茶道用語読み方辞典 た行 ()()()()(

(た)

待庵 (たいあん) 京都山崎の妙喜庵にある茶室
大慧宗杲 (だいえそうこう) 中国南宋時代の臨済宗の僧(1089〜1163)
大応国師 (だいおうこくし) →南浦紹明(なんぼじょうみょう)
静岡市出身鎌倉時代の高僧
大海 (たいかい)『茶道用語辞典』
(たいかい)(だいかい)『日本国語大辞典』
(だいかい)『緑茶の事典』
茶入の形状の一種、もとは(内海・だいかい)
紙で作っ大きな茶袋 
緑茶の事典では茶の湯の形態の一種をもいう
大海 (たいかい) 有名な茶入
内海 (だいかい) 茶の湯の形態の一種(小大海もある)
大覚寺手 (だいかくじで) 瀬戸茶入の窯分け名の一種
台飾り (だいかざり) 習事十三ヶ条のうちの一つ
大雅堂 (たいがどう) →池大雅(いけのたいが)
太鼓 (たいこ) 茶入の胴による名称
太閤 (たいこう) 前関白の尊称、普通は豊臣秀吉
大綱宗彦 (だいこうそうげん) 大徳寺第435世住持(1772〜1860)
大講堂 (だいこうどう) 茶湯釜の一種
太鼓胴 (たいこどう)
太鼓張り (たいこばり) 太鼓襖ともいう
太鼓舟 (たいこぶね) 竹花入の一種
台座 (だいざ) 茶入の底による名称の一種
大師会 (だいしかい) 現代の代表的茶会の一つ、光悦会と共に二大茶会
台十能 (だいじゅうのう)
大聖寺焼 (だいじょうじやき) 九谷焼の以前の呼び方
大正名器鑑 (たいしょうめいきかん) 高橋箒安編著の名物茶入、茶碗ならびに箒安の
選定になる茶入、茶碗の図録 9編13冊
帯褥 (たいじょく)
大新義統 (だいしんぎとう)
台子 (だいす)(だいず) 点茶用の棚の一種
台子皆具 (だいすかいぐ)
台子荘
台子飾り
(だいすかざり)『茶道用語辞典』
(だいすかざり)『茶の湯用語集』
台子の間 (だいすのま)
台代盤 (だいだいばん) 玄々斎好み 黒塗丸型三宝
代点 (だいてん)
台天目 (だいてんもく)
大燈国師 (だいとうこくし) 大徳寺開山(1282〜1337)
大燈裂 (だいとうぎれ) 名物裂の一種
大徳寺 (だいとくじ) 京都市 臨済宗大本山
大徳寺垣 (だいとくじがき) 垣根の一種
大徳寺納豆 (だいとくじなっとう) 味噌納豆
大日本茶道学会 (だいにほんちゃどうがっかい) 茶道流派の一つ 田中仙樵(たなかせんしょう)によって創始
2007/12/8電話03-5379-0753で確かめにっぽん→にほん
体の道具 (たいのどうぐ) もっとも大事な道具
玳皮盞 (たいひさん) 中国吉州窯で南宋時代に焼かれた天目茶碗
玳瑁 (たいまい)
当麻寺型石灯籠 (たいまじがたいしどうろう) 現存する最古の石灯籠 奈良県当麻寺金堂前
台表具 (だいひょうぐ)
台目 (だいめ) 畳の4分の1、台子の寸法だけで切った畳
大目とも
台目構え (だいめがまえ)
台目切り (だいめぎり) 茶席における炉の切り方の一つ
台目据え (だいめずえ)
台目席 (だいめせき)
台目畳 (たいめだたみ)
台目点 (だいめだて)
台目棚 (だいめだな)
台目出炉 (だいめでろ)
台目床 (だいめどこ)
台目柱 (だいめばしら)
大名茶 (だいみょうちゃ)
対流軒 (たいりゅうけん) 裏千家内にある広間
大龍宗丈 (だいりゅうそうじょう) 大徳寺第341世住持(1693〜1751)
大林宗套 (だいりんそうとう) 堺南宗寺
大炉 (だいろ) 炉の一種
高砂手 (たかさごで) 染付花入の一種
誰袖 (たがそで) 意匠の一種
高杯 (たかつき) 脚付きの杯・盤・折敷の類をいう
高取焼 (たかとりやき) 福岡県
高橋箒庵 (たかはしそうあん) 茶道美術評論家(1861〜1937)
高橋道八 (たかはしどうはち) 京都の陶家高橋氏各代の称
高樋 (たかひ) 茶杓の溝が高く盛り上がる
高蒔絵 (たかまきえ) 蒔絵の一技法
鉄刀木 (たがやさん) マメ科の喬木
高山右近 (たかやまうこん) 利休七哲、武将(1553〜1615)
宝尽くし (たからづくし) 文様の一種
抱桶 (だきおけ) 水指の一種
瀧浪手 (たきなみで) 瀬戸茶入の窯分け名の一種
薫物 (たきもの)
沢庵宗彭 (たくあんそうほう) 大徳寺第153世住持(1573〜1645)
托子 (たくし) 茶托
田口釜 (たぐちがま) 茶湯釜の一種
啄木 (たくぼく) 掛物の掛緒と巻緒に用いる平紐のこと
たく龍会 (たくりょうかい) 藪内流の茶会『茶の湯用語集』
竹釜敷 (たけかましき) 釜敷の一種
竹釘 (たけくぎ)
竹組 (たけぐみ) 竹で編んだ籠
竹田 (たけだ) →上林(かんばやし)
竹台子 (たけだいす) 台子の一種
竹流し (たけながし) 認得斎好みの菓子
武野紹鴎 (たけのじょうおう) わび茶 鴎の区は區(1502〜1555)
竹節 (たけのふし) 竹節香合・竹節高台など
竹の蓋置 (たけのふたおき) 蓋置の一種
竹花入 (たけはないれ)
竹屋町裂 (たけやまちぎれ) 名物裂の一種
箪笥 (たじ) 棚物の一種 単のツが口二つ
出し帛紗
出し服紗
(だしふくさ)『茶道用語辞典
(だしぶくさ)『茶の湯用語集』
出文机 (だしふづくえ)
只天目 (ただてんもく) 天目茶碗の一種
畳石 (たたみいし) 敷石道のこと→延段
畳擦 (たたみずれ)
畳付 (たたみつき) 器物が畳と接する部分
畳床 (たたみどこ) 床の間の一形式
畳目 (たたみめ)
立上り (たちあがり)
立杭焼 (たちくいやき) 丹波焼の一種
立口 (たちくち) 器物の口造りの一種
立炭 (たちずみ) 止炭のこと
立鶴 (たちづる)『茶道用語辞典』
(たちつる)『茶の湯用語集』
立花実山 (たちばなじつざん) 南方録の編者・福岡藩
立水 (たちみず) 茶事や茶会で客が退出する前に露地にまく水
断物 (たちもの)
立瓜 (たつうり) 祥瑞(しょんずい)型物香合
達磨形 (だつまがた) 数珠の親玉
達磨釜 (だつまがま) 茶湯釜の一種
(たて)
竪一行 (たていちぎょう) 掛物の一種。一行物のこと
堅子 (たてご) 四つ目垣に出てくる言葉
点初め (たてぞめ) 初釜
点出し (たてだし) 略式の抹茶の点て方 陰点(かげだて)
建付 (たてつけ)
竪幅 (たてふく) 丈が幅より長い掛物 竪物と同じ
伊達政宗 (だてまさむね) 仙台藩の祖(1567〜1636)
畳紙 (たとうがみ) たたみ紙の音便
棚板 (たないた)
田中鶴翁 (たなかかくおう) 江戸後期の茶人、煎茶道花月庵流の元祖
棚飾り (たなかざり)
田中仙樵 (たなかせんしょう) 明治、大正、昭和期の茶道家
棚物 (たなもの)
谷口熊之助 (たにぐちくまのすけ) 昭和初期の茶の研究家
谷焼 (たにやき) 泉州堺の豪商谷斎泉が焼いた茶陶
種炭 (たねずみ)
種壺 (たねつぼ) 古陶器の一種
田能村竹田 (たのむらちくでん) 江戸後期の文人画家
煙草入 (たばこいれ)
煙草盆 (たばこぼん)
把綿 (たばねわた) 花入の形状の一種
旅卓 (たびしょく) 棚物の一種
旅箪笥 (たびだんす) 棚物の一種
旅枕 (たびまくら) 信楽など国焼の花入の一種
玉柏手 (たまがしわで)『茶道用語辞典』
(たまかしわで)『茶の湯用語集』
瀬戸茶入の釜分けの名の一種
玉川手 (たまがわで) 瀬戸茶入の釜分けの名の一種
玉子手 (たまごで) 高麗茶碗の一種
玉章 (たまずさ) 手紙・書簡のこと
玉取獅子 (たまとりじし) 手毬をもてあそんでいる獅子の意匠
玉縁 (たまぶち)
手向山風炉 (たむけやまぶろ)
溜塗 (ためぬり) 漆塗の一種
達磨 (だるま) 禅宗の初祖
達磨堂釜 (だるまどうがま) 釜の形状
垂風帯 (たれふうたい) 本風帯とも
俵屋宗達 (たわらやそうたつ) 生没年未詳
断簡 (だんかん) 古人の筆蹟の断片
短檠 (たんけい) 灯具の一種
淡交会 (たんこうかい) 裏千家
短冊 (たんざく)
短冊箱 (たんざくばこ) 仕組箱の一種 茶道具一式を納める
檀紙 (だんし) 和紙の一種 檀(まゆみ)に樹皮からつくる
丹頂 (たんちょう) 菓子
旦入 (たんにゅう) 楽家十代(1795〜1854)
丹波焼 (たんばやき) 兵庫県
丹礬 (たんばん) 陶磁器で緑色を出すとき使用、硫酸第二銅
箪瓢形 (たんぴょうがた) 器物の形状の一種

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(ち)

(ち・ちち) 茶壷の肩につけられた耳のこと
乳足 (ちあし)(ちちあし) 器物の足の形 流線形
乳緒 (ちお) 乳縄(ちなわ)とも
違棚 (ちがいだな)
力竹 (ちからだけ)
近渡り (ちかわたり) 名物裂
竹檠 (ちくけい) 茶席用灯具
知足棚 (ちそくだな) 淡々斎好みの棚
千歳棚 (ちとせだな) 淡々斎好みの棚
千鳥板 (ちどりいた) 鱗板
千鳥茶巾 (ちどりちゃきん)
千鳥の盃 (ちどりのさかずき)
乳縄 (ちなわ)
茶飴 (ちゃあめ)
茶入 (ちゃいれ) 茶入れ
茶入荘
茶入飾り
(ちゃいれかざり)『茶道用語辞典』
(ちゃいれかざり)『茶の湯用語集』
小習事十六ヶ条の一つ
茶入三品 (ちゃいれさんぴん)
茶入四品 (ちゃいれしひん)
茶入袋 (ちゃいれぶくろ)
茶入蓋 (ちゃいれぶた)
茶入盆 (ちゃいれぼん)
茶色 (ちゃいろ)
茶請 (ちゃうけ) 茶湯の席で茶を喫する前に食べる菓子
茶臼 茶磨 茶碾 (ちゃうす) 碾茶(てんちゃ)を挽いて抹茶にする石臼で
挽臼(ひきうす)抹茶臼、唐臼
茶磨(ちゃま)、茶碾(ちゃてん)とも
茶桶 (ちゃおけ) 薄茶器の一つ(さつう)ともよむ
茶会 (ちゃかい) (ちゃえ)(ちゃのえ)とも
茶会記 (ちゃかいき) 茶会ごとの記録
茶会席 (ちゃかいせき) →懐石料理
茶掛 (ちゃがけ) 茶席の掛物の意
茶掛表具 (ちゃがけひょうぐ)
茶籠 (ちゃかご)
茶菓子 (ちゃがし)
茶化す (ちゃかす)
茶歌舞伎
(茶カブキ之式)
(ちゃかぶき)
(ちゃかぶきのしき)
茶香服(ちゃかぶき)とも
茶の産地や種類を飲み分ける遊芸
茶釜 (ちゃがま)
茶粥 (ちゃがゆ)
茶滓 (ちゃがら)
茶器 (ちゃき)
茶巾 (ちゃきん)
茶巾洗い (ちゃきんあらい)
茶巾絞り (ちゃきんしぼり)
茶巾摺 (ちゃきんずれ)
茶巾台 (ちゃきんだい) 茶巾落としともいう
茶巾盥 (ちゃきんだらい) 水屋道具の一つ
茶巾筒 (ちゃきんづつ)
茶合 (ちゃごう) 茶入に入れるお茶の量を計る容器
茶合棗 (ちゃごうなつめ) 薄茶器の一種
茶漉し (ちゃこし)
茶滓 (ちゃさい) 茶殻
茶匙 (ちゃさじ)
茶師 (ちゃし)
茶事 (ちゃじ)
茶事七式
茶事七事式
(ちゃじしちしき)
(ちゃじしちじしき)
暁、朝、正午、夜咄、不時
飯後(菓子)、跡見の茶事
茶室 (ちゃしつ)
茶渋 (ちゃしぶ)
茶じみ (ちゃじみ)
茶杓 (ちゃしゃく)
茶杓荘
茶杓飾り
(ちゃしゃくかざり)『茶道用語辞典』
(ちゃしゃくかざり)『茶の湯用語集』
小習事十六ヶ条の一つ
茶寿 (ちゃじゅ) 108歳
茶漏斗 (ちゃじょうご)
茶人 (ちゃじん)
茶数寄 (ちゃすき) 茶の湯のこと
茶摺 (ちゃすり) 茶入の蓋の裏の意
茶席 (ちゃせき)
茶筅 (ちゃせん)
茶禅一味 (ちゃぜんいちみ) 茶道と禅道の両者は不二一如であるとする説
茶筅置 (ちゃせんおき)
茶筅荘
茶筅飾り
(ちゃせんかざり)『茶道用語辞典』
(ちゃせんかざり)『茶の湯用語集』
小習事十六ヶ条の一つ
茶筅髪 (ちゃせんがみ) 昔の男女の髪型の一種
茶筅調べ (ちゃせんしらべ) 茶筅通し
茶筅摺
茶筅摺り
(ちゃせんずれ)『茶道用語辞典』
(ちゃせんずり)『茶の湯用語集』
茶筅の部分名称
茶筅立 (ちゃせんたて)
茶筅筒 (ちゃせんづつ)
茶筅通し (ちゃせんとおし) 茶筅調べ
茶筅とおじ (ちゃせんとおじ) 武者小路千家流では茶筅とおしのことを言う
茶疏 (ちゃそ) 明代の茶書
茶祖 (ちゃそ) 茶の元祖・祖先 中国では陸羽・神農
日本では栄西・栂尾(とがのお)高山寺の明恵
茶立口 (ちゃたてぐち)
茶溜り (ちゃだまり) 茶碗の部分名称
楪子 (ちゃつ) 端反りの浅い木皿
茶壺 (ちゃつぼ) 貴重なもの・呂宗壺(るそんつぼ)、真壺(まつぼ)とも
茶道 (ちゃどう) 実用茶道用語辞典(淡交社)では@(ちゃどう)
(さどう)とも
茶堂 (ちゃどう) (さどう)とも
茶頭 (ちゃどう) 実用茶道用語辞典(淡交社)では@(ちゃどう)
(さどう)とも
江戸時代、将軍家や諸大名に仕えた
茶の湯の宗匠・日本国語大辞典では
(さどう)にある
茶道頭 (ちゃどうがしら)
茶道具 (ちゃどうぐ)
茶頭役 (ちゃどうやく)
茶庭 (ちゃにわ)
茶の五名 (ちゃのごみょう)『緑茶の事典』
(ちゃのごめい)『茶業ミニ事典』
→茶の異名
茶の十格 (ちゃのじっかく) 茶事を催すに際しての心得
茶の十徳 (ちゃのじっとく)『茶道用語辞典』
(ちゃのじゅっとく)『茶の湯用語集』
茶の徳目、効用を説いた10カ条
茶の本 (ちゃのほん) 岡倉天心著 茶道論の書
茶の盛り方 (ちゃのもりかた) 茶碗や茶器に抹茶をいれること
茶の湯 (ちゃのゆ) 「茶湯」と書くときは「ちゃとう」「さとう」とも読む
茶湯一会集 (ちゃのゆいちえしゅう) 茶法書 井伊宗観(直弼)著・石州流茶人
茶湯棚 (ちゃのゆだな)
茶羽織 (ちゃばおり)
茶掃箱 (ちゃはきばこ) 水屋道具の一種
茶箱 (ちゃばこ)
茶箱点前 (ちゃばこでまえ) 玄々斎の考案による点前 雪・月・花、後に卯の花
茶鋏 (ちゃばさみ)
茶柱 (ちゃばしら)
茶飯釜 (ちゃはんがま) (ちゃめしがま)とも 釜の形状
茶篩 (ちゃふるい) 水屋道具の一種
茶篩箱 (ちゃふるいばこ)
茶箒 (ちゃぼうき)
茶焙 (ちゃほうじ)
茶坊主 (ちゃぼうず) 室町、江戸時代の武家の職名
茶盆 (ちゃぼん)
茶銘 (ちゃめい)
茶名 (ちゃめい) 宋名とも
茶飯 (ちゃめし)
茶飯釜 (ちゃめしがま) 茶湯釜の一種
茶盛式 (ちゃもりしき) 奈良の古刹西大寺に伝わる大茶盛の式
茶紋 (ちゃもん)
茶寄合 (ちゃよりあい)
茶礼 (ちゃれい) 禅院における茶の湯の礼式、ないし茶会のこと
茶碗 (ちゃわん) 茶わんは(わん)を怨の心が皿、土+完、椀の木が土
とかく場合がある
茶碗荘
茶碗飾り
(ちゃわんかざり)『茶道用語辞典』
(ちゃわんかざり)『茶の湯用語集』
小習事十六ヶ条の一つ
茶碗棚 (ちゃわんだな)
茶碗の三品 (ちゃわんのさんぴん) 一井戸・二楽・三唐津または一楽・二萩・三唐津
茶を掃く (ちゃをはく)
(ちゅう) 表装用語 中縁(ちゅうべり)
中荒穂 (ちゅうあらほ)
中央卓 (ちゅうおうじょく) 棚物の一種
中興名物 (ちゅうこうめいぶつ) 茶道具の格付け分類名称の一つ
中酒 (ちゅうしゅ) 茶事では初献の次の二献目を言う
中尊 (ちゅうそん) 主尊のことで掛物の三幅対、三具足など
中棗 (ちゅうなつめ) 薄茶器の一種
中風帯 (ちゅうふうたい) 風帯の一種
中縁 (ちゅうべり) 表装用語 中廻しとも
中廻し・中回し (ちゅうまわし) 表装用語 中縁
中門 (ちゅうもん)
銚子 (ちょうし)
彫漆 (ちょうしつ) 漆芸技法の一つ
長次郎七種 (ちょうじろうしちしゅ)
長次郎焼 (ちょうじろうやき)
手水 (ちょうず)
手水桶 (ちょうずおけ)
手水鉢 (ちょうずばち)
手水柄杓 (ちょうずびしゃく)
長生庵 (ちょうせいあん) 京都の堀内家の代表的な茶室
朝鮮伊羅保 (ちょうせんいらぼ)
朝鮮唐津 (ちょうせんからつ)
朝鮮砂張 (ちょうせんさはり) 砂張の一種
朝鮮風炉 (ちょうせんぶろ) 風炉の一種
蝶番 (ちょうつがい)
蝶々番 (ちょうちょうばん)
楮紙 (ちょし)
千代の友 (ちよのとも) 蒸羊羹
丁呂木頭 (ちょろぎがしら) 火箸の頭の形の一種
塵穴 (ちりあな)
塵打ち (ちりうち) 帛紗を清める所作
塵取 (ちりとり)
塵箸 (ちりばし)
縮緬高台 (ちりめんこうだい)
沈金 (ちんきん) 蒔絵技法の一つ
鎮信派 (ちんしんは) 石州流茶道の一派 肥前平戸の
松浦鎮信(まつうらしげのぶ)により創始
頂相 (ちんそう) 禅僧の肖像画のこと

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(つ)

堆黄 (ついおう) 堆朱の一種
堆黒 (ついこく)
堆朱 (ついしゅ) 漆芸の技法
対幅 (ついふく) 二幅で一対をなす掛物
使い服紗 (つかいふくさ) 『茶の湯用語集』
つかみ羽箒 (つかみはぼうき) (つか)みはテヘン+國
つかみ羽 (つかみばね) 羽箒(はぼうき)の一種
(つかり) 仕覆(しふく)の部分名称
『茶の湯用語集』では(つがり)
津軽塗 (つがるぬり)
突上げ窓 (つきあげまど)
月形 (つきがた) @柄杓の一種A土風呂(どぶろ)の初炭点前時
月釜 (つきがま)
次香 (つぎこう)
継色紙 (つぎしきし)
次茶碗 (つぎぢゃわん)
月点前 (つきてまえ) 茶箱点前の一種
注ぎ水指 (つぎみずさし)
次礼 (つぎれい)
蹲踞 (つくばい) 手水鉢の形式の一つ
蹲踞柄杓 (つくばいびしゃく)
突羽根 (つくばね) 名古屋市熱田の銘菓
九十九茄子 (つくもなす) 名物四茄子の一つ
付高台 (つけこうだい)
付書院 (つけしょいん)
土田友湖 (つちだゆうこ) 千家十職・袋師(ふくろし)
付床 (つけどこ)
付干し (つけぼし) 香の一種
辻玄哉 (つじげんや) 生没年未詳 玄哉の六代目が松尾宗二
辻堂 (つじどう) 香合の一種
辻与次郎 (つじよじろう) 桃山時代の釜師 阿弥陀堂釜の作者
釜に万代屋(もずや)百会霰(ひゃっかいあられ)
技法として羽落(はおち)の釜
津田宗及 (つだそうきゅう) 堺の豪商天王寺屋の惣領
津田宗及茶湯日記 (つだそうきゅう
ちゃのゆにっき)
蔦棗 (つたなつめ)
土味 (つちあじ)
土田友湖 (つちだゆうこ) 袋師土田家(千家十職の一家)初代
土見 (つちみ)
槌目かん (つちめかん) (かん)は金+丸
土物 (つちもの) 陶器のこと
筒井筒 (つついづつ) 高麗茶碗
筒釜 (つつがま)
続き薄茶 (つづきうすちゃ)
突込茶道口 (つっこみさどうぐち)
筒茶碗 (つつぢゃわん)
筒舟 (つつぶね) 竹花入の一種
鼓胴 (つづみどう) 花入の形状の一種
包み帛紗・包み服紗 (つつみぶくさ)
葛籠掛け (つづらがけ) 箱の紐の結び方の一種
角柄 (つのがら)
角木 (つのぎ)『茶道用語辞典』
(つのき)『茶の湯用語集』
古銅花入 大名物
鍔口 (つばぐち)
壺荘 (つぼかざり)
壺々 (つぼつぼ) 紋様の意匠の一種
壺々棚 (つぼつぼだな)
壺々棗 (つぼつぼなつめ)
爪紅 (つまぐれ)
爪紅台子 (つまぐれだいす)
摘み・撮み (つまみ)
摘出し (つまみだし) 器の形状の一種
(つめ) @茶席の末客A茶師
詰師 (つめし) 茶師のこと
詰筒 (つめづつ)
(つゆ)
露打ち (つゆうち)
梅雨の井 (つゆのい) 名水(京都市)
露を切る (つゆをきる)
釣釜 (つりがま)
釣香炉 (つりごうろ) 香炉の一種 実用茶道用語辞典(淡交社)
釣棚 (つりだな)
釣花入 (つりはないれ)
釣舟の花入 (つりふねのはないれ)
(つる) 釣釜をつる道具
釣る (つる)
鶴首 (つるくび)
鶴首形竹花入 (つるくびがたたけはないれ)
鶴首釜 (つるくびがま)
弦付・蔓付 (つるつき) 四滴(してき)茶器の一つ
釣瓶水指 (つるべみずさし)
徒然棚 (つれづれだな)

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(て)

(て) 茶器を分類する際に使う
出合い (であい) 客の動作の一つ
手焙 (てあぶり)
庭玉軒 (ていぎょくけん) 京都・大徳寺真珠庵にある茶室
亭主 (ていしゅ) 茶事の主催者
亭主石 (ていしゅいし)
亭主床 (ていしゅどこ)
亭主ぶり (ていしゅぶり)
定窯 (ていよう) 中国宋代の名窯(めいよう)の一つ
提梁式水指 (ていりょうしきみずさし)
手桶 (ておけ)
手鑑 (てかがみ)
手がかり (てがかり)
手瓶 (てがめ) 四滴(してき)茶器の一つ
手先 (てさき)
手燭 (てしょく)
手燭石 (てしょくいし)
出隅 (ですみ)
手手水 (てちょうず) 揉み手をして手を清める作法
鉄絵 (てつえ) 含鉄土石を使って絵付けしたもの
手付籠 (てつきかご)
手捏ね (てづくね) 手捻り(てびねり)とも
手造り (てづくり)
鉄鉢 (てつばち)
鉄瓶 (てつびん)
鉄風炉 (てつぶろ)(てつふうろ)
鉄炉 (てつろ)
手取釜 (てどりがま)
手なり (てなり)
手捻り (てびねり)
点前 (てまえ) 点茶(てんちゃ)の作法
点前座 (てまえざ)
点前畳 (てまえだたみ)
照葉 (てりは)
出炉 (でろ) 茶席の炉の切り方の一つ
手分け (てわけ)
天板 (てんいた)
田楽箱 (でんがくばこ)
天下の三名物 (てんかのさんめいぶつ) 楢柴(ならしば)肩衝・新田(にった)肩衝・初花(はつはな)肩衝
篆刻 (てんこく)
天室宗竺 (てんしつそうじく) 臨済宗大徳寺第190世住持(1605〜1667)
伝授物 (でんじゅもの)
点心 (てんしん) 禅宗用語
点炭 (てんずみ) 炭の寸法
添炭 (てんずみ) 点炭とも
伝世品 (でんせいひん)
点雪堂 (てんせつどう) 表千家の茶室の一つ 粗堂
天地 (てんち) 表装の部分名称
点茶 (てんちゃ)
碾茶 (てんちゃ)
点茶盤 (てんちゃばん)
天然忌 (てんねんき) 表千家中興の祖の追善
天然図画亭 (てんねんずえてい) 藤村庸軒遺構の茶室滋賀県近江
天然宗左 (てんねんそうさ) 表千家七代如心斎天然宗左
天王寺屋会記 (てんのうじやかいき) 堺の豪商 天王寺屋 津田宗達・宗及・宗凡
3代の茶会記録
天命釜・天明釜 (てんみょうがま) 下野国佐野庄天命に産する茶湯釜
天猫釜 (てんみょうがま)
天目 (てんもく)
天目台 (てんもくだい)
天目茶碗 (てんもくちゃわん)
天目手 (てんもくで)(てんもくて) 両方 実用茶道用語辞典(淡交社)
天祐紹杲 (てんゆうじょうこう) 大徳寺第169世住持(1586〜1666)
伝来 (でんらい)

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(と)

土居 (どい) 高台
問湯 (といゆ) 小すすぎ
(とう) 亭主・主人のこと
(どう)
道安 (どうあん) 千道安または山科道安
道安囲 (どうあんがこい) 茶室の一形式 道安座敷ともいう
道安黒 (どうあんぐろ) 千道安の好んだ黒楽茶碗
道安風炉 (どうあんぶろ)
桐蔭会 (とういんかい) 現代の茶会の一つ
唐菓子 (とうがし)
桃花坊 (とうかぼう) 長次郎作の名物楽茶碗
唐釜 (とうがま)
灯具 (とうぐ)
道具炭 (どうぐずみ)
道具畳 (どうぐだたみ) 日本国語大辞典 実用茶道用語辞典では(どうぐだだみ)
東求堂 (とうぐどう) 銀閣寺内
籐組 (とうぐみ)
闘犬釜 (とうけんがま) 茶湯釜の一種
洞庫 (どうこ) →水屋 道庫とも
道号 (どうごう) 僧侶の号のこと 法名とも
堂腰掛 (どうこしかけ)
動座 (どうざ) 席を移すこと
唐桟 (とうざん) 縞織物の一種
東山焼 (とうざんやき) 兵庫県姫路産の磁器
陶磁器 (とうじき)
胴締 (どうじめ) 器物の形状の一種
胴〆手 (どうじめで) 瀬戸茶入の釜分け名の一種
銅杓 (どうしゃく)
藤四郎 (とうしろう) 瀬戸の陶祖 
加藤四郎左衛門景正(かとうしろうざえもんかげまさ)の略称
藤四郎春慶 (とうしろうしゅんけい) 瀬戸茶入の釜分け名の一種
灯芯 (とうしん)
灯心亭 (とうしんてい) 大阪府・水無瀬神宮の境内にある茶室
唐人笠 (とうじんがさ) 器形の名称の一種
同仁斎 (どうじんさい) 銀閣寺内の書院
胴炭 (どうずみ) 道具炭の一種
胴高 (どうたか) 茶入れの形状の一種
闘茶 (とうちゃ)
胴塚手 (どうづかで) 茶入れの形状の一種
道入 (どうにゅう) 楽家三代(1599〜1656)
胴抜畳 (どうぬきだたみ)
道八 (どうはち) 高橋道八
胴張棗 (どうばりなつめ)
胴紐 (どうひも)
唐表具 (とうひょうぐ)
胴拭き (どうぶき)
東福寺 (とうふくじ) 京都東山本町・臨済宗
東福門院 (とうふくもんいん) 後水尾天皇の中宮(1607〜1678)
同朋 (どうぼう)
同朋衆 (どうぼうしゅう)
幢ほえ (どうほえ) ほえは褥の右が背 幢補(どうほ)ともいう 座敷表具
同門会 (どうもんかい) 社団法人表千家同門会の略称
東陽坊 (とうようぼう) 長次郎作の黒楽茶碗。利休七種の一つ
東陽坊釜 (とうようぼうがま) 茶湯釜の一種
燈籠・灯籠 (とうろう)
通し棚 (とおしだな) 水屋に造りつけられた棚
遠山 (とおやま) 茶壺に関する言葉『茶道用語辞典』
風炉の灰形の一種
遠山台 (とおやまだい) 三宝の一種
遠山棚 (とおやまだな) 淡々斎好みの棚
遠山灰 (とおやまばい) 灰型の一種
通り茶の湯 (とおりちゃのゆ)
解形 (ときがた)
研出蒔絵 (とぎだしまきえ) 蒔絵技法の一種
解棗 (ときなつめ)
常盤板 (ときわいた)
常盤風炉 (ときわぶろ)
兜巾 (ときん)
兜巾形 (ときんがた)
木賊垣 (とくさがき)
得全 (とくぜん) 永楽(えいらく)得全
得入 (とくにゅう) 楽家八代(1745〜1774)
徳風棗 (とくふうなつめ)
独服 (どくふく)
吐月峰 (とげっぽう) 静岡市
(とこ) 床の間
兎毫盞 (とごうさん) 禾目天目(のぎめてんもく)
床荘り七種 (とこかざりしちしゅ)
床框 (とこがまち) 日本国語大辞典 実用茶道用語辞典では(とこかまち)
床指し (とこさし)
床付 (とこつき)
常滑焼 (とこなめやき) 愛知県 室町期、真焼(まやけ)と称する
黒褐色のb器(せっき)等焼かれる のち茶陶が焼かれる
床の三体 (とこのさんたい)
床の間 (とこのま)
床柱 (とこばしら)
床縁 (とこぶち)
床前 (とこまえ)
床前畳 (とこまえだたみ)
土斎 (どさい) 宗旦に出入りの左官屋(さかんや)(1638〜1715)
土斎釜 (どさいがま) 茶湯釜の一種
綴じ目 (とじめ)
戸尻 (とじり) 戸の後ろの方
兎足 (とそく) 茶筅の古名
土壇 (どだん) 炉壇のこと
独客 (どっきゃく)
咄々斎 (とつとつさい) 裏千家にある茶室
魚屋 (ととや)
斗々屋 (ととや) 高麗茶碗の一種
飛石 (とびいし) 敷石
飛鉋 (とびかんな)
飛釉 (とびぐすり)
飛青磁 (とびせいじ)
土瓶 (どびん)
土風炉 (どぶろ)
土風炉師 (どぶろし)
砥部焼 (とべやき)
土間庇 (どまびさし) 土庇(どびさし)ともいう
止め (とめ) →切止(きりどめ)
止石 (とめいし)
留釜 (とめがま)
止炭(留炭) (とめずみ)
止節 (とめぶし)
巴かん (ともえかん) (かん)は金+丸
巴棚 (ともえだな)
巴半田 (ともえはんだ)
共裂 (ともぎれ)
共筒 (ともづつ)
共箱 (ともばこ)
共蓋 (ともぶた)
供待 (ともまち)
(とゆ) 実用茶道用語辞典 樋(ひ)ともある
日本国語大辞典では樋(とい)で
 樋(とゆ)は(とい)の変化した語とある
樋口 (とゆぐち) 実用茶道用語辞典
豊臣秀吉 (とよとみひでよし) (1536〜1598)
銅鑼 (どら)
銅鑼の打ち方 (どらのうちかた)
銅鑼の打ち残し (どらのうちのこし)
鉦鉢 (どらばち)
取合わせ (とりあわせ)
鳥居引拙 (とりいいんせつ) 六宗匠の一人
鳥摘み (とりつまみ) 器物の蓋の摘みが鳥の形
鳥の子張り (とりのこばり)
鳥耳 (とりみみ)
緞子 (どんす) 名物裂の一種 段子、純子とも書く
蜻蛉かん (とんぼかん) (かん)は金+丸
蜻蛉手 (とんぼで)
蜻蛉結び (とんぼむすび)

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