年別アーカイブ:2009年

日本(にほん・にっぽん)の読み方について

11月23日
「勤労感謝の日」
日本国語大辞典によると「勤労をたっとび、 生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」

最近は働きたくても働くところがない若い世代が大変。
早く若者が労働に意欲を持てる時代になって欲しいものです。

先日、友人と「日本の読み方」についてメールで話しました。
国名も(にほん・にっぽん)、その時々で読み方が違い、おおらかといえばその通りで、世界にも類がありません。

私も音訳の部屋で「日本の読み方」を作成しています。→こちら
NHKからいただいた資料、通信社からいただいた資料など好意的にいただいた資料をもとに、電話をしたり、メールで用途を話してお聞きしたりしています。
電話で窓口の人に聞いた読み方は必ずしも正確な読み方とは言えません。

以前、朝日新聞モンジローでの取材も受けましたが、報道関係でも日本の読みは悩みであるようです。
四季報などで正式に届け出ている読み方と会社で報道に使って欲しい読み方が違うことも多いのです。

「日本航空」などは四季報では「ニッポンコウクウ」ですが通称は「ニホンコウクウ」
会社に聞くと一般的には「ニホン」で読んで下さいとのこと。
会社が届ける日本書籍出版協会のISBNの届出によると関係するものが「ニホンコウクウ~~」になっています。→こちら より入力

先日、友人と話した例で 日本青年館 について
ホームページ(HP)のアルファベット表記はnipponになっているのですが、一般的には「ニホン~~」と言っているので電話で
利用する目的を話しお聞きしました。
返事は以下の通りです。
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日本青年館 総務課に聞きました。
本来は にっぽん だそうですが通称 にほん としているそうで、にほんと読んでくださいとのこと。HPのローマ字表記はNIPPON
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日本航空と同じですがこちらはHPにNIPPONとあるのでなお分からなくなります。

日本銀行は最近HPの子供向けのページに「ニッポン」ですと書いてありますからそれで良いのでしょう。
NHKも以前は「ニチギン」とのみ言っていましたが、最近は「ニッポンギンコウ」とも言うようです。
お札はNIPPONです。

一般的にはローマ字表記全てが読みに通じるものでもないようです。
外国向けにNIPPONとしているところもあり社内でも統一がない場合もあります。

音訳の部屋で会社の名前を「ニホン」のところに分類していたら、該当する会社の新入社員から「ニッポン」だとお叱りの言葉をいただきました。
そこで会社の総務課に理由を話して聞きますと正式は「ニッポン」だが通称は「ニホン」で、世間一般ではそのように通用しているから「ニホン」に入れてくれと言われましたので、その経由も読み方辞典には入れてあります。

今朝、ネットを閲覧していたら
国名の日本について閣議決定でどちらでも良いということが書いてあるページを見つけました。→こちら
テレビ朝日の日本語研究室にも読みの調査が載っています。→こちら

では どちらでもいいじゃないの! と言ってしまったらそれまで・・・
音訳・点訳は調査し正しく読むことが必要ですから。

国立国会図書館、小学館の日本国語大辞典、岩波書店の広辞苑などでは、文献上明らかに「ニッポン」とされている以外は「ニホン」としているようです。
日本国語大辞典第10巻「日本」の中に次のように書かれています。
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~~~本辞典では、文献上明らかに「ニッポン」と記されている場合以外は、すべて「ニホン」として扱った~~~
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日本の読みの扱いをどのようにするか。
このように、辞書や図書館でさえ難しいのです。
音訳の部屋では、声を出して読む必要がある放送局の資料他いろいろ調査をして掲載していますが、これは私個人の調査であり世の中にどのように読みが通用しているか全てを調べることは困難です。
各所属の意見にしたがって読みを考えてください。

私見ですが
調査は必要ですが、のめり込まないで、どこかで調査をこれでよしとしなくてはならない時もあるでしょう。
一般の読みとローマ字表記が一致していない場合も多々あります。
読む人が調査して読んだとき、校正する人が自分だけの判断で直すと混乱します。
そこで典拠が必要になります。
このような時に、図書館や辞書がどのような考えで作っているかを知っていることは大切です。

音訳の部屋は私個人が調査した範囲内であることを承知して使ってください。
気をつけてはいますが変換、記載の間違い等もあると思います。
その時には典拠を添えてメールをいただければ幸いです。

紅葉と河口湖ミューズ館 (与勇輝館)

2009年11月21日

先の日曜日(15日)に河口湖へ行ってきました。

河口湖は紅葉が終盤に入り、富士ビューホテルの庭園が綺麗でした。
富士山の眺めも良いのでいつか泊まりに来たいと思います。 

富士ビューホテル庭園の紅葉 

文芸春秋12月号を見ていたら、日本の顔に大滝秀治(おおたきひでじ)氏が載っており、与勇輝(あたえゆうき)氏に魅せられて、リビングには与氏の人形が20体以上飾られていると写真が載っていました。

河口湖ミューズ館 (与勇輝館)→こちら

 河口湖ミューズ館  与勇輝館

以前からここの人形が好きで何回か行っています。
少し寒くなり午後出かけたので見学者も少なく
何と運の良いことでしょうか!与氏本人がお出でになりました。
来館者にサインをしてくださるとのことで早速、図録を買い求めサインをしていただきました。

文芸春秋に載っていたので・・・とお話をすると大滝秀治氏とはとても親しい間柄とのこと。
握手をして館内を見学。大好きな人形に会ってとても幸せな気分になりました。

帰り道、朝霧高原からの富士山が冬の近いことを知らせています。

朝霧高原からの夕方の富士

「和紙の用語読み方辞典」完成

2009年11月12日

平成21年11月12日 
昨日、第41回(平成21年度)日展 を見に六本木・国立新美術館へ行ってきました。
友人が日本画で入選することが多いので、秋色の時期、六本木へ行くのは楽しみです。
天皇陛下即位20年、今日は各地の美術館は無料のところが多いようで、きっと込み合うことでしょう。

「和紙の用語読み方辞典」が完成しました。
和紙関係の読み方は辞書でも探すのが難しいと思います。
静岡県立中央図書館で参考図書、久米康生(くめやすお)著『産地別 すぐわかる 和紙の見わけ方』を見つけました。
久米康生氏は和紙研究の第一人者とのことです。

静岡県立中央図書館は耐震工事のため、自分で書籍を求めて作成しました。
日本国語大辞典、広辞苑も参考にし、和紙専門WEBサイトにもお世話になりました。

和紙の用語 ○○紙などは ○○し ○○かみ(がみ) など資料によっていろいろな読み方があります。
和紙の読みに関する資料は図書館でも少ないようです。辞書やWEBサイトも参考にしながら、できる範囲で調査しましたが、辞典類は一部を参考にしたに過ぎません。
内容としては数少ないのですが、音訳・点訳時の参考になれば幸いです。

「点訳のためのインターネット活用講座」(神戸)終了

11月4日(水)神戸ライトセンターで行われた点訳ボランティアグループ連絡会の研修会へ行ってきました。
兵庫県下45グループ、900人で「点訳ボランティアグループ連絡会」をつくり活動しています。

読みの調査は点訳・音訳ともに同じですが、点訳は単位・記号を読むことはないのでその点は少し違います。
当日は前もってのお知らせですと出席者は会場の都合で人数が限られているとのことで85名が参加。
ネット環境も整っていて熱心に聴いてくださいました。お役に立てれば嬉しいのですが・・・

中山記念会館

会場となった神戸ライトセンターがある中山記念会館についてご紹介したいと思います。→こちら

特定非営利活動法人 神戸アイライト協会
点訳ボランティアグループ連絡会
兵庫県伴走者協会
アクセスサポートボランティア(ASVこうべ)
兵庫県朗読ボランティア連絡会

が入っている
中山記念会館は「トラスコ中山株式会社」が社会貢献のために会館を用意し側面支援活動をしているとのこと。
行政に縛られることなく自由に活動できるというすばらしいものです。
「トラスコ中山株式会社」は工場等で使用される機械・工具等の生産用副資材(プロツール)の専門商社です。→こちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー理事長の挨拶の一部
2007年4月、長年の悲願でもありました財団活動の本拠地ともなる「中山記念会館」を神戸市中央区にオープンすることができました。視覚障害者の方々を支える各種ボランティア団体にご入居をいただき、側面支援活動も更に強化したいと思います。「中山記念会館へ行けば用事が一度で済むので助かる」との嬉しいお声もいただいております。
  これからも継続的な事業活動を通して、社会に貢献できる財団となります様に努力して参る所存でございます。
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社会貢献する会社が仕事の面でも伸びていく・・・そういう国になって欲しい。
そんなことを感じた一日でした。

写真は点訳ボランティアグループ連絡会で活動する様子です。
神戸ライトセンター・点訳ボランティアグループの活動拠点

紅葉の季節!11月


紅葉の季節・・・11月になりました。

皆さま、インフルエンザにかかっておられませんか?
私は4日に神戸ライトセンターで講座がありますので出来るだけ人混みへ行かないようにしてきました。
季節性のインフルエンザは予防接種を受けたのですが、季節性も数が不足しているようです。

季節性インフルエンザの予防接種を受けた人は新型インフルエンザへの感染確率が 2 倍になるというカナダの研究が報告されたり、季節性インフルエンザの予防接種を受けた人は新型もかかりにくいという報道があったり、まだ分かっていないことばかりです。
新型は年齢の多い人はかかりにくいとのことですので、予防接種は若者に先にしてもらったほうがいいですね。

冬が近くなり、太平洋側は空気がとても乾燥してきます。
日本海側にお住まいの方は寒くなってきますね。
お互いに気をつけて過ごしましょう。

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