荼 | (だ) | 茶の古字 |
大雅 | (たいが) | →池大雅(いけのたいが) |
大吉 | (だいきち) | 大橘(だいきつ)に通じる音から、大柚(だいゆう)など 大きな柑橘類に対する異名 |
泰山流 | (たいざんりゅう) | 煎茶道流派 京都市 |
大潮元皓 | (だいちょうげんこう) | 江戸中後期の文人僧(1678〜1768) 関連語:化霖道龍(けりんどうりゅう)独湛(どくたん) |
大典顕常 | (だいてんけんじょう) | 江戸中後期の文人僧(1719〜1801) 関連語:淡海竺常(たんかいじくじょう)宇野明霞(うのめいか) |
台表具 | (だいひょうぐ) | 台入(だいいり)表具、台篏(だいばめ)表具 台張り(だいばり)表具ともいう 関連語:刳貫(くりぬき)表具 中廻しの裂(ちゅうまわしのきれ) |
大福餅 | (だいふくもち) | もとは太腹(ふとばら)餅といった |
載曼公 | (たいまんこう) | →独立性易(どくりゅうしょうえき) |
大明成化年製 | (たいみんせいかねんせい) | 中国明代の年号(1465〜87)成化六字銘とも |
高取焼 | (たかとりやき) | 福岡県 李朝の陶工八山(はちざん)に築窯させた |
高茄子 | (たかなす) | 唐物茶銚の形式 関連語:粗作(そさく)瓢(ふくべ)器胎(きたい) |
高橋草坪 | (たかはしそうへい) | 江戸後末期の文人(1804〜34) |
高橋道八 | (たかはしどうはち) | 江戸中後期から現代に至る京焼の陶工名(宝暦〜現代) 初代(1741〜1804)松風亭空中(しょうふうていくうちゅう) 二代(1782〜1855)仁阿弥(にんあみ) 三代(1810〜79)四代(1845〜97)華中亭(かちゅうてい) |
高久靄 | (たかひさあいがい) | 江戸後期の文人(1796〜1843) 関連語:明清画の撫倣(ぶほう)臨写(りんしゃ) |
鉄刀木 | (タガヤサン) | たがやさん マメ科の喬木・マレーシア、東インドなどに自生 関連語:赭(しゃ) |
滝津瀬 | (たきつせ) | 夏菓子につける菓子名 |
滝和亭 | (たきわてい) | 明治の南画家、文人(1832〜1901) 大岡雲峰(うんぽう)に学ぶ |
托子 | (たくす)(たくし) | 茶托ともいう 関連語:杯台(はいだい) |
鮹饅 | (たこまん) | 東京雷門の鮹松月(たこしょうげつ)で売っている四角饅頭 |
田崎草雲 | (たざきそううん) | 江戸末期から明治にかけての文人、南画家(1815〜98) |
多子 | (たし) | 柘榴(ざくろ)の異名 |
淹し茶 | (だしちゃ) | →淹茶式(えんちゃしき) |
田島万古 | (たじまばんこ) | 福島県 別名・鴫山万古(しぎやまばんこ) |
太白飴 | (たしろあめ) | 仙台熊谷屋の米飴 |
畳床 | (たたみどこ) | 畳を敷いてある床の間 |
立杭窯 | (たちくいよう) | 丹波焼の中心となっている窯 |
立原杏所 | (たちはらきょうしょ) | 江戸後末期の文人(1785〜1841) |
田中鶴翁 | (たなかかくおう) | →花月菴鶴翁(かげつあんかくおう) |
七夕 | (たなばた) | 干菓子 |
谷幹々 | (たにかんかん) | →谷文晁(たにぶんちょう) |
谷口靄山 | (たにぐちあいざん) | 幕末から明治にかけての南画家(1816〜99) |
谷口蕪村 | (たにぐちぶそん) | →与謝蕪村(よさぶさん) |
谷鉄臣 | (たにてっしん) | 幕末から明治にかけての鑑賞家、文人(1821〜1905) 如意山人(にょいさんじん) |
谷文晁 | (たにぶんちょう) | 江戸後期の代表的文人(1763〜1840) 谷本麗谷(れいこく)の長子 文晁門に遠坂文雍(とおさかぶんよう・とおざかぶんよう) 鏑木雲潭(かぶらきうんたん)岡田閑林(かんりん) |
田能村竹田 | (たのむらちくでん) | 江戸後期の代表的文人(1777〜1835)随縁居士(ずいえんこじ) 紅荳詞人(こうとうしじん)華竹幽窓(かちくゆうそう)主人 「亦復一楽帖(またまたいちらくちょう)」 「石山斎茶具図譜(せきざんさいちゃぐずふ)」 |
田能村直入 | (たのむらちょくにゅう) | 江戸末期から明治に活動した文人、南画家(1814〜1907) |
玉川 | (たまがわ) | 夏の菓子名 |
玉椿 | (たまつばき) | 姫路の名物菓子 |
淡海竺常 | (たんかいじくじょう) | →大典顕常(だいてんけんじょう) |
端渓硯 | (たんけいけん) | 硯で有名 |
団子 | (だんご) | 団粉(だんご)が正しいが愛称 |
団茶 | (だんちゃ) | 茶の一種 |
炭取 | (たんとう) | *WEB 日本国語大辞典では(すみとり)とも |
丹波小豆 | (たんばあずき) | 丹波篠山でとれる最高級の小豆、大納言 |
丹波焼 | (たんばやき) | 兵庫県 赤土部釉(あかどべゆう)*丹波焼のWEB |
丹祐 | (たんゆう) | →三国丹祐(みくにたんゆう) |
竹田 | (ちくでん) | →田能村竹田 |
竹田荘茶説 | (ちくでんそうちゃせつ) | 茶書 一冊 1830刊 田能村竹田著 『泡茶訣(ほうちゃけつ)』の国文体 |
竹林七賢 | (ちくりんのしちけん) | 魏から晋にかけて竹林で酒と文学に興じた七人の名士 阮籍(げんせき)山濤(さんとう) しゅう康(しゅうこう・しゅうは愁の火が尤、心が山) 向秀(こうしゅう)劉伶(りゅうれい)阮威(げんい)王戎(おうじゅう) |
稚兒餅 | (ちごもち) | 京都の祇園祭、長刀鉾(なぎなたぼこ)の「稚兒の社参」につくられる |
知足庵流 | (ちそくあんりゅう) | 煎茶道流派 鹿児島市 |
竹軒 | (ちっけん) | →三浦竹軒 |
千鳥 | (ちどり) | 茶席のお運びの方法 |
千鳥 | (ちどり) | 春の菓子名 |
粽 | (ちまき) | 千巻、茅巻とも書く 新粉外郎(しんこういろう)を中に笹で巻いた菓子 |
茶莚 | (ちゃえん) | 茶会、茶席の意 莚は しきもの の意 |
茶歌 | (ちゃか) | 茶の歌 盧仝(ろどう)の「茶歌」が有名 |
茶掛 | (ちゃがけ) | * |
茶か酔言 | (ちゃかすいげん) | (か)はやまいだれの中にVの火のない右側 茶書随文自筆本 一冊 1807,8年稿? 上田秋成著 『清風瑣言(せいふうさげん)』の続篇 |
茶かす入れ | (ちゃかすいれ) | 滓盂(しう)落葉壺(らくようこ)などの称もある |
茶机台 | (ちゃきだい) | 茶台、点台(てんだい)点台(だしだい)茶盤(ちゃばん)ともいう |
茶経 | (ちゃきょう) | 茶書 二冊 1758刊 陸羽著 |
茶経 | (ちゃきょう) | 茶書注釈 一冊 1948刊 森田嘉徳著 |
茶経 | (ちゃきょう) | 茶書注釈 一冊 1944刊 大内白月著 |
茶経詳説 | (ちゃきょうしょうせつ) | 茶書注釈 二冊 1774刊 大典禅師著 |
茶経煮茶法解 | (ちゃきょうしゃちゃほうかい) | 茶書注釈 一冊 1846刊 曽漸著 |
茶経評釈 | (ちゃきょうひょうしゃく) | 茶書注釈 二冊 1841刊 諸岡存著 |
茶机椀点前 | (ちゃきわんてまえ) | * |
茶巾 | (ちゃきん) | 茶巾は茗碗(みょうわん)を拭く布 盆布(ぼんきん)は托子(たくす)、点盆(てんぼん)を拭く布 |
茶巾捌き | (ちゃきんさばき) | |
茶具図譜 | (ちゃぐずふ) | 図録 一冊 1830刊 傅士然(ふしぜん)著 |
茶盞 | (ちゃさん) | *WEB |
茶史 | (ちゃし) | 茶書 一冊 1808刊 真間人著 |
茶史 | (ちゃし) | 茶書 二冊 1801刊 劉源長著 |
茶事 | (ちゃじ) | * |
茶事遍路 | (ちゃじへんろ) | 研究エッセイ 1988刊 |
茶集 | (ちゃしゅう) | 茶書 三冊 1808刊 喩政(ゆせい)著 関連語:皆川淇園(きえん)六羨歌(ろくせんか) |
茶鍾 | (ちゃしょう) | *WEB |
茶心壺 | (ちゃしんこ) | 茶入れ、茶鑵、茶壺(こ)、茶貯、葉茶器(はちゃき) 葉茶壺、茶筒(づつ)とも 関連語:版子張(はんこばり)張は貼も |
茶説図譜 | (ちゃせつずふ) | →竹田荘茶説(ちくでんそうちゃせつ)→茶具図譜(ちゃぐずふ) |
茶禅一味 | (ちゃぜんいちみ) | * |
茶氈敷 | (ちゃせんしき) | 茶具敷(さぐしき)茶具褥(さぐじょく)などの呼称も |
茶台 | (ちゃだい) | * |
茶托 | (ちゃたく) | * |
茶銚 | (ちゃちょう) | 急須、急尾焼(きびしょう)、茶柱(さちゅう)、茶瓶(ちゃへい) 茗注(みょうちゅう)とも 三大茶銚:万豊順記(ばんぽうじゅんき) 三友居(さんゆうきょ)具輪珠(ぐりんだま) |
茶銚台 | (ちゃちょうだい) | 急須台、急須盆とも 茶銚(ちゃちょう)や湯冷(ゆざまし)を置く盆 |
茶筒 | (ちゃづつ) | * |
茶亭 | (ちゃてい) | * |
茶董 | (ちゃとう) | 茶書 一冊 1758刊 夏樹芳(かじゅほう)著 関連語:翻刻(ほんこく) |
茶盃 | (ちゃはい) | *WEB |
茶箸 | (ちゃばし) | 茶ちょ(さちょ・ちょ は竹冠に助)茶夾(さきょう)竹夾(ちくきょう)とも 関連語:滓(かす)滓盂(しう)箸瓶(ちょへい) |
茶旗 | (ちゃばた) | 関連語:幡(ばん)通仙亭(つうせんてい) |
茶匙 | (ちゃひ) | * |
茶櫃 | (ちゃびつ) | *WEB |
茶ぶ台点前 | (ちゃぶだいてまえ) | * |
茶銘 | (ちゃめい) | 茶名(ちゃめい)とも |
茶量 | (ちゃりょう) | * |
中華茶書 | (ちゅうかちゃしょ) | 茶書注釈 一冊 1962刊 青木正児著 |
中国茶書全集 | (ちゅうごくちゃしょぜんしゅう) | 茶書 二冊 1987刊 布目潮風著 |
中尊表具 | (ちゅうそんひょうぐ) | 掛軸の表具の形式 大和(やまと)表具の真の草 |
中投 | (ちゅうとう) | * |
中和井 | (ちゅうわせい) | 豆落雁 |
聴雨 | (ちょうう) | →杉聴雨(すぎちょうう) |
張宇初 | (ちょううしょ) | 元末・明初の道士 文人(?〜1410) 関連語:賞翫(しょうがん) |
張希黄 | (ちょうきこう) | 清初の竹刻(たけぼり・WEB)匠 関連語:留青陽文(りゅうせいようもん)李昭道(りしょうどう) |
趙居 | (ちょうきょ) | →与謝蕪村(よさぶそん) |
張旭 | (ちょうきょく) | 中唐の文人 八世紀後期〜九世紀前期 関連語:張彦遠(ちょうげんえん)草聖(そうせい) 飲中八仙歌(いんちゅうはっせんか)韓愈(かんゆ) |
張景婉 | (ちょうけいえん) | →梁川紅蘭(やながわこうらん) |
張謙徳 | (ちょうけんとく) | 明治後期の文人(1577〜1643) |
張紅蘭 | (ちょうこうらん) | →梁川紅蘭(やながわこうらん) |
趙昆玉 | (ちょうこんぎょく) | 清代の錫師(すずし・WEB) 十七世紀後期〜十八世紀初期 関連語:趙良壁(ちょうりょうへき) |
銚座 | (ちょうざ) | 瓶敷(びんしき)瓶床(びんしょう)鑵座(かんざ)ともいう |
趙之謙 | (ちょうしけん) | 清朝後期から末期にかけての文人 (1829〜84) 関連語:ケ石如(とうせきじょ)丁敬(ていけい) |
張秋谷 | (ちょうしゅうこく) | 清代の画人 十八世紀後期 渡来清人の四大家(したいか)の一人 |
長春 | (ちょうしゅん) | 薔薇の異名 |
張照 | (ちょうしょう) | 清朝前期の文人(1691〜1745) 書は館閣体(かんかくたい)と呼ばれた |
張瑞図 | (ちょうずいと) | 明末の代表的文人(1570〜1641) |
張星栄 | (ちょうせいえい) | 清代の錫器の作者銘 十八世紀 |
張星光 | (ちょうせいこう) | 清代の錫器の作者銘 十八世紀 |
長生殿 | (ちょうせいでん) | 金沢市森八の名菓 和三盆(わさんぼん)糖入りの干菓子 |
張丑 | (ちょうちゅう) | →張謙徳(ちょうけんとく) |
趙陶斎 | (ちょうとうさい) | 江戸中期の文人 (1713〜86) 山水画は淡雅自娯(たんがじご)の小品もある |
調布 | (ちょうふ) | 献上絹を晒すことの意 やわらかい求肥(ぎゅうひ)餅を芯に小麦粉と卵を平鍋で焼いた皮で包んだ |
長方盆 | (ちょうほうぼん) | * |
重陽 | (ちょうよう) | 旧暦の九月九日 菊の節句でありそのための菓子の名 |
趙令穣 | (ちょうれいじょう) | 北宋後期の文人 十一世紀後期 |
千代の梅 | (ちよのうめ) | 加賀の千代女をしのぶ富山の名菓 薄紅の求肥の中に有平(あるへい)糖が入っている |
箸瓶 | (ちょへい) | 箸立(はしたて)とも |
千代結び | (ちよむすび) | 祝事用の菓子 |
滴露木 | (ちょろぎ・ちょうろぎ) | ボーフラの種類の名 |
稚竜 | (ちりゅう) | おさない竜 図柄 |
ち竜文茶碗 | (ちりゅうもんちゃわん) | ちは璃の左が虫 ち竜は角のない竜 図柄 |
陳遠 | (ちんえん) | 清朝に活躍した宜興窯の名工 十七世紀中期〜十八世紀中期 関連語:奥蘭田(おくらんでん)陳鳴遠(ちんめいえん)陳子畦(ちんしけい) |
沈金 | (ちんきん) | 漆器の加飾法の一種 中国では鎗金(そうきん) |
沈君用 | (ちんくんよう) | →沈士良(しんしりょう) |
陳継儒 | (ちんけいじゅ) | 明朝後期の代表的文人 巨匠(1558〜1639) 生涯無官(布衣・ほい)で過ごす 著録『茶話(さわ)』『茶薫補(ちょとうほ)』 |
陳賢 | (ちんけん) | 明末・清初の画人 十七世紀 |
陳元輔 | (ちんげんゆう) | 清朝前中期の文人 十七世紀後期 文房を沈山楼(ちんざんろう)と称す 『茶略(ちゃりゃく)』 |
陳洪綬 | (ちんこうじゅ) | 明末・清初の文人(1599〜1652) 関連語:臨模(りんも) |
陳鴻寿 | (ちんこうじゅ) | 清朝中後期の文人(1768〜1822)西冷八家(せいれいはっか)の一人 関連語:曼生壺(まんせいこ) |
陳光甫 | (ちんこうほ) | 明末・清初の宜興窯の陶工 十七世紀初 |
沈山楼茶略 | (ちんざんろうちゃりゃく) | 茶書 一冊 1870刊 |
陳師 | (ちんし) | 明代後末期の文人 十六世紀後期〜十七世紀初期 『茶考(ちゃこう)』 |
陳子畦 | (ちんしけい) | 明末ごろに活動した宜興窯茶銚の陶工 十六世紀後期 |
陳俊卿 | (ちんしゅんけい) | 明末・清初の宜興窯の陶工 十七世紀初期 |
沈士良 | (ちんしりょう) | →沈士良(しんしりょう) |
陳辰 | (ちんしん) | 明末の宜興窯の陶工 十六世紀後期〜十七世紀初期 |
陳信卿 | (ちんしんけい) | 明朝における宜興窯茶銚の陶工 十六世紀後期〜十七世紀初期 |
陳正明 | (ちんせいめい) | 明末に活動した宜興窯の陶工 十七世紀 |
沈存周 | (ちんぞんしゅう) | →沈存周(しんぞんしゅう) |
陳仲美 | (ちんちゅうび) | 明末・清初の宜興窯の陶工 十七世紀 関連語:瓜式(うりしき) |
陳貞慧 | (ちんていすい) | 明末・清初の文人(1564〜1656) 四公子(しこうし)の一人 |
陳挺生 | (ちんていすい) | 明末・清初に活動した宜興窯の陶工 十七世紀 |
沈南蘋 | (ちんなんぴん) | →沈銓(しんせん) |
陳曼生 | (ちんまんせい) | →陳鴻寿(ちんこうじゅ) |
陳鳴遠 | (ちんめいえん・ちんめいおん) | →陳遠(ちんえん) |
陳用卿 | (ちんようけい) | 明末の宜興窯茶銚の陶工 十七世紀初期 |
陳豫鐘 | (ちんよしょう) | 清朝中期の文人(1762〜1806)西冷八家(せいれいはっか)の一人 |
陳和之 | (ちんわし) | 明末に活動した宜興窯の陶工 十七世紀初期〜中期 |
堆黄 | (ついおう) | * |
堆黒 | (ついこく) | * |
堆朱 | (ついしゅ) | 関連語:筆管(ひっかん) |
通仙 | (つうせん) | 仙境に通じるの意 |
通仙亭 | (つうせんてい) | 高遊外売茶翁が初めて開いた京都の茶店 |
通天橋 | (つうてんきょう) | * |
津軽飴 | (つがるあめ) | * |
津軽煎餅 | (つがるせんべい) | * |
月の雫 | (つきのしずく) | 甲州葡萄を擂蜜(すりみつ)の中に落として固めた菓子 |
月の世界 | (つきのせかい) | 富山の名菓 |
注ぎ水差し | (つぎみずさし) | 水次薬鑵(みずつぎやかん)ともいう |
月見団子 | (つきみだんご) | * |
月餅 | (つきもち) | 月餅(げっぺい)のこと |
次礼 | (つぎれい) | お先礼とも |
土筆 | (つくし) | 早春の菓子名 |
佃心甫 | (つくだしんぽ) | 江戸後末期の文人 (1770〜1858) |
佃良甫 | (つくだりょうほ) | 江戸後期の文人 (1757〜1844) |
黄楊木 | (つげ) | 黄楊とも書く (おうようぼく)ともいう |
都籃 | (つづら) | 売茶翁愛用 |
椿椿山 | (つばきちんざん) | 江戸末期の文人 (1801〜54)琢華堂(たくかどう) |
椿餅 | (つばきもち) | 昔はつばい餅と呼んだ 今は道明寺糒(ほしい)を椿の葉二枚で押さえてある |
粒餡 | (つぶあん) | 小倉餡(おぐらあん)とも |
壺式 | (つぼしき) | * |
壺式急須 | (つぼしききゅうす) | * |
壺屋焼 | (つぼややき) | 沖縄県那覇市壺屋の陶器 関連語:荒焼(あらやき)上焼(じょうやき) |
釣鐘饅頭 | (つりかねまんじゅう) | 大阪の四天王寺の名物 |
鶴首 | (つるくび) | * |
程嘉燧 | (ていかすい) | 明朝末期の文人(1565〜1643) 李流芳(りりゅうほう)と親しく画中九友(がちゅうきゅうゆう)や 嘉定(かてい)四君子の一人に数えられる。 |
程君房 | (ていくんぼう) | 明代の代表的墨匠 (1541〜?) 子は士芳(しほう) 関連語:慷概家(こうがいか) |
丁敬 | (ていけい) | 清朝前中期の文人 西冷八家(せいれいはっか)の領袖 |
亭主 | (ていしゅ) | * |
亭主茶碗 | (ていしゅぢゃわん) | 茗主(めいしゅ)碗とも |
亭主碗 | (ていしゅわん) | →亭主茶碗 |
鄭燮 | (ていしょう) | 清朝中期の代表的文人(1693〜1765) 揚州八怪(ようしゅうはっかい)の一人 関連語:金農(きんのう)*人名 |
泥中君子 | (でいちゅうくんし) | 蓮の花の異名 |
鄭寧侯 | (ていねいこう) | 清初の宜興窯の陶工 十七世紀後期 関連語:釘彫り(くぎぼり) 渾樸(こんぼく)な味わいがない |
鼎裕 | (ていゆう) | 清朝に活躍した宜興窯の陶工 十九世紀 |
定窯 | (ていよう) | 中国宋代の名窯 関連語:覆輪(ふくりん)饒州(にょうじゅ) |
提籃 | (ていらん) | 藤や竹で編んでつくり、前茶道具一式を入れて野点を楽しむ 関連語:掛子(かけご) |
堤梁 | (ていりょう) | 上手(うわて)とも 関連語:保富良(ぼうふら)烏府(うふ)洗瓶(せんびん) |
堤梁式 | (ていりょうしき) | * |
堤炉 | (ていろ) | 竹炉(ちくろ)とも 関連語:斑竹(はんちく) |
鉄絵 | (てつえ) | * |
鉄翁祖門 | (てつおうそもん) | 幕末の文人僧 (1791〜1871) 長崎の三大南画家の一人 木下逸雲(いつうん)三浦梧門(ごもん)と併称される 関連語:江稼圃(こうかほ)村田香谷(こうこく) |
鉄崖 | (てつがい) | →富岡鉄斎(とみおかてっさい) |
鉄崖道人 | (てつがいどうじん) | →楊維禎(よういてい) |
鉄眼納豆 | (てつげんなっとう) | 玉納豆 |
鉄斎 | (てっさい) | →富岡鉄斎(とみおかてっさい) |
鉄哉 | (てっさい) | →加納鉄哉(かのうてっさい) |
鉄臣 | (てっしん) | →谷鉄臣(たにてっしん) |
鉄荘茶譜 | (てっそうちゃふ) | 茶書 二冊 1867刊 富岡鉄斎著 |
丁稚具輪 | (でっちぐりん) | 急須に名づけた |
丁稚羊羹 | (でっちようかん) | 大衆向きの蒸し羊羹 |
鉄保 | (てつほ) | 清朝中後期の文人(1752〜1824)書は劉よう(りゅうよう・ようは土+庸) 翁方綱(おうほうこう)と共に「三大家」永せい(えいせい・せいは王+星) を加えて「四大家」 関連語:懐素(かいそ) |
点前 | (てまえ) | * |
手前 | (てまえ) | 『煎茶便利帳』 |
点前座 | (てまえざ) | * |
手前座 | (てまえざ) | 『煎茶便利帳』 |
点前席 | (てまえせき) | * |
点前盆 | (てまえぼん) | * |
田園春装 | (でんえんしゅんそう) | 盛り物の創作による雅題で、梅、赤蕪(あかかぶ) 春光柑(しゅんこうかん)を盛る |
田楽 | (でんがく) | * |
展観席 | (てんかんせき) | * |
田藝こう | (でんげいこう) | こうは草冠に衡 明朝中期の文人 十六世紀 田汝成(でんじょせい)の子 著書『煮泉(しゃせん)小品』 関連語:謫仙(てきせん) |
天啓青花(華) | (てんけいせいか) | 中国明末につくられた焼き物 |
田憲 | (でんけん) | →田能村竹田(たのむらちくでん) |
田国 | (でんこく) | →岡田米山人(おかだべいさんじん) |
天寿 | (てんじゅ) | 南天の異名 |
田粛 | (でんしゅく) | →岡田半江(おかだはんこう) |
点心 | (てんしん) | * |
天仙 | (てんせん) | 「謎語画題」による盛り物の雅題 |
天仙益寿 | (てんせんえきじゅ) | 「謎語画題」による盛り物の雅題 |
天仙群居 | (てんせんぐんきょ) | 「謎語画題」による盛り物の雅題 |
天仙之寿 | (てんせんのじゅ) | 「謎語画題」による盛り物の雅題 |
天放 | (てんぽう) | →丹羽嘉言(にわかげん) |
天保渡 | (てんぽわたり) | 天保年間に輸入されたもの |
点盆 | (てんぼん) | 点前盆、手前盆ともいう |
天竜峡焼 | (てんりゅうきょうやき) | 長野県飯田市 |
天竜寺青磁 | (てんりゅうじせいじ) | 中国浙江省で焼成された青磁 |
天竜道人 | (てんりゅうどうじん) | 江戸後末期の文人僧 (1718〜1810) |
十市石谷 | (といちせっこく) | 江戸後末期の文人 (1792〜1853) 杵築(きづき)藩士 |
籐編 | (とうあみ) | * |
唐寅 | (とういん) | 明代中期の代表的文人 (1470〜1523) 関連語:祝允明(しゅくいんめい)艶麗温雅(えんれいおんが) |
陶淵明 | (とうえんめい) | →陶潜(とうせん) |
陶菓子 | (とうがし) | 米の粉、小麦粉に甘葛(あまくず)を加え油で揚げた菓子 |
陶器 | (とうき) | * |
董其昌 | (とうきしょう) | 明代後期の代表的文人 (1555〜1636) 「芸世百林の師(げいせいひゃくりんのし)」と呼ばれる。 「董体(とうたい)」「華亭派(かていは)」として君臨 |
東牛売茶 | (とうぎゅうばいさ) | 江戸後末期から明治にかけて活動した煎茶家 (1791〜1879) 関連語:来観(らいかん)梅樹軒(ばいじゅけん)魁々園(かいかいえん) 高麗橋(こうらいばし)花月菴鶴翁(かげつあんかくおう)『煎茶綺言(せんちゃきげん)』 |
道具畳 | (どうぐだたみ) | * |
董源 | (とうげん) | 五代の南唐から宋初に活躍した文人(?〜962)南宋画初期の巨匠 関連語:陳継儒(ちんけいじゅ) |
湯候 | (とうこう) | 湯かげんのこと |
豆彩 | (とうさい) | 中国の色絵磁器の一種 |
東西風物 | (とうざいふうぶつ) | 盛り物の創作による雅題。西洋の果実を取り入れ国際的な感覚で盛る |
道山餘味 | (どうざんよみ) | 盛り物の雅題で、山路での秋の余韻をあらわすもの 一例・野菊と仏手柑(ぶしゅかん) |
唐山炉 | (とうざんろ) | 涼炉のうち唐物(からもの) 唐山製(とうざんせい) |
童子 | (どうじ) | 茶席で、お運びをする人 |
童子盆 | (どうじぼん) | * |
豆青 | (とうせい) | 青磁のやや淡いもの 濃いものを豆緑(とうりょく) 竜泉窯(りゅうせんよう)で焼かれた |
ケ石如 | (とうせきじょ) | 清朝中期の文人 (1743〜1805) 関連語:ケ派(とうは)皖派(かんは) |
陶潜 | (とうせん) | 東晋の代表的文人 (365〜427) 五柳(ごりゅう)先生 関連語:詩「帰去来辞(ききょらいのじ)」「帰園田居(きえんでんきょ)」 王維(おうい)蘇軾(そしょく) |
闘茶 | (とうちゃ) | 茶銘を言いあてる遊び |
唐茶 | (とうちゃ) | 中国茶 |
胴捻 | (どうねじ) | 染付の茶碗などで、器の中ほどに捻じ模様の絵付けがしてあるもの |
東披観(看)月 | (とうばかんげつ) | 中国宗の詩人蘇東披が、月見をしている図のある器物 |
胴紐 | (どうひも) | 器物の文様 |
胴紐茶碗 | (どうひもぢゃわん) | * |
湯沸 | (とうふつ) | 湯瓶(とうびん)湯銚(とうちょう)保富良(ぼうふら)とも 関連語:黄泥(おうでい)滴露木(ちょうろぎ)椎殻(しいがら)御所柿(ごしょがき) 宝珠(ほうじゅ)横手(よこで)堤梁(ていりょう)火炉(かろ)高芙蓉(こうふよう) |
道明寺 | (どうみょうじ) | * |
東洋 | (とうよう) | 江戸後期の文人 (1752〜1839) 関連語:松村呉春(ごしゅん) 折衷派(せっちゅうは)法眼(ほうげん) |
答礼 | (とうれい) | * |
遠坂文雍 | (とおさかぶんよう) | →谷文晁(たにぶんちょう) |
常盤木 | (ときわぎ) | 粒餡(つぶあん)の煉切り(ねりきり)を焼いた菓子 |
徳化窯 | (とくかよう) | 中国の福建省徳化県にある古窯 |
独茶倶輪 | (どくさぐりん) | 煎茶界では独茶倶輪珠急須のことを言う もともと小形の硯用の水つぎらしい |
独茶倶輪珠 | (どくさぐりんだま) | 同上 |
独茶銚 | (どくさちょう) | 大きさが一人用に適している急須 |
徳山玉瀾 | (とくやまぎょくらん) | →池玉瀾(いけぎょくらん) |
独立性易 | (どくりゅうしょうえき) | 明末・清初の渡来僧 (1596〜1672) |
常滑焼 | (とこなめやき) | 愛知県常滑意市 関連語:真焼(まやけ)灰釉(かいゆう) |
床拝見 | (とこはいけん) | * |
把手 | (とって) | 取っ手 |
十時梅 | (とときばいがい) | 江戸中後期の文人 (1749〜1804) 関連語:趙陶斎(ちょうとうさい)浜田杏堂(きょうどう)磊落奇倚(らいらくきき) |
飛青磁 | (とびせいじ) | * |
砥部焼 | (とべやき) | 愛媛県伊予郡砥部町 大須賀藩主加藤泰侯(やすとき)が建窯させた |
富岡鉄斎 | (とみおかてっさい) | 江戸末期から大正にかけて活躍した文人 (1836〜1924) 関連語:百錬(ひゃくれん)小曽根剣堂(こそねけんどう)木下逸雲(いつうん) 春日潜庵(かすがせんあん)梅田雲浜(うめだうんぴん) 山中信天翁(しんてんおう)石上(いそのかみ)神宮 『鉄荘茶譜(てっそうちゃふ)』 |
銅鑼焼 | (どらやき) | 三笠とも |
取り合わせ | (とりあわせ) | * |
屠隆 | (とりゅう) | 明代後期の文人 (1542〜1605) 関連語:王衡(おうこう)『考槃餘事(こうはんよじ)』茶箋(ちゃせん) |
泥七宝 | (どろしっぽう) | * |
緞子 | (どんす) | 関連語:練糸(ねりいと)名物裂(めいぶつぎれ)帳(ちょう) |
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