言葉の読み方

6月の記録的な大雨・読み方調査

2016年6月23日

2016年6月23日
記録的な大雨は西日本から始まり、中国地方、関東にまで及んでいます。各地で河川の氾濫、土砂災害が発生し報道されます。今回は広範囲に及んでいますので、報道の言葉の一部を掲載しますが、調べ方のサイトをリンクしておきます。各地の新聞に出てくる地名はそれぞれの地域を優先していますので記載してある地名は違うと思います。河川名と共にリンクからお調べください。被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げ、これ以上被害が広がらないように祈ります。

▲関係する言葉
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)
垂直避難(すいちょくひなん)
氾濫危険水位(はんらんきけんすいい)
鹿児島県薩摩川内市の八重山(さつませんだいし やえやま)

▲河川
広島県:天井川(てんじょうがわ) 和久原川(わくはらがわ) 御調川(みつぎがわ) 黒瀬川(くろせがわ) 猪之子川(いのこがわ) 羽原川(はばらがわ) 山南川(さんながわ)広島県中国地方整備局 ・Wikipedia/(ざんながわ)河川・湖沼名辞典 芦田川(あしだがわ)

熊本県:潤川(うるごがわ) 波多川(はたがわ)
山口県:錦川(にしきがわ)
和歌山県:栗栖川(くるすがわ)

▲熊本県で6人死亡(読みNHKニュース他)
甲佐町 曽我収(そが おさむ)さん(79)
天草市大矢野町 岩谷為喜(いわや ためき)さん(92)
宇土市椿原町(つばわらまち) 中口隆道(なかぐち たかみち)さん(66)
熊本市北区 橋谷信人(はしたに のぶと)さん(87) 橋谷ツネ子(はしたに つねこ)さん(86)
宇土市住吉町草津信子(くさつ のぶこ)さん(53)

▲調査のしかた
住所(1)Mapionによる住所一覧→こちら
住所(2)郵次郎(日本郵便と同じ・全国からの検索あり)→こちら

河川(weblio辞書より)
(1)Weblio 辞書 →こちら から検索
検索窓に河川名入力 いくつかの辞書からの結果が表示(日外アソシエーツもあり)
*検索窓に文字を入れて検索する方が楽です。
(2)Weblio 辞書 > 文化 > 河川・湖沼名辞典 > 索引→こちら
日外アソシエーツの河川・湖沼名辞典の索引50音順あり(トップに戻るときには上方にある河川・湖沼名辞典を押す)
(3)日外アソシエーツ 固有名よみかた検索→こちら 検索窓より日外アソシエーツ内のみ検索
※(1)Weblio 辞書から調べると富士川のように(ふじかわ)(ふじがわ)と辞書により読みが違うことがあります。このような時にはGoogle検索で「富士川 ふじかわ ふじがわ」と入力すると読み方の違いが分かることがあります。下記関東地方の囲みもご覧ください。

河川の調べ方の詳細は音訳の部屋「主な河川の読み方辞典」→こちら

選挙用語 合区・期日前投票の読み方

2016年6月21日

2016年6月21日
第24回参院選は22日に公示され、7月10日に投開票が行われます。選挙権年齢を引き下げる改正公職選挙法の施行(しこう・NHK)を受け、国政選で初めての「18歳選挙」となります。

今回、「1票の格差」を縮めるため、隣り合う選挙区を統合する合区が実施されます。
新しい言葉で広辞苑や日本国語大辞典に載っていません。

▲合区(ごうく)「1票の格差」を縮めるため、隣り合う選挙区を統合する。ニュースでは平板に読んでいました。

(参考)選挙の七つ道具(ななつどうぐ) 選挙管理委員会が交付する公営物資
「選挙事務所の標札」標札(ひょうさつ)
「選挙運動用自動車・船舶表示板」
「選挙運動用拡声器表示板」
「自動車・船舶乗車船用腕章」
「街頭演説用腕章」
「街頭演説用標旗」標旗(ひょうき)
「個人演説会用立札」立札(たてふだ)
候補者等の政治活動用立札・看板等の証票 証票(しょうひょう)

▲「期日前投票」は、「きじつぜん投票」か「きじつまえ投票」か
選挙になるといつも議論される言葉です。音訳の部屋の「なるほど読み方辞典No.3」に記載しましたが再掲します。→こちら
(きじつぜんとうひょう) 各選管のWEB・条文名の読み方・総務省ラジオCM
(きじつまえとうひょう) NHKニュース・日本テレビ系列等
報道では分かりやすいように(きじつまえとうひょう)と言っているようです。

公的なページで読み方の説明をしているページもあります。
熊本県合志市(こうしし)→こちら
静岡県富士市→こちら
ーー以下公的なページの説明
現在の期日前投票制度は、平成15年度の公職選挙法改正により出来た制度ですが、総務省は「きじつぜんとうひょう」という名称で法を成立させました。そのため、法律用語では「きじつぜんとうひょう」が正解です。
しかしながら、NHK等のマスコミが「きじつまえとうひょう」という呼び方で放送したため、一般的には「きじつまえとうひょう」という呼び方が広く浸透してきているのも事実です。
市選挙管理委員会では、法律用語(正式な名称)として「きじつぜんとうひょう」という呼び方を採用しています。
総務省は、現在では、どちらの呼び方でもかまわないとの見解と聞いています。
ーー以上公的なページの説明

113番元素の元素名案「nihonium(ニホニウム)」

2016年6月9日

2016年6月9日
113番元素の元素名案「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案「Nh」のパブリックレビュー開始

ーー以下理化学研究所のページより引用→こちら
理研仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)が、国際純正・応用化学連合(IUPAC)へ3月18日に提出した113番元素の元素名案および元素記号案について、本日、IUPACによるパブリックレビューが開始されました。元素名案は「nihonium(ニホニウム)」、元素記号案は「Nh」を提案しました。
・・・
理研仁科加速器研パブリックレビューは5ヶ月間行われます。その後、IUPACから正式な元素名と元素記号名が発表されます。
ーー以上理化学研究所のページより引用

欧米以外の研究グループが発見した元素の名前が元素の周期表に刻まれるのは科学史上、初めてとのこと。
テレビで森田浩介教授らの嬉しそうな誇らしそうな様子を見て、良いニュースに嬉しい気持ちでいっぱいです。

<2015/12/31 報道からの言葉に記載しましたが再掲します。>

nihonium(ニホニウム)
理化学研究所(りかがくけんきゅうしょ)
国際純正・応用化学連合(こくさいじゅんせい・おうようかがくれんごう)
IUPAC( International Union of Pure and Applied Chemistry)アイユーピーエーシー(アイユーパック)とも
垓(がい)数の単位。1京(けい)の1万倍。10の20乗。
仁科芳雄(にしな よしお)
森田浩介(もりた こうすけ)九州大教授
松本紘(まつもと ひろし)理化学研究所理事長

「平成28年 熊本地震報道からの言葉」音訳の部屋に追加

2016年5月6日

2016年5月6日
連休も後半です。熊本県・大分県を中心に九州地方の地震は余震が続いているようです。くれぐれもお気を付けください。東海地方に住む身としては地震はいつ起きてもおかしくないと言われていますので、気になります。

ブログにまとめた「平成28年(2016) 熊本地震 報道からの言葉の読み方」を音訳の部屋に移行しました。これからは音訳の部屋をご覧ください。→こちら 新しい言葉はこちらに追加します。

 

「主要活断層 読み方辞典」作成

2016年5月1日

2016年5月1日
熊本地震にあわれた熊本県・大分県の皆様は大変困っておいでのことと思います。まだ余震も続いておりますがどうぞ気をつけて下さい。早く落ち着くことを祈ります。
ーー
2016年4月14日夜9時26分頃、熊本県熊本地方の深さ11キロを震源とするマグニチュード6.5の地震があり、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測しました。 16日午前1時25分頃には、同じく熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の地震があり、震度7を観測しました。16日の地震が本震とされました。
熊本地方における一連の地震活動は、布田川・日奈久断層帯の活動によって引き起こされたものと考えられています。

16日の本震以降、熊本県熊本地方の北東側に位置する阿蘇地方〜大分県西部と大分県中部(別府-万年山断層帯周辺)においても地震が相次ぎました。日本は活火山も多いのですが活断層も多いので地震が起きやすくて大変です。

今後、活断層の記述が多くなると思いますので主な活断層の読み方を「地震情報サイトJIS」のページを参考に作成しました。サイトによって主要活断層の選び方に違いがあります。

「主要活断層 読み方辞典」→こちら

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