「∑(シグマ)」をつくり、志ある若者が理数系大学に進学するお手伝いをし、大学進学後は大学の教科書を訳すという。
稲吉さんは自宅敷地内にメンバー専用の棟まで建てた。
間もなく受験シーズン。視覚障害者が受ける大学があれば、試験開始の二時間前に駆けつけ、大急ぎで問題を点訳する。間違いは許されない。・・・と言う内容。
詳しくは新聞をご覧下さい。
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稲吉さんは今年84歳。第4回本間一夫文化賞 の受賞者です。
60代半ばで最近少々「読み方辞典」作成に疲れてきた私。
稲吉さんの年齢まであと20年。なんとすごい人でしょうか!
もともと医科学系の音訳が多くて「読み方辞典」を作り始めました。
もう少し頑張ってみようと思う記事でした。
関連記事 読売オンライン→こちら

沼津市「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」

2007年12月10日

沼津市立図書館での「音訳・点訳のためのインターネット活用講座」が昨日終了。
図書館は視聴覚室の設備が整っておりネットも備え付けのものを利用できました。
12月9日(日)は沼津の福祉関係の行事が以前より予定されていたようで講座日と重なってしまい、沼津の方より近辺の市町村の受講生が多かったようです。
埼玉県より全国音訳ボランティアネットワークのスタッフの方がお出で下さり、遠方よりご苦労様でした。お役に立つことを願っています。
平成19年度の静岡県立中央図書館主催の講座は終了しました。
県立図書館の皆様にもお礼申しあげます。
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平成20年3月4日(火)13:00~16:00 山形県立点字図書館で講座の予定があります。
山形県の皆様、3月にお会いできることを楽しみにしています。

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