茶道用語読み方辞典 な行 ()()()()(

(な)

内海 (ないかい) 茶入の形の一つ
内口切り (ないくちきり)
中板 (なかいた)
長板 (ながいた)
長板総荘り (ながいたそうかざり) 『茶道用語辞典』
長板諸飾り (ながいたもろかざり) 『茶の湯用語集』
中板の席 (なかいたのせき)
長板一つ置 (ながいたひとつおき)
長板二つ置 (ながいたふたつおき)
長緒 (ながお)
中置 (なかおき)
長押 (ながおし) 通称「なげし」
中蕪 (なかかぶら) 花入れの形状の一種
中川紹益 (なかがわじょうえき) 『茶の湯用語集』二代目からは浄益をなのる
中川浄益 (なかがわじょうえき) 千家十職・金物師(かなものし)
中釘 (なかくぎ)
中潜り (なかくぐり)
中込 (なかごめ)
流し点 (ながしだて) 特殊点前の一種
流して置く (ながしておく)
中仕舞い (なかじまい)
中仕舞いを解く (なかじまいをとく)
中立ち (なかだち)
中次 (なかつぎ) 薄茶器の一種
長棗 (ながなつめ)
中掃き (なかばき)
中箱 (なかばこ)
中柱 (なかばしら)
長火箸 (ながひばし)
中節 (なかぶし)
中蓋 (なかぶた)
長盆 (ながぼん)
中水 (なかみず)
中村宗哲 (なかむらそうてつ) 千家十職 塗師(ぬし・ぬりし)(1617〜1695)
長四畳 (ながよじょう)
長炉 (ながろ)
渚棚 (なぎさだな)
長押 (なげし) →(ながおし)
名残りの茶事 (なごりのちゃじ)
名残花 (なごりばな)
梨地 (なしじ) 蒔絵技法の一種
茄子 (なす) 花入れの形状の一種
鉈籠 (なたかご) 籠花入の一種
菜種釉 (なたねぐすり)
夏切茶 (なつきりちゃ)
夏茶碗 (なつちゃわん) 日本国語大辞典
実用茶道用語辞典(なつぢゃわん)
(なつめ)
撫肩 (なでがた) 茶入の形状の一種
名所 (などころ) 器物の各部分の名称
七つ荘 (ななつかざり)
七つ曲尺 (ななつがね)
七つ台 (ななつだい)
七斜 (ななひずみ)
名乗紙 (なのりがみ) 七事式の茶カブキ之式で用いる
鍋島焼 (なべしまやき) 肥前佐賀藩主鍋島候が焼かせた御用窯
生菓子 (なまがし)
海鼠釉 (なまこぐすり)
生海鼠手 (なまこで) 瀬戸茶入の窯分け名の一種
鯰肌 (なまずはだ) 釜肌の一種
(なみだ) 利休作の茶杓の銘
習事十三ヶ条 (ならいごとじゅうさんかじょう)
奈良晒 (ならざらし) 生平(きびら)と言う麻布を晒したもの
楢柴肩衝 (ならしばかたつき) 大名物
奈良茶粥 (ならちゃがゆ)
奈良茶碗 (ならちゃわん)
奈良風茶めし (ならふうちゃめし)
奈良風炉 (ならぶろ)
(なり)
形姿 (なり) 道具の姿形
業平棚 (なりひらだな) 徒然棚
鳴物 (なりもの)
縄簾 (なわすだれ)
南京赤絵 (なんきんあかえ)
南宗寺 (なんしゅうじ) 堺市南旅籠町・臨済宗
軟水 (なんすい)
南蛮 (なんばん)
南蛮内渋 (なんばんうちしぶ)
南蛮菓子 (なんばんがし)
南蛮花入 (なんばんはないれ)
南蛮焼 (なんばんやき) 島物
南坊宗啓 (なんぼうそうけい) 桃山時代の禅僧 茶匠 南方録の著者
南方流 (なんぽうりゅう) 茶道流派の一つ 立花流とも 立花立山により創始
南方録 (なんぽうろく) 近世の茶書
南浦紹明 (なんぼじょうみょう) 法名は大応国師(1235〜1308)
鎌倉後期の禅僧・臨済宗
南鐐 (なんりょう) 銀の異称

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(に)

煮え (にえ)
二飾り (にかざり) 棚物の点前
二閑人 (にかんじん) 器物の意匠の一種
(にしき) 二色以上の色糸で文様を織り出した布地
錦手 (にしきで)
西村道仁 (にしむらどうにん) 京釜師(1504〜1555)
西村道弥 (にしむらどうや) 京釜師西村家二代(生年未詳〜1662)
西山名所棗 (にしやまめいしょなつめ) 薄茶器の一種
二重鮟鱇 (にじゅうあんこう) 竹花入の形状の一種
二重切 (にじゅうぎり)
二重高台 (にじゅうこうだい)
二重棚 (にじゅうだな)
二重撓め (にじゅうだめ)
二重露地 (にじゅうろじ)
躙口 (にじりぐち)
躙る (にじる)
似茄子 (にたりなす) 大名物 茶入
二段石 (にだんいし)
二段肩 (にだんがた)
新田肩衝 (にったかたつき) 天下の三名物
二庭 (にてい) 内露地と外露地の並称
二度窯 (にどがま)
蜷尻 (になじり) 高台の一種
二引 (にびき)
二幅対 (にふくつい) 一双の掛物 対幅・双幅とも
二本入 (にほんいり)
二枚土器 (にまいかわらけ)
煮物椀 (にものわん)
二文字押切 (にもんじおしきり) 風炉の灰型の一種
二文字掻上 (にもんじかきあげ) 風炉の灰型の一種
二文字灰 (にもんじばい) 風炉の灰型の一種
乳 (入) (にゅう) 器の素地まで達している亀裂
二流 (にりゅう) 茶道の二つの流れ
@奈良流
A上流(かみりゅう)・三千家と
 下流(しもりゅう)・薮内家
仁阿弥道八 (にんあみどうはち) →高橋道八
人形手 (にんぎょうで) 明代の青磁の一種
仁清 (にんせい) →野々村仁清
仁清七窯 (にんせいしちよう)

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(ぬ)

(ぬえ) ノンコウ七種の中の一つ
温め湯 (ぬくめゆ)
塗師 (ぬし)(ぬりし)
布目 (ぬのめ)
布目塗 (ぬのめぬり)
(ぬめ) 朱子織の絹布の一種
濡し棚 (ぬらしだな)
塗柄 (ぬりえ)
塗師 (ぬりし) 通称「ぬし」
塗立柱 (ぬりたてばしら) 茶室内の柱の一種
塗蓋 (ぬりぶた)
塗回し (ぬりまわし)
塗回壁 (ぬりまわしかべ) 柱が見えないように丸く塗りつぶした壁
室床(むろどこ)洞床(ほらどこ)に用いられる
塗物 (ぬりもの)
ぬるき茶の湯 (ぬるきちゃのゆ)
濡釜 (ぬれがま)
ぬれ灰 (ぬればい)
濡水指 (ぬれみずさし)

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(ね)

(ねこ) 抹茶が古くなり変色したもの
猫掻 (ねこかき) 陶磁器の文様 (ねこがき)もあり
猫天命 (ねこてんみょう) 茶湯釜の一種
根来 (ねごろ) 塗り
根来塗 (ねごろぬり)
捻貫 (ねじぬき) 螺旋状の轆轤目のある焼物
捻鉢 (ねじばち)
根津青山 (ねずせいざん) 実業家(1860〜1940)
鼠志野 (ねずみしの)
根抜 (ねぬき) もっとも古い時代のもの
根太 (ねぶと)
根元 (ねもと)
煉上手 (ねりあげで) 陶磁装飾法の一種
練香 (ねりこう)
練込志野 (ねりこみしの)
練物 (ねりもの)
練湯 (ねりゆ)

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(の)

能阿弥 (のうあみ) 東山流書院茶儀の開祖
箆被釜 (のかずきがま) 茶湯釜の一種
禾目手 (のぎめで) 瀬戸茶入の窯分け名の一種
禾目天目 (のぎめてんもく) 中国福建省・天目茶碗 兎毫盞(とごうさん)とも
熨斗 (のし) 熨斗鮑(のしあわび)と同じ
熨斗台 (のしだい)
覗石 (のぞきいし)
野点 (のだて)
野点傘 (のだてがさ)
後窯 (のちがま)
後炭 (のちずみ) →後炭(ごずみ)
後のお茶 (のちのおちゃ) 酒のこと 茶人間の陰語
後昔 (のちむかし) 後昔(あとむかし)
咽頭 (のど) 茶入の部分名称
野根板張り (のねいたばり)
野々村仁清 (ののむらにんせい) 京焼の巨匠 生没年未詳
延段 (のべだん)
登窯 (のぼりかま)
登り亀棗 (のぼりがめなつめ)
登亀蒔絵花入 (のぼりがめまきえはないれ) 利休好みの二重切竹花入
飲み口 (のみくち)
野溝釜 (のみぞがま) 茶湯釜の一種
飲み回し (のみまわし)
野村得庵 (のむらとくあん) 実業家(1878〜1945)
乗石 (のりいし)
乗越石 (のりこえいし)
ノンコウ (のんこう) 楽家三代道入の通称
ノンコウ加賀七種 (のんこうかがしちしゅ) 楽道入(ノンコウ)作の優れた黒楽茶碗
ノンコウ七種 (のんこうしちしゅ)
ノンコウ後釜七種 (のんこうのちがましちしゅ)

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