煎茶用語読み方辞典 やらわ行 ()()(
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(や)

焼き栗 (やきぐり) 茶菓子の名
焼締め (やきしめ) 締焼(しめやき)ともいう 関連語:無釉(むゆう)*WEB、紫泥(しでい)
焼き餅 (やきもち) 菓子
八つ橋 (やつはし) 菓子
八橋売茶翁 (やつはしばいさおう) 江戸中後期の煎茶家、僧侶 (1758〜1828)
関連語:曇熈(どんき)方巌(ほうがん)梅谷(ばいや)
梁川紅蘭 (やながわこうらん) 幕末の女流文人 (1804〜79) 関連語:江馬細香(えまさいこう)
梁川星巌 (やながわせいがん) 江戸後末期の代表的な文人 (1789〜1858) 
関連語:警世(けいせい)思想家
柳沢淇園 (やなぎさわきえん) 江戸中期の文人 (1706〜58)
関連語:帯刀(たてわき)貞貴  柳里恭(りゅうりきょう)
院体(いんたい)花鳥画 
柳山水 (やなぎさんすい) 図柄
柳山水文茶碗 (やなぎさんすいもんちゃわん) *
柳結び (やなぎむすび) 菓子名 関連語:生(き)砂糖製
夜半の鐘声 (やはんのしょうせい) 図柄
山芋 (やまいも) 丹波芋(たんばいも)・自然薯(じねんじょ)のこと
山川 (やまかわ) 松江の名菓 炒子(いりこ)の細かい落雁
山路 (やまじ) 棹(さお)菓子
山づと (やまづと) 菓子名
大和表具 (やまとひょうぐ) *
山本竹雲 (やまもとちくうん) 幕末から明治に活躍した文人、鑑定家 (1821〜94)
山本梅逸 (やまもとばいいつ) 江戸後末期の文人 (1783〜1856)
弥生 (やよい) 菓子名

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(ゆ)

兪国良 (ゆいこくりょう) 清末に活動した宜興窯の陶工 十九世紀 錫山人(しゃくさんじん)
夕顔棚 (ゆうがおだな) 関連語:瓢(ひさご)形 胡盧(ころ)
幽香 (ゆうこう) 蘭の異名
幽谷遺響 (ゆうこくいきょう) 「謎語画題」による盛り物の雅題
幽谷佳人 (ゆうこくかじん) 蘭の異名
有声軒 (ゆうせいけん) 関連語:万福寺山内(さんだい)森有節(ゆうせつ)与平(よへい)
有節万古 (ゆうせつばんこ) 三重県三重郡朝日町小向(おぶけ)
熊明遇 (ゆうめいぐう) 明代後期の文人 十六世紀後期〜十七世紀初期 
著書『羅かい茶記(らかいちゃき・かいは草冠に介)』
釉裏紅 (ゆうりこう) 関連語:釉裏藍(ゆうりらん)
釉裏青 (ゆうりせい) →染付
雪解け (ゆきどけ) 菓子名
雪持ちの松 (ゆきもちのまつ) 菓子
雪輪薯蕷 (ゆきわじょうよ) 菓子
湯冷 (ゆざまし) ゆれいともいう
柚子餅 (ゆずもち) 菓子
喩政 (ゆせい) 明末・清初の文人 『茶書(ちゃしょ)』『茶集(ちゃしゅう)』がある
湯沸 (ゆわかし) とうふつともいう 関連語:火炉(かろ)銀瓶(ぎんびん)

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(よ)

楊維禎 (よういてい) 元末・明初の文人 (1296〜1370)
関連語:鉄崖体(てつがいたい)「章草の法(しょうそうのほう)」
永覚元賢 (ようかくげんけん) 明末・清初の高僧 (1577?〜1657)
関連語:鼓山(こざん)為霖道霈(しりんどうはい)逸然(いつねん)
羊羹 (ようかん) *
葉欣 (ようきん) 清初の文人 十七世紀 関連語:金陵八家(きんりょうはっか)
揚州八怪 (ようしゅうはっかい) 関連語:康煕(こうき)雍正(ようせい)乾隆(けんりゅう)の頃
汪士慎(おうししん)李ぜん(りぜん・ぜんは魚+單)金農(きんのう)
黄慎(こうしん)高翔(こうしょう)鄭燮(ていしょう)李方膺(りほうよう)
羅聘(らへい)/華嵒(かがん)高鳳翰(こうほうかん)閔貞(びんてい)
雍正年製 (ようせいねんせい) 清代につくられた道具
楊文そう (ようぶんそう) 明末の文人 (1597〜1645) そうは馬+(恩に似た字)あしげ
窯変 (ようへん) *
楊彭年 (ようほうねん) 清朝年間に活躍した宜興窯の名工 十八世紀後期〜十九世紀初期
関連語:曼生壺(まんせいこ)留珮瓶(りゅうはいびん))
楊鳳年 (ようほうねん) 清朝年間に活動した宜興窯の陶工 十八世紀後期〜十九世紀初期
楊彭年の妹
楊寶年 (ようほうねん) 清朝年間に活動した宜興窯の陶工 十八世紀後期〜十九世紀初期
楊彭年の弟 関連用語:款銘(かんめい)
楊名合利 (ようめいごうり) 中国製の涼炉に見る銘の一つ
楊名徳勝 (ようめいとくしょう) 中国製の涼炉の銘の一つ
養老 (ようろう) 茶菓子の名
余懐 (よかい) 明末・清初の文人 (1616〜95)
関連語:崇禎(すうてい)順知(じゅんち)甲申集(こうしんしゅう)
採茶詩(さいちゃし)茶史補(ちゃしほ)
横井金谷 (よこいきんこく) 江戸後期の文人 (1761〜1832)
関連語:放蕩不羈(ほうとうふき)の性格
横手 (よこて) 後手(あとで)上手(うわて)などとつかいわける
餘斎 (よさい) →上田秋成
与謝蕪村 (よさぶそん) 江戸中後期の文人 (1716〜83)
関連語:早野宋阿(はやのそうあ)服部南郭(なんかく)
趙居(ちょうきょ・40才)謝長庚(しゃちょうこう・45才)
謝春星(しゃしゅんせい・48才)謝寅(しゃいん・63才)
十便十宜画冊(じゅうべんじゅうぎがさつ)
四日市万古 (よっかいちばんこ) 三重県
四方棚 (よほうだな) →売茶棚(ばいさだな)
蓬餅 (よもぎもち) 団子の名

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(ら)

頼山陽 (らいさんよう) 江戸後期の代表的文人 (1780〜1832)
関連語:父・頼春水(しゅんすい)母・梅し(ばいし・しは風+思)
菅茶山(かんちゃざん)篠崎三島(さんとう)篠崎小竹(しょうちく)
山紫水明処(さんしすいめいしょ)警世(けいせい)市河米庵(べいあん)
董源(とうげん)巨然(きょぜん)沈周(しんしゅう)
昌平坂学問所(しょうへいざかがくもんじょ)
落雁 (らくがん) 菓子
楽山焼 (らくざんやき) 島根県 
楽長造 (らくちょうぞう) →真葛長造(まくずちょうぞう)
落葉壺 (らくようこ) →滓盂(しう) →茶かす入れ(ちゃかすいれ)
羅小華 (らしょうか) 明代の代表的墨匠 十六世紀 関連語:汪中山(おうちゅうざん)
螺鈿 (らでん) 漆芸技法 関連語:青貝(あおがい)
羅聘 (らへい) 清朝中後期の文人 (1733〜99) 関連語:流寓(りゅうぐう)
羅稟 (らりん) 明朝年間の文人 十六世紀後期〜十七世紀初期 
関連語:茶書『茶解(ちゃかい)』
蘭秀芝英 (らんしゅうしえい) 盛り物の雅題
蘭竹事研 (らんちくじけん) 「謎語画題」による盛り物の雅題
蘭茶席 (らんちゃせき) *

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(り)

陸羽 (りくう) 中唐の文人 (?〜804)
関連語:顔真卿(がんしんけい)李治(りじ)皎然(こうぜん)
『茶経(ちゃきょう)』茶詩「六羨歌(ろくせんか)」
陸羽忌 (りくうき) *
陸樹聲 (りくじゅせい) 明代後期の文人 (1509〜1605)
関連語:隠逸(いんいつ)の文人生活 茶書『茶寮記(ちゃりょうき)』
陸廷燦 (りくていさん) 清朝前中期の文人 十八世紀中期
関連語:『続茶経(ぞくちゃきょう)』
李参平 (りさんぺい) 日本名 金ヶ江三兵衛(かねがえさんべえ)
李ぜん (りぜん) ぜんは魚+單 清朝中期の代表的文人 (1686〜1762)
関連語:高其佩(こうきはい)陳淳(ちんじゅん)
李仲芳 (りちゅうほう) 明における宜興窯茶銚の名工 十六世紀後期〜十七世紀前期頃
関連語:李茂林(りもりん)
李朝陶磁器 (りちょうとうじき) 関連語:堅手(かたで)
李攀龍 (りはんりょう) 明代中期の文人 (1514〜70)*龍は(りょう)で間違っていません。他WEBも参照
関連語:荻生徂徠(おぎゅうそらい)*原本は(おぎう)
梨皮倶輪 (りひぐりん) *
梨皮泥 (りひでい) 名品茶銚 関連語:青湾茗えん茶会(せいわんめいえんちゃかい・えんは酉+燕)
円山勝会(まるやましょうかい)
理平焼 (りへいやき) 香川県
李方膺 (りほうよう) 清朝中期の文人 (1695〜1754) 関連語:傲岸不羈(ごうがんふき)
李茂林 (りもりん) 明における宜興窯茶銚の名工 十六世紀後期〜十七世紀前期頃
劉賢合 (りゅうけんごう) 清朝後期の涼炉の作者銘 十九世紀
劉賢合の涼炉 (りゅうけんごうのりょうろ) 作家名 関連語:人参手(にんじんで)
劉源長 (りゅうげんちょう) 清初の文人 十七世紀 『茶史(ちゃし)』翻刻(ほんこく)
竜津寺 (りゅうしんじ) 佐賀市 売茶翁が長年住した寺
竜泉窯 (りゅうせんよう) 中国 青磁の名窯
竜孫 (りゅうそん) 筍の異名
留珮 (りゅうはい) 宜興窯の茶銚その他に見える款銘 関連語:嘴端(したん)聴涛(ちょうとう)
留珮瓶 (りゅうはいびん) 関連語:陶工の字(あざな)款銘(かんめい)
龍膺 (りゅうよう) 明代後期の文人 (1560〜?) 関連語:茶書『蒙史(もうし)』
柳里恭 (りゅうりきょう) →柳沢淇園(やなぎさわきえん)
立礼 (りゅうれい) *
良山堂茶話 (りょうざんどうちゃわ) 茶書随文 二冊 1824刊 阿部良山箸 
関連語:阿部けん州(あべけんしゅう・けんは糸+兼)
良子集堂 (りょうししゅうどう) 「謎語画題」による盛り物の雅題
梁同書 (りょうどうしょ) 清朝後期の文人 (1723〜1815) 関連語:梁詩正(りょうしせい)帖学派(ちょうがくは)
王文治(おうぶんち)劉よう(りゅうよう・ようは土+庸)
劉梁王(りゅうりょうおう)翁方綱(おうほうこう)
涼炉 (りょうろ) 焜炉(こんろ)風炉(ふうろ)ともいう 
関連語:上絵(うわえ)火炉(かろ)瓶掛(びんかけ)おしろい釉(ぐすり)
人参泥(にんじんでい)三峰炉(さんぽうろ)一文字炉(いちもんじろ)
掃雪(そうせつ)翁梅亭(おうばいてい)楊名合利(ようめいごうり)
楊名徳勝(ようめいとくしょう)引動清風(いんどうせいふう)劉賢合(りゅうけんごう)
李流芳 (りりゅうほう) 明朝末期の文人 (1575〜1629)
関連語:倪さん(げいさん・さんは王+贊)呉鎮(ごちん)
輪花式 (りんかしき) 菱花式(ひしばなしき)『煎茶便利帳』では(ひしかしき)稜花式(りょうかしき)ともいう
林克瑞 (りんこくずい)
(りんかつずい)
清代の錫師 十八世紀
林ろう苑 (りんろうえん) ろうは門の中に良 江戸後期の文人 十九世紀初期 関連語:仇英(きゅうえい)

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(る)

瑠璃南京水柱 (るりなんきんすいちゅう) 瑠璃南京は中国製の水色の濃い色のこと
関連語:広東瑠璃(かんとんるり)

(れ)

霊芝 (れいし) 万年茸(まんねんたけ)芝草(しばくさ*広辞苑)という
霊寿 (れいじゅ) 霊芝の異名
冷煎 (れいせん) *
蓮月尼 (れんげつに) →太田垣蓮月(おおたがきれんげつ)
蓮月焼 (れんげつやき) 関連語:手捏ね(てこね)自詠(じえい)

(ろ)

弄山万古 (ろうざんばんこ) →古万古(こばんこ)
聾米 (ろうべい) →青木木米(あおきもくべい)
老圃豊麗 (ろうほほうれい) 創作による盛り物の雅題
老沸 (ろうふつ) 沸かしすぎた湯
炉均窯 (ろきんよう) 中国清朝の焼き物 呂均窯とも書く
呂均窯水柱 (ろきんようすいちゅう) 中国製
炉扇 (ろせん) 団風(だんぷう)羽扇(うせん)ともいう
炉台 (ろだい) 炉坐(ろざ)炉盤(ろばん)敷板(しきいた)ともいう
関連語:交趾(こうち)寿山石(じゅざんせき)
六妍 (ろっけん) 「数目謎語画題」による盛り物の雅題
炉びょう(屏) (ろびょう) びょうは広辞苑の(びょうぶ)参照
関連語:氷裂(ひょうれつ)組み 斑竹(はんちく)珍竹(ちんちく)
組子(くみこ)坐びょう(ざびょう)

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(わ)

若鮎 (わかあゆ) 菓子 関連語:平鍋(ひらなべ)
若松きんとん (わかまつきんとん) 菓子名
和館窯 (わかんよう) 韓国釜山の和館にあった対馬宗家の御用窯 釜山窯(ふざんよう)とも
関連語:半使(はんす)茶碗 御本立鶴(ごほんたちづる)茶碗
和三盆糖 (わさんぼんとう) 徳島の特産砂糖
渡辺崋山 (わたなべかざん) 江戸後末期の代表的文人 (1793〜1841)名は定静(さだやす)
関連語:鷹見星皐(せいこう)淬励刻苦(さいれいこっく)
側用人(そばようにん)妍麗(けんれい)
渡辺玄対 (わたなべげんつい) 江戸中後期の文人 (1749〜1822)
渡辺蓬島 (わたなべほうとう) 江戸後期の文人 (1751〜1833?) 
関連語:淵上旭江(きょくこう)北山寒巌(かんがん)浙派(せっば)系 呉派(ごは)
渡り物 (わたりもの) 古(こ)渡り 中(ちゅう)渡り 新(しん)わたり 
文政(ぶんせい)渡り 天保(てんぽう)渡り
わらび餅 (わらびもち) *
割り稽古 (わりげいこ) *
割手 (わりで) 水柱の手の型式
碗式 (わんしき) 関連語:端反(はたぞり)上手(じょうて)の茶碗 法華紋(ほうげもん)胴紐(どうひも)
花喰竜(はなくいりゅう)火馬(ひうま)雲鶴(うんかく)夜半鐘声(やはんのしょうせい)
碗筒 (わんとう) *
碗形 (わんなり) *

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